ウォーキングでの場所の移動は、原則、自家用車以外の公共交通手段(電車・バス・船など)を利用することにしている。JR山陽線で大島大橋の袂になる山口県・大畠駅まで行く。
大畠駅から、大橋入り口まで、上り坂の車道歩道を歩いて登る。
大島大橋。全長1020m。歩いて渡る。
橋の架かる、大畠瀬戸は流れも速く、渦を巻いている。
先ほど橋を渡るときに、下の海岸沿いに遊歩道があったのが見えたので、潮の急流を見るために、大観荘の横が坂になっているので降りていくことにする。
が、降りたところで行き止まり。
元に戻り、しばらく道路沿いに歩き、町営駐車場の奥に道らしきものがあるので降りてみる。草むらの中に、入口らしきものが2つ見える。いずれにしても、下に降りる道?だろうから、左を選ぶ。
濡れた草で滑りやすいが、下まで続く道があり、下にはちゃんと鳥居もある。
海岸遊歩道を歩く。
橋梁付近は潮の流れが速い。
降りてきた場所まで遊歩道を戻る。
しばらく行くと神社があった。(大多満根神社)
ようやく1/3位まで来たかな。景色も見下ろせるほどになった。
車道とは言え、かなり狭くなってくる。道脇下を、ガサガサ、通り抜けるものがいるようだが、イノシシ?
やっと展望台下の駐車場に着く。休憩していると、車が1台上がってきた。防府から来たおじさんで、巨木を見て歩くのが趣味。ネットでここを知ったそうだが、「期待外れ」とのこと。同感。だいたい、ネットで見て想像を膨らませていったら、訪れる人もなくさびれていて、「あれ?」というパターンが多いのは確か。
ここまでの道、上り坂ではあったが、段差のない舗装道を歩くので、息切れするほどではなかった。
展望台が見える。
展望台に登る。標高263.5m。
見晴らす景色はいい。
柳井方面
大島方面
ここで、恒例のお弁当。基本的に弁当持参。
展望台を降りようとするとき、下に、バイク2人乗りの若い男女がやってきた。登山中に出会ったのは、おじさん+カップルのみ。訪れる人は少ないようだ。
iPhoneで音楽を聴きながら、ゆっくりと下山してゆく。道端の黄色い花がきれいだ。
実は、過去に一度、今もiPhoneに「花しらべ」という植物図鑑アプリをいれて、季節季節の野草花の名前を覚えようと試みるのだが、4月から初めて、いつも5月くらいで挫折する。花の特徴をつかむのが下手で、写真を撮り後で図鑑と比べても、どれがどれかが分からない。
で、この花も「名も無き花」.。
麓まで下り、また大橋を歩いて本土まで戻る。
本土について、さっき登った飯の山を見上げる。一般に、山に登るときは、足が痛かったり、息切れしたり、いまどの辺まで登ったのか… 頂上までの道のりを長く感じることが多いが、下山して、後から遠目に山を見上げると、
「ああ、あそこまで登ったのか…」
このちょっとした達成感が快い。
JR山陽線大畠駅に着いたら、電車は出たばかり。約1時間待って、帰る。
線路わきに曼珠沙華(彼岸花、この花の名前はわかる)が咲く、秋の彼岸の半日でした。
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