2018年1月7日日曜日

とびしま海道2

⇒とびしま海道1より続く

大崎下島
橋No.4 豊浜大橋 1992年11月開通 橋長543m
(橋を渡る前に豊浜から撮ったもの)

(橋を渡って、大崎下島から撮ったもの) 

無事「御手洗町並み保存地区」に到着。

休憩所向かいの駐車場に車を止めて、散策する。

レトロでいい感じの町並み。

懐かしい雰囲気の散髪屋。床屋という言葉が似合う。

ただいま営業中。

床屋に続き、時計屋。

先に歩いていくと、懐かしい!看板が見える。奥さんが、うまく開かない引き戸の鍵で苦心しておられる。

その名も「駄菓子屋玩具ミュージアム・御手洗昭和館」

覗くだけなら無料だが、中も見てみたいので、¥100値引きの特別価格¥200を払って中に入る。

懐かしいポスターなどがずらり並んでいる。西郷輝彦、吉永小百合…

毎週日曜日夜7時のテレビ、欠かさず見ていた「月光仮面」。まだ白黒の時代。風呂敷をマント代わりに遊んでいた。

その「月光仮面」の大瀬康一が、同じく主演の「隠密剣士」。忍者遊びに夢中だった。

「若乃花」とその好敵手「栃錦」。「千代の山」に「鏡里」。そして、保育園時代の自分が応援していた「吉葉山」。当時は、家にテレビがなく、近くの床屋に見に行っていた。「吉葉山」が負けると、へそを曲げて、なぜか晩御飯を食べずに親をてこずらせた。

時代は少し後になるが「巨人の星」。そして、野球盤ゲーム。今のゲームと比べると素朴なものだが、当時は夢中になって遊んだ。

奥さんに聞いてみる。
「よく集められましたね。どうやって集めたんですか?」
「主人が一人で、ネットとか使って集めました。気づいた時は手遅れでした。地元のお役にもなるかと思って…」
ご主人の趣味が昂じての「昭和館」である。奥さんも最初はいやいやの店番だったろうが、今ではまんざらでもなさそう。
それにしても、すごい数の収集品。気分はすっかり、幼年・少年時代に戻り、「昭和」を満喫した。

さらに散策を続ける。これもレトロな病院。

潮待ちの港として栄えた時代の、宿屋みたいなものか?

ここに限らず、家の軒先にはさりげなく、花と色紙が飾ってある。

波止場の先まで行ってみる。

ここで引き返し、また町並みに戻る。

町並み保存地区の中で気になっていた場所がある。「乙女座」。古い映画館だ。

入場料¥200を料金箱に入れ中に入る。座敷になっている。

懐かしい映画のタイトル。

2階もある。照明設備があるのは、映画以外にも芝居などできる、劇場として使用されるからか。
現在のようにテレビやネット動画のない時代は、娯楽の中心が映画だった。自分の育った小さな町にも、「**座」という映画館があって、にぎわっていたのを思い出す。
この町を散策しながら、少年時代の昔のことが、次から次へと思い出された。

最後に、無料の古民家に立ち寄る。
先日、竹原の「町並み保存地区」を歩いた。竹原の場合は「保存のための保存」、意識して保存してる感じがしたが、ここは、生活の風景として、自然に保存されている感じがする。
 自分としては、ここのほうが気に入った。肩に力が入っていないと言えばいいか。

次に、「歴史の見える丘公園」に来るまで車で登る。

若干離合しにくい箇所もあるが、登りやすい車道である。

駐車場から見える風景。先ほど歩いた御手洗の町並み。

駐車場から展望台までおしゃれな階段がある。

展望台から南側には、しまなみ海道の橋が見える。

北側には、後ほど渡る残りの島と橋が見える。一番右が最終地の岡村島。

駐車場まで降りて、ベンチで昼ごはんにする。

駐車場では、中年のご夫婦が、その親である老夫婦を、橋を背景に写真を撮られていた。
「もっと、**に寄って… あんたが作った橋じゃけぇ」
橋の建設工事に携わった方だろうか。
昼ごはんを終え、岡村島に向かう。




とびしま海道1 (2018. 1. 7)

2018年、今年最初の遠出ウォーキングは「とびしま海道」。尾道と今治を橋でつなぐ「しまなみ海道」が有名だが、「とびしま海道」は、広島の呉と、愛媛の岡村島まで、7つの橋で島々をつなぐルート。「しまなみ海道」は自分のところからだと、一泊して巡ることになるが、こちらは日帰りで行って来れる。そのルートの概要は、

本土-橋1-下蒲刈-橋2-上蒲刈-橋3-豊島-橋4-大崎下島-橋5-平羅島-橋6-中ノ島-橋7-岡村島

10年前に、下蒲刈の松濤園と上蒲刈の県民の浜は訪れているので、今回は、大崎下島の御手洗町並み保存地区と歴史の見える丘公園をメインに、海道の終点である岡村島まで、車で走ることにした。

朝7時前に出発。広島高速+広島呉道路(未だに、どの料金がどの区間なのかよく理解していないのだが、この区間で料金所が3つあり、ちょっと面倒臭いのだ。)を通り、呉市街から休山トンネルを抜けて、阿賀・広を通過、安芸灘大橋入り口に至る。安芸灘大橋は有料。料金所で通行料を払って橋を渡る。

下蒲刈
橋No.1 安芸灘大橋 2000年月開通 橋長1170m
(下蒲刈側から撮影)

(あとで上蒲刈北側から撮ったもの)

ここから、とびしま海道が始まる。

橋を渡ったところすぐが、白崎園。ちょっとした公園で、安芸灘を見ながら休憩、案内板を見ながらこれからめぐるコースの確認などすることができる。

真ん中右に見えるのは安芸灘大橋。

つくしん坊みたいな風変わりな彫像。

市民センターに車を止めて少し歩く。松濤園は最近、朝鮮通信使関連資料がユネスコ記憶遺産にされた。まだ開館前。

次の2枚は、前回2009年8月に来たときに撮ったもの。

辺りを少し散策する。左は蘭島閣美術館。

松濤園の裏、海辺に沿った道。

上蒲刈
次の島、上蒲刈に渡る。
橋No.2 蒲刈大橋 1979年10月開通 橋長480m
(下蒲刈側から撮ったもの)

上蒲刈は、帰りに県民の浜の「かまがり温泉に入る予定なので、行きは北側の道を通るのみ。

豊島
上蒲刈をひたすら走り、次の島、豊島に渡る。
橋No.3 豊島大橋 2008年10月開通 橋長903.2m

上蒲刈のトンネルを抜けるとすぐ橋が架かる。
(橋を渡って撮ったもの)

橋を降りて、豊島の岸辺から撮影。
ちなみに、安芸灘大橋以外は無料である。
「計画当初は安芸灘大橋と共に有料道路とする予定だったが、交通量予測と維持管理費・料金徴収にかかる人件費を勘案した結果デメリットの方が大きいと判断され、無料の一般道として開通することになった。」(ウィキペディアより)

 

豊島の北側の道を走り、豊浜の港に着く。


さて、町並み保存地区はどこかな? しばらく歩くが、それらしきものがない。漁師さんが数人道端でしゃべっているが、観光地の雰囲気はなく、聞くのもはばかられる。ちゃんと、案内板を立てておいてくれよ…
ここで大きな勘違いをしていることに気づく。ここに来るまでに「御手洗町並み保存地区」の行き先表示が何箇所かあって、やや寝不足の頭が車の運転で疲れていて、ここが御手洗と勝手に思い込んでしまったのだ。確か御手洗は、大崎下島のはず。ここは… 豊島。そうか、もうひとつ橋を渡って次の島か。

地名が、豊島・豊浜・豊町と「豊づくし」で、こんがらがる。ここで、整理しよう。 
◎島の名前:豊島(とよしま) そこにある町の名前:豊浜(とよはま)
◎島の名前:大崎下島 そこにある町の名前:豊町(ゆたかまち)
なるほど、「豊」を「とよ」と読んだり「ゆたか」と読んだりするわけか。
頭の整理がついたところで、次の島、本命の大崎下島に向かう。