⇒秋吉台・秋芳洞 1 (2018. 9.12)より続く
出発地点の展望台に戻る。修学旅行生たちの多くは、自分とは逆周りで歩いている。
時刻はすでに午後1時すぎ。結局昼ごはんにありつけず、空腹のまま、秋吉台に向かう。秋吉台観光の中心地・カルスト展望台へ行く途中の長者ヶ森・秋吉台展望台に寄る。
展望台までは歩いて登る。
秋吉台展望台。
広大な草原台地が広がる。ここからはまだ石は見えない。
草原の中を車が走る。
カルスト台地特有の起伏量の少ない丘陵が広がる。
展望台を下りて、別の道を駐車場に帰る。道路の下をくぐる。道路に上がる階段はない。
長者ヶ森に到着。
長者ヶ森:3億年前は、一帯が海だったと言われる日本最大のカルスト台地。
その広大なカルスト台地で唯一の原生林なのが長者ヶ森です。昔、この地に住んでいた長者がいつしか没落し、それから幾年月、かつての長者屋敷の跡が森になったと伝えられています。(「山口県の旅」より)
その広大なカルスト台地で唯一の原生林なのが長者ヶ森です。昔、この地に住んでいた長者がいつしか没落し、それから幾年月、かつての長者屋敷の跡が森になったと伝えられています。(「山口県の旅」より)
道はなかなか駐車場に向かわなかったが、ようやく歩き始めた場所に戻る。さっき訪れた景清洞・大正洞への遊歩道もある。
カルスト台地の中を通る道は、カルストロードと名づけられ、眺めのいい風景を見ながらのドライブは快適だ。
カルスト展望台に到着。
修学旅行の生徒たちでにぎわう。
空腹も限度に達した。カルスト台地を歩く前に何か腹に入れておかないと… 何か食べれそうなものがあるので、店に入ってみる。
うどんがあったが、店番がおばさん一人。先ほどから修学旅行生が押し寄せ大忙しで、しばらく待ってもらえるかという。 ほかに食べる処もないので、しばらく待つ。
やっとありつけた今日の昼ごはん、きつねうどん。
腹も落ち着いたところで、秋吉台見物に入る。まず展望台に上がる。
あとから歩こうと思うカルスト台地を見渡す。
手前には露出した石灰岩。
展望台から北を望むパノラマ。
展望台を下りて、カルスト台地を歩く。
これぞ秋吉台。
修学旅行生の2組が写真撮影中。生徒たちをまとめるのも大変そう。
秋吉台自然研究路、1500m。頑張って歩こう。
最初の目標地点は遠くに見える小広場。
長者ヶ原と違い、このあたりは石が多い。
最初の目標地点、記念碑が立つ。
次の目標地点に向かう。
若竹山。山といっても、小さな丘のようなもの。
若竹山の頂上? ここにも修学旅行生。
若竹山から北東方向を臨む。
出発地点の展望台に戻る。修学旅行生たちの多くは、自分とは逆周りで歩いている。
女学生たちの会話で気づいた説明文。「石にも3億年の命があります」。石を傷つけないこと、化石などを持ち帰らないこと。
展望台に戻る。 遊歩道所要時間25分。
展望台の傍に立つ、Mine秋吉台ジオパークセンター。Mineは「美祢」のローマ字表記と美祢炭鉱の Mine(炭鉱の意の英語)を掛け合わせている。この語呂合わせは傑作である。
来たときに昼ごはんを求めてここものぞいていたが、ソフトクリーム以外、食べるものはなかった。
秋吉台を眺めながら、しばし休息。
秋吉台をあとにする。天気が心配だったが、ちょうど小雨が降り出した。でも、あとは秋芳洞見物なので問題ない。
秋芳洞まで車で下りる。
秋芳洞入り口まで続くお土産店。自分の記憶の風景に比べて、ずいぶんひっそりしている。昔に比べて、観光スポットも増え、多極化しているので、来訪者数も減ったのだろう。
ここも3洞共通券で入場。他の2洞に比べて人が多い。
秋芳洞入り口。
水のきれいなコバルトブルー。
洞窟に入る。
秋芳洞:秋吉台国定公園の地下100m、その南麓に開口する日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」。ひんやりと肌をさす冷気漂う杉木立を通り抜けると、秋芳洞の入口です。洞内の観光コースは約1km(総延長は10.7kmを越え国内第2位)、温度は四季を通じて17℃で一定し、夏涼しく冬は温かく、快適に観光できます。時間が凍結したような不思議な自然の造形の数々は変化に富み、私たちの心に大きな感動を呼び起こさせてくれます。(「秋吉台国定公園 観光情報」より)
洞内は広い。
満々と水を湛える洞内河川。
秋芳洞観光スポットの定番、百枚皿。
洞内富士。積もった鍾乳石が富士山に見える。秋芳洞の鍾乳石は1cm伸びるのに150年ともいわれるから、とてつもない年月の結果の姿である。
棚田に見立てた、千町田。
天井から下がる鍾乳石のつらら。
大黒柱。天井からのつららと、地上にのびた石筍が繋がって柱上になった。
洞窟は上に伸びる。
空滝。たしかに滝のように見える。
ようやくいちばん奥に着いた。
秋芳洞のシンボル、黄金柱。
黄金なのだが、最近報道されたようにみどりがかっている。もともと闇であったところに、人口の照明が入り、植生が変化したためという。
ここから、秋芳洞へのもうひとつの入り口黒谷口と秋吉台まで上がるエレベーター口に分かれる。今日は、どちらも行かないが、確認だけする。
黒谷支洞、約300m。
ここからエレベーターで秋吉台まで上がれる。ただ、出口とカルスト展望台は少し離れている。
洞内見物を終えて入り口に戻る。
入り口付近にある、冒険コース。何百円か払って入るらしい。
上のほうに冒険コースを歩く人たちが見える。
秋芳洞出口(入り口)。洞内から写す。
秋芳洞を出る。
3洞共通券で、3つの鍾乳洞を回ったが、洞内の広さ、鍾乳石の作り出す造形の大きさと美しさ、秋芳洞は他の2洞に比べて別格だった。
さて、あとは秋芳洞から西へ、一路、於福温泉に向かう。 スマホのマップに経路を表示し、ときおり現在地を確認しながら走る。レンタカーなのでナビもあるが、地図の拡大縮小の操作方法がよく分からず、利用しなかった。
約30分で於福温泉(道の駅おふく)に到着… おそくとも午後4時半くらいには着きたいと、秋吉台を歩きながらも時間を気にして、ペースを速めて歩いた。ちょうど4時半に着いたのだが…
ここで予期せぬ事態。「本日定休日」!。道の駅なので休みはないだろうと決め付けていて、休みを確認してなかった。ノーチェックだった。他に、湯本温泉が近いのだが、北上するので、逆方向になるので不適当。他に適当なものが見つからず、今日は風呂は断念。ゆっくりとレンタカー返却地の新山口駅に向かう。
最後の温泉は不発だったが、今日もよく走り歩いた。
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