という経緯から、橋で繋がっている島と言い難いところもあるが、見た目には、橋で繋がっている島になっている。
昨年(2017年)春に、車で宇品島を回ったが、今回は、歩きで島を巡ることにする。宇品波止場公園の駐車場(1時間までは無料だが、今回は300円を払った)に車を止めて歩き出す。
波止場公園には、大きなモニュメントがある。1989年の「海と島の博覧会」で建造されたもので、終了後、商工センターからここに移設された。
これから歩く宇品島。
海岸沿いに遊歩道が整備されたている。
「暁橋」を渡って、宇品島に渡る。
橋を渡ったところを左折、通商プリンス通り。
宇品島の東側を南に向かって歩いている。船が見える。ここからも乗船できる航路かと思ったが、運送会社に関係した船のようである。
プリンスホテルが見える。
ホテル近くの公園で一休み。一服しながら、ふと思った。自分は何のために歩いているのだろうか。健康維持のためは味気ない。健康のためだとしても、何のために健康維持。長生き?じゃあ、なんで長生き… 思考の迷路に陥ってモヤモヤする。そして、結論。人生が1本の道なのだ。2本同時には歩けない、必ず1本を選択する。自分はずっと人生の1本の道を歩いている。先日歩いた大芝島の道は、今日の道につながっている。そして、道が最後にどこにたどり着くのか分からない。
訳のわからない哲学を?した後、プリンスホテルの前を右に曲がり
宇品灯台まで登る。
燈台まではさほど遠くない。
鳥たちの鳴き声に癒される。
頂上には駐車場があり、車でも上がれる。前回は、ここに車を止めて少し歩いた。
「大きなクスノキ」、樹齢不明。
燈台はクスノキに隠れて、全体が写せない。
灯台の下側には「宇品灯台アートタイルプロジェクト」として、各小学校の子どもが書いたタイル絵が貼ってある。
ここから、西側の海岸に下りる道があるのだが、例によって、ニャンコがカメラ目線。自分が歩いたところでは「弥栄峡」「三江線の石見川本」で、逃げない猫に出会った。結構高い確率で、猫に遭遇している。
大きなクスノキで爪を研ぎだした。
海岸へ下る。
すぐに、海が見えてくる。
海岸に下りたところ。先に東側(プリンスホテル側)に歩く。
ここを曲がって進むとプリンスホテル・海の駅があるが、前回はこのコースで歩いたので、今日は引き返す。特に見える橋は、このところよく通るようになった広島呉道路か。
この地点まで来たのは、あるパノラマ写真を撮るためだった。4つの島が1枚に収まるのは、このあたり。
(左から、金輪島・ずっと奥に江田島・峠島・似島)
似島の前をフェリーが通る。船の形からすると江田島フェリー。そして、このコースは宇品⇔切串航路。この半年のウォーキングを通じて、詳しくなった。
宇品島の西側を宇品港に向かって歩く。
港や工場が近い割に、水がきれいだ。
海食崖。縄文時代は現在よりも、海面が数m高く、波に削られてこの姿になり、その後海面の低下により、この高さになった…云々
という説明が、案内板でされている。各所にこのような案内板があり、遊歩道として整備されている。
風は強いが、身を切るほどの寒さではない。海を見ながら散策。この季節にもかかわらず、ここまでに3~4組の散策者にあった。
波の音が快い。
宇品港まであと2㎞。
「平和と自然を愛する」
きめ細かくきれいな砂浜。
出船入船。左側は石崎汽船なので広島松山フェリー宇品行、右側ははっきりしないが、松山行フェリー。
港が近くなってきた。
ここで、林の奥から、またニャンコの猫なで声。しばらく奥を探すと…
右目を葉っぱが覆ってしまい、せっかくの美形が独眼竜になってしまった。そういえば、宇品島には猫が多いと何かで読んだことがある。そして、悲しいかな猫虐待の話も…
宇品島遊歩道もここで終わり。
マンションの裏側を通り、海岸伝いに出発地点に戻る。
来た時と反対側から、橋を移す。
駐車場まで戻り、久しぶりに宇品温泉・ほの湯に寄って帰る。五日市にほの湯ができる前は、結構来ていた。
昼は、ほの湯で「ホルモンうどん」800円
今回のコース。歩き約1時間半。主役は「逃げない猫たち」でした。
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