左折箇所の目印にしていた「らあめん彩龍」。少し山を歩くので、水分補給用の水を自販機で買う。
さあ、出発! と思ったら、7月の西日本豪雨のためか、通行止め。聞いてないよぉー。
急遽、別の機会にと考えていたコースに変更。このまま柳井方面に走り、室津半島スカイラインを走り、大星山の風車を見て、上関の上盛山に登ることにする。
室津半島スカイラインは、柳井から室津半島の尾根伝いに上関まで続いている。
(事前に調べておいたgoogleマップのストリートビュー)
しばらく走ると、般若時への分岐路に着く。室津半島スカイラインは左。
スカイラインといっても、1車線の質素なもの。
観音寺に着いたので、車を止めて少し歩く。
休憩所もあるので、ちょっとした観光地のようだ。
橋を渡って歩く。スカイラインはあの橋の下を通る。
さあ出発… と思ったらまたしても通行止め。迂回する道があるかと思い、側道に入ったが行き止まり。やむなく、入り口まで引き返し、上盛山に登るため上関に向かう。
188号線を柳井方面に引き返し、柳井市街に入る手前で、上関方面に曲がる。室津半島を海岸線沿いに南に走る。途中、右手に、スカイラインで行くつもりだった大星山の風車が見える。どこか登る道はないかと探してみたが、こちらから登る道はないようだ。
上関大橋を渡り、上関に着く。今年2月にバスで来ている。半年振り。急遽予定を変更したので、上盛山への登り口を詳しく調べてこなかった。とりあえず車でいけるとこまで行こうとしたが、途中で警備員に呼び止められる。
「土日以外は登れませんよ。」
「歩いては登れますか?」
「この先の登山口か、観音堂に車を置いて歩くかです。」
ということで、御汗観音堂まで狭い道を車で行くことにする。
御汗観音堂:天保3年,中島屋太郎右衛門,桂掛比丘の2人が夢の中で観世音のお告げをきき,鹿水山中から掘り出し安置したものと伝えられ,観音像が常に濡れているところから御汗観音と呼ばれている。(「山口県の旅行・観光情報 おいでませ山口へ」より)
観音堂 に車を止める。
せっかくなので、お堂まで登る。
観音堂入り口まで歩いて戻り、上盛山に歩いて登る。展望台まで1.5km。今日もかなり暑い。
遠くに上盛山展望台が見える。
「工事車両関係者以外立ち入り禁止」となっているが、合計3回の通行止め。ここで引き返すわけには行かない。まあ、誰もいないのでかまわないか。
小山の上で工事中の重機。どうやら発電用の風車を作っているようだ。
展望台に登る。上盛山、標高314m。周囲に遮るものがないパノラマビューの景色は抜群だ。苦労して登った甲斐があった。
西、室積方面、左から牛島・今年3月に行った象鼻ヶ鼻・佐古島。
北、上関方面。上関大橋が見える。
東、左から、今年6月に行った平郡島・中央は四国の佐多岬・八島。
南、右側が祝島。中央遠くは、今年7月に言った大分の国東半島。
上盛山を下りるが、柳井から来る途中、室津半島を東から西へ横切る道路沿いに、風車のある大星山に上がる道路があるのに気づいていた。また通行止めかもしれないが、だめもとで上がることにした。
大星山山頂に到着。標高438m。先ほど下から見た風力発電用の風車が見える。当然、自分ひとりかと思ったが、年配のご夫婦が先客として来ておられた。
近くまで行って見上げる。高さは約100m。かなり大きいものだ。
超スローで回っているが、こんなにゆっくりで発電できるのだろうか。
展望台に登る。展望台に滑り台があるのが面白い。
展望台から南の上関方面を臨む。
こちらの風車はかなり速く回っている。
展望台を下りる。風車の塔の直径は3~4mあるだろうか。
スカイラインをそのまま行くと、また観音寺あたりで通行止めになっているだろうから、来た方向に引き返し、上関を後にする。
大畠で上に上がり437号線を行く。途中で岩国方面に右折し、由宇温泉に行く。
近くの端を渡ると…
由宇稲荷神社がある。
橋の上から、由宇川沿いの由宇温泉。入浴料¥865。かつて旅館がたくさんあったらしいが、今はここひとつだけ。
温泉でゆっくりして、今日はこのまま変えるつもりだった。188号線を海沿いに走り、通津あたりに来た頃、以前にも見かけたことがある、高照寺山への案内を見た。時間は午後2時。どうしようかと思ったが、せっかくなので頑張って登ることにした。
(googleマップのストリートビュー)
188号線から山側に曲がってしばらくは2車線の道だが、途中からいつもの山道になる。
高照寺山への入り口、ここから曲がりくねった道を登っていく。
高照寺山グリーンパークの駐車場に到着。広い駐車場だが、もちろん自分ひとり。
案内板で順路を確認。
展望台に行く歩道があるが、草に覆われ歩きにくそうだ。
管理道と表示されている車道を行く。
高照寺山山頂と展望広場への分岐。先に展望広場に上がる。
展望広場から南を臨む。島名を書いた説明版はかすれて読みにくいが、おそらく江田島や倉橋島だろう。
展望広場から分岐点まで戻り、高照寺山山頂に登る。
高照寺山、標高645m。
見晴らしはいいとはいえない。
山頂から降りる。まっすぐ行くと先ほど歩いた展望広場へ向かう道 。
来たとき撮った案内板の写真を参考にして、下りは左折して、北側の道を行くことにする。
車道に出た。
みはらしデッキの案内。山頂からの見晴らしがよくないので、わざわざ作ったのだろうか。
「○は○しの広場」 。思うに山頂より下ってきたが、ここから見晴らせるだろうか。
とりあえず、展望台に上がってみる。
やはり予想通り、これだけぇー… 広場が見えるだけ。
先ほどから、チェーンのエンジン音が聞こえていたが、係員が作業しているようだ。
自分が山頂から歩いて下りてきたので、おじさんは驚いた様子。ここを歩く人は珍しいのだろう。玖珂からの道が通行止めになっていたことを告げると、「あの道は1年は通れないだろう。」との事。利用者も少ないので、復旧工事は後回しになるのだろう。
「いずみの広場」。各所にナントカ広場があるが、どこも荒れ果てた感じ。
車を止めている駐車場の手前、「こもれび遊歩道」の案内。ここも草ぼうぼう。ところで、さっきのおじさんたちは、山の中で作業していたがどこの草を刈っていたのだろう。おせっかいだが、こっちの草を刈ったほうが、見栄えがいいと思うのだが…
こもれび遊歩道には入らず、駐車場のベンチに寝転がり、こもれび。
さて帰路に着こうとすると、サイドミラーにバッタが止まったまま、ドアを閉めてもにげなかった。そのまま発車し、同行する。
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