当分会っていない愛媛・松山在住の兄から来訪の要請があり、お互い、いい年になったので、
「この世で会うのもこれが最後か」
半分冗談を言いながら、1泊の予定で松山に行く。
JR広島駅→広電宇品港行(比治山下経由)で朝早く宇品港に行く。
広島から船で松山に行くには
①フェリー利用(約2時間半)
②スーパージェット高速船(呉港寄港か否かによるが 約1時間15~30分)
今回は、早く行って松山城に登りたいので、②を選ぶ。
行楽シーズンのため、満席を考慮して、前日、ネットで松山行スーパージェットを予約しておいた。
宇品港には7時前に着く。船は7:30出向。宇品港には、朝7時に開くパン&コーヒーの店がある。ここで朝食と時間待ち。
定刻に宇品港出航。スーパージェットの運営会社は2つある。
石崎汽船(瑞光・祥光) 瀬戸内海汽船(宮島・道後)。できれば、Y社のもみじ饅頭を船内販売している前者に乗りたかったのだが、今回は行きも帰りも、スーパージェット「宮島」であった。
船内で無料WIFIが使えるので、Googleマップで現在地を確認しながら、時間を過ごす。
9時前に、松山観光港に着く。観光港からバスで、伊予鉄・高浜駅まで。
高浜から伊予鉄高浜線で松山市駅まで。
市駅から松山城ロープウェイ乗り場のある大街道駅までは路面電車。乗り場まで大街道を歩く。
ロープウェイで松山城に向かう。帰りは、反対側を歩いて降りるつもりなので、片道のみ。
頂上はかなり広い。
城内入場券を買う。
城壁の反り具合がかっこいい。
フリークライミングのつもりで、登る人もいるのだろうか。
いくつかの曲がり角と門を通過して、城内に入る。
天守閣に登る階段は急である。当時の城内の様子を再現するために、敢えて急なまま残しているとか。
天守閣からの眺め。
松山市街方面
右側には、いよてつ高島屋の「大観覧車くるりん」が見える。時間があれば乗ってみたい。
松山港方面
街並みを穏やかに感じるのは、高層ビルが少ないせいか。
城を出て、広場の休憩室で弁当。
食べ終わったころ、電話がかかってきた。実は、昨夜、仕事帰り、信号待ちで停車中に、後ろから追突されたのだった。よりによって、旅行の前に… 押し込まれた後輪カバーを力ずくで引き戻し、何とか自力走行して自宅まで戻った。
その事故処理のため、相手の保険会社からの電話だった。事故の詳細の報告と、代車の手配、車両修理の打ち合わせなど。
気を取り直して、下り道をたどる。
降りたところは、堀に囲まれた広い公園になっている。市民会館・美術館・図書館がそろっている。
下から見ると、城はかなり高いところにある。
さて、ここから、もうひとつみたい場所に行く。「ブラタモリ」松山編で紹介されていた、路面電車のレールが直行する交差点。伊予鉄高浜線の大手町駅前にある。堀沿いの道から、電車道に出て大手町方面に歩く。
しばらくして、交差点に到着。事前に動画で見て想像していたよりは、かなり小さめだった。
いい時間になったので、兄宅に向かう。以前の住所から引っ越しているので、場所が分かるかと、兄が心配していたが、最近は、住所さえ分かればスマホのマップを頼りの大体のところは行ける。
伊予鉄・大手町駅から、伊予鉄・横河原線:北久米駅に向かう。
午後1時頃、無事兄宅に到着。お互い老けたね。
互いの近況報告、いまだにガラケーを使用している兄夫婦にスマホの便利さを説明、などしばらく話し込んで、兄の勧める温泉にいく。
「
東道後のそらともり」 入館料¥1050とやや高めだが、浴槽は多様で、館内は広く、ゆっくりくつろげるスポットだ。
10月上旬にしては、気温も高く、汗ばむ一日でした。