2018年1月7日日曜日

とびしま海道3

残り3つの橋は
4つの島、大崎下島・平羅島・中ノ島・岡村島 にかかる
平羅橋・中の瀬戸大橋・岡村大橋
(大崎下島から、3つの橋が見える位置から撮ったパノラマ)
平羅島(無人島)
橋No.5 平羅橋 1995年8月開通 橋長98.5m 7つの橋の中でいちばん短い橋。この橋だけ「大橋」ではない。
 (大崎下島からズームで撮ったもの)

(橋を渡って撮ったもの)

中ノ島(無人島、みかん畑はあった)
橋No.6 中の瀬戸大橋 1998年10月開通 橋長251m
  (大崎下島からズームで撮ったもの)

(橋を渡って撮ったもの)

岡村島
橋No.7 岡村大橋 1995年8月開通 橋長228m
 (大崎下島からズームで撮ったもの)

(橋を渡って撮ったもの)

これで7つの橋をみんな渡ったことになる。
1.安芸灘大橋 2000年1月
2.蒲刈大橋 1979年10月
3.豊島大橋 2008年11月
4.豊浜大橋 1992年11月
5.平羅橋 1995年8月
6.中の瀬戸大橋 1998年10月
7.岡村大橋 1995年8月
1から順番に架けられたのでなく、架けやすい所・需要のある所から架けられたようだ。高速自動車道路の開通が、部分部分で始まり、最後に全線開通するのと同じ。
大崎下島と大崎上島、大崎上島と竹原、岡村島と大三島を橋で結ぶ計画もあるらしい。そうすれば、すべての島が本土と陸続きになるが、あくまで計画。しまなみ海道のようには利用客は望めないだろう。
さて、岡島大橋を渡ったところで、愛媛県に入る。

橋のたもとにある「人待ち瀬戸」。自由に鳴らせる鐘がある。むこうには、御手洗が見える。
海岸沿いに岡村港まで走る。 

いちおう観光案内板があるが、歩いている人はいない。

港周辺をぐるりして、チェックしていた岡村島のスポットに車で向かう。

最初のスポットは「ナガタニ展望台」。登り口の壁面に色あせた壁画。地元の民話を題材にしているそうな。

車で登っていくが、とても狭くてカーブも多く、各所に急こう配がある。軽自動車でかつがつ通れるが、坂道になると10年前の自分の車では「息切れ」して、止まらないか不安にある。
苦心して、展望台駐車場に到着。なんとも、奇妙な建造物だ。

展望台に登る。夜にはライトアップされるらしい。

展望台からの眺め。後から行く観音崎の向こうに、四国・今治方面が見える。

下に下りると、遊歩道がある。狭い車道よりも歩いて登る方がいいかもしれない。

下から展望台を見上げる。

特にこれといった感想も持ちようがない場所。ただ、自分以外に若者が一人、車で登ってきていて、ベンチで弁当をひろげていた。自分と同じような趣味の人か。話しかけようかと思ったが、孤独を愛する雰囲気も漂い遠慮した。
次のスポット観音崎に向かうために下るが、登ってくるバイクとすれ違う。意外と訪問者が多いじゃないか。

下の桟橋の空き地に車を止めて、観音崎まで歩く。途中で珍客がお出迎え。カメラを向けると、こちらを向いてカメラ目線…というより誰かを待っているようだ。

観音崎入口。「ご自由にお使いください」の杖を2本借りる。

この下は「サンビーチ」と呼ばれるが、ゴミが吹き溜まりいまいち。2組の母と子・親子がバーベキューをしていた。

遊歩道で観音崎に登る。

頂上に到着。杖2本の記念撮影。

周囲を一周して

塔の上まで登る。
 ♪常夜灯が点いているから、あたし泣かないわ(中島みゆき「常夜灯」)
ではなく、岬に常夜ということは、燈台として使用したものか。

下りは別の道を降りる。

春には桜の名所になるようだ。

岡村島めぐり(あまり期待していなかったが…)を終え、本日のお待ちかねスポット、「かまがり温泉」に向かうことにする。駐車場まで行く道端に、もう菜の花が咲いている。

岡村港にちょうどフェリーが入ってきたのでズームでカシャ!結構大きな船だ。先ほど見た限りでは、乗客はいなかったが…
それと、岬からここまでの帰り道、さっきの犬たちがまたカメラ目線。待ち人いまだ来たらず、のようだ。待ち人は釣りでもしているのか。まさか4匹とも捨てられたのではないだろう。

大崎下島
犬たちを心配しながら、岡村島を後にする。途中、大崎下島の「ゆたか海の駅」(フェリー乗り場)で一服し…

 上蒲刈
ひたすらとびしま海道を走り、上蒲刈・県民の浜に到着。

せっかくなので、前回来たときはなかったと思う「製塩遺跡復元展示館」(無料)を見る。

「かまがり温泉」でリラックス。入浴料¥500。

外にはさざんかが満開。

下蒲刈
温泉を出て帰路に着くが、最後に、安芸灘大橋の下蒲刈側で休憩。ちょうど橋を船が通過するところ。

安芸灘大橋が開通する前は、ここが船着き場だったようでが、フェリー航路廃止のため、使用されなくなった桟橋がある。

待合室も残っている。

駐車場が広いだけに、もの寂しさが際立つ。ちょっとした廃墟感を味わう。

とびしま海道に別れを告げ、一路帰路をたどる。てんこ盛りのコースだったので、自宅に着いたのは夕方5時を過ぎていた。

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