2017年10月9日月曜日

松山・道後2



松山の兄宅に宿泊。早めに床について、朝早く目覚める。散歩がてら、温泉に行く。
早朝4:50から営業している、星ノ岡温泉。入浴料¥550。昨日行った「東道後のそらともり」温泉とは違い、大衆浴場の雰囲気。
一風呂浴びて、兄宅に戻り、朝食をごちそうになり、今日の観光に出かけることにする。
「もう、行くんか」
「うん、道後に行ってみたいので…」
冗談に言っていた「この世で会うのもこれが最後か」が本当に思えて、こみあげてくるものがあった。
一度振り返り、軽く手を振って、別れのあいさつとした。近くのバス停に向かう。

バスで、路面電車の大街道駅近くで下車、そこから路面電車で道後温泉まで向かう。
道後温泉駅に到着。

道後温泉商店街入り口。祭日なので、人も多い。

道後温泉本館百周年を記念して作られた「坊っちゃんカラクリ時計」。

温泉はひと歩きした後にすることにして、先に道後公園に向かう。
(道後公園は、愛媛県松山市道後町にある湯築城跡とその周辺からなる愛媛県立の都市公園である。~ウィキペディア)

まず、湯築城資料館でビデオを鑑賞。
室町・戦国時代にこの地に居を構えた河野氏の居城。われわれが知る、天守閣のある城ではなく、いわゆる山城であった。現在は、城跡のみ。有名な村上水軍の陰に隠れて知らなかったが、河野氏も強力な水軍・河野水軍をもっていたが、豊臣秀吉の四国征伐により滅亡。

そんな悲しい歴史とは別に、公園内はバザールなど、行楽客でにぎわっている。

人込みを離れて、展望台に向かう。

展望台から、道後温泉を見下ろす。

展望台を降りたところにある、子規記念博物館の前では、明治時代の着物を着たアーティストが野外コンサートを開いていた。行楽地雰囲気いっぱい。

さらに、道後温泉本館に向かう途中で、気になる坂の下を通る。
ウォーキングを続けていて、坂があると登ってみたくなる習性を身につけてしまったようだ。

いつか訪れたい香川県の金毘羅さん参りの予備訓練?と思い、階段を登る。

階段の上は、伊佐爾波(いさには)神社

さて、ようやく本命の道後温泉に向かう。
が、今回は本館ではなく、オープン間もない「飛鳥乃湯温泉」に入ることにした。
入浴料¥600~1650。大広間など休憩室使用の有無で値段が違う。また、入浴時間は1時間以内という縛りもある。今回は入浴のみ¥600。ただ、1時間の計測はどこでするのかは不明。まあ、入浴のみでそんなにいることもないが…

2日間で松山のゆったりした雰囲気に浸り(後日、松山の商店街を爆走した乗用車があったが驚きだ。)離れがたいが、船の時間もあるので、そろそろ帰路に着くことにする。また、市駅経由の伊予鉄で松山観光港に行くのだが、本日は祝日、時間が合えば、動く「坊ちゃん電車」に乗ることができる。
残念ながら、来た電車は、普通の電車。自分の乗った後のが、「坊ちゃん電車」だった。

松山観光港、来たときは時間がなかったが、帰りは待ち時間もあるので、見て回る。宇品港に比べ、おしゃれな感じ。2Fにはレストラン・テラス・ウェディング関連の店もある。職場のおみやげに「坊ちゃん団子」と「一六タルト」を買う。
喫煙所があるテラスに出る。

帰りもスーパージェット宮島。連休帰りで、乗客も多い。
午後3時過ぎに宇品港に帰る。

結果的に3回も温泉につかり、ふやけっぱなしの松山の旅でした。

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