2019年4月19日金曜日

別府 (2019. 4.19)

今後の計画として、大分県の由布岳や耶馬渓を計画している。そのときの1泊2日の2日目の予定として別府が候補になり、なにげなくマップを見ていたら、別府に行きたくなった。今回は日帰りで別府に行くことにする。別府は湯の町、温泉関係の観光地はたくさんあり、ゆっくり回れば1日ではすまないが、今回は日帰りのためポイントを絞った。午前中、別府ケーブルカーで鶴見岳に登り、午後は別府地獄めぐりをする。最後に温泉に入りる…

新幹線で小倉まで、小倉から特急ソニックで別府まで。
9:25、JR別府駅に到着。

亀の井バス湯布院線でロープウェイ乗り場に向かう。

ロープウェイ乗り場に到着。

ロープウェイ乗り場の標高は503m。標高差800mをロープウェイで登る。

これから登る鶴見岳が見える。

桜の向こうに鶴見岳。

ロープウェイに乗る。20分間隔で運行。往復¥1600。

半分を過ぎたあたり。山桜が咲いている。

約15分で、山上駅に到着。

駅前広場にある、鶴見山上権現一の宮。

ジャンボ温度計。現在の気温、15℃。

山頂まで、七福神めぐりで周遊しながら緩やかな坂を登るコースもあるが…

今日は直線のコースを選ぶ。

階段が続く。

山頂が見えてきた。

鶴見岳。標高1375m。ロープウェイ駅の標高が1300mだから、標高差75mのミニ登山になる。

山頂にある社。

かすんでいるが、東に、山頂から国東半島・別府湾・別府市街を見下ろす。

西に、近いうちに登山を計画している由布岳。

北に、鶴見岳縦走コースになる尾根。

山頂から少し下ったところ。由布岳展望所。

由布岳山頂。

由布岳山麓。約9万年前に、鶴見岳も由布岳も噴火活動を始めた火山である。両山ともに主に安山岩でできているが、溶岩の粘性の違いにより山の形状が異なる。

山頂を下りる。

ロープウェイ山頂駅上の展望所から鶴見岳を見る。

山麓にあるのは城島高原パーク。

11:20の便で下りる。

別府市内の移動はバスを利用することにしている。午後から、地獄めぐりを予定している。通常は海地獄からスタートするが、今日は最後に、海地獄近くの鬼石の湯で温泉に入るので、血の池地獄からスタートすることにしている。乗ったバスは海地獄を通ったが、あえて別府駅まで戻る。

ひとまず別府駅東口に到着。

バスガイドつきの観光バスが1日2便出ている。

昼ごはんは、駅構内のレストランでパスタを食べる。

バスの路線は複雑なので前もって調べておいた。26番線で血の池地獄に向かう。

血の池地獄から向上するコースを取る。

血の池地獄前のバス停で降りる。地獄めぐりは7ヶ所あるが、血の池地獄と竜巻地獄は、他の5ヶ所と少し離れている。地獄めぐり共通鑑賞券¥2000を買う。
地獄の名称由来:千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったといわれています。そんなところから、人々より、「地獄」と称せられるようになりました。今も鉄輪では温泉噴出口を「地獄」とよんでいます。(べっぷ地獄めぐりHPより)

広いお土産売り場を通って中に入る。

血の池地獄。
血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄で、一言で言うなら「赤い熱泥の池」です。 地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まります。(べっぷ地獄めぐりHPより)

血の池地獄爆発ケ所。昭和2年9月2日午後4時30分。高さ約220m。

遊歩道を登り山側から写す。

店の前のベンチで一服する。

龍巻地獄は血の池地獄のすぐ隣にある。
 別府市の天然記念物にも指定される間欠泉が龍巻地獄。豪快に噴き出した熱水は、屋根で止められているが約30mほど噴き出す力がある。(べっぷ地獄めぐりHPより)

30~40分間隔で、6~10分吹き上げるが、ちょうど噴き上げた後で、しばらく待つ。

待つこと20分、噴き上げが始まった。

撮影していても飛沫がとんでくる。圧巻の光景だ。

バスは海地獄まで行くと思っていたが、終点は鉄輪温泉バスセンターまで。いわゆる地獄めぐりはここが中心になる。

バス停から少し坂を登る。周囲には湯けむりが昇る。

白いヶ地獄に到着。

白いヶ地獄。
落ち着いた雰囲気の和風庭園にある池は、青みを帯びた白色をしている。これは、噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するためである。(べっぷ地獄めぐりHPより)

血の池地獄に比べ地味でひっそりしている。

湯けむりの立ち上る庭園といった感じ。

湯けむりを撮影。

続いて鬼山地獄。
 鬼山地獄は、別名「ワニ地獄」とも呼ばれている。大正12年に日本で初めて温泉熱を利用し、ワニ飼育を開始した。 現在、クロコダイル、アリゲーターなど、約70頭のワニを飼育している。(べっぷ地獄めぐりHPより)

入って正面に仁王像。

大量の湯けむりで水面は見えない。

温泉で暖かいせいか、もう藤が咲いている。昨年行った河内藤園を思い出す。

ワニ園に行く。この建物はマレーシアサラワク州の伝統建築。

ワニの赤ちゃんがいる。

檻の中でたくさんのワニが飼育されている。

完全リラックス状態。

 それでも危険な動物に違いない。

池から這い上がってくる。

鬼に見送られ、鬼山地獄を後にする。

つぎに、かまど地獄に向かうが、この辺から観光の中心エリアになる。地獄めぐり通り。

かまど地獄。
かまど地獄は、温泉湧出量、日本一の大分県別府の地獄巡りのひとつ。泉温90℃の噴気で、古来より氏神の竃門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていた事が名前の由来となっております。また1~6丁目までの地獄の見所があり、1カ所で様々な地獄を楽しめる贅沢な地獄。(かまど地獄公式HPより)

かまど一丁目。

かまど二丁目。

かまど三丁目。

かまど四丁目。

極楽コーナーには人だかり。

温泉を飲む。

温泉を吸う。

かまど五丁目。

「ハナ、ドゥル」(韓国語で、イッチ、ニー)。ガイドの元気な掛け声に導かれた元気のいい韓国人観光客が通る。

かまど六丁目。

足湯コーナーは人がいっぱい。

大かまどに見送られ、かまど地獄を後にする。

地獄めぐり通りをさらに登り、海地獄に向かう。

海地獄に到着。面積設備ともに、7つの地獄の中では最大。
今から約1200年前、貞観九年正月、鶴見岳噴火と共に出来た熱泉のひとつが海地獄です。水面が海のようなコバルトブルーに見えることからその名が付けられるようになりました。温度は約98度あり、泉脈まで深さは200メートル以上と言われています。泉質は酸性、水面が青く美しく見えるのは、温泉成分に“硫酸鉄”を多く溶解しているためです。(海地獄公式サイトより)

大きな池もあり、広い庭園になっている。

熱泉に向かう。血の池地獄同様、お土産店を通ってはいる。

店内は広い。

湯けむりが立ちこめる。

きれいなコバルトブルー。

高台に上る。

高台の上から。

青い水面を撮りたいが、なかなか全貌が撮れない。

湯けむりの隙間に鳥居。

湯けむりの量が多く、視界がさえぎられる。

熱線鑑賞を終えて、店内で一休み。

高台に温室がある。

スイレンはまだ花開いていない。

温室の前に、赤い池。血の池地獄と似ている。

青空に立ち上る湯けむり。

大池の側を通り出口に向かう。

さつきがきれいだ。

新緑の候、みどりもきれいだ。

地獄めぐりの最後、鬼石坊主地獄は海地獄のとなり。

鬼坊主地獄。
明治以降「坊主地獄」として観光施設の名所になっていましたが、一度閉鎖され新たに「鬼石坊主地獄」としてOPENしました。灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から「鬼石坊主地獄」と呼ばれる様になったそうです。(べっぷ地獄めぐりHPより)

 沸騰した熱泥の坊主頭が見える。

 ゆっくりをカメラをまわす。

 海地獄に比べ、園内は静かだ。

鬼坊主と桜。

鬼石の湯は坊主地獄のとなりだが、入口は別。

坊主地獄を下に見ながら歩く。

鬼石の湯。 内湯・展望風呂・露天風呂の3つがあり、入浴料¥620。

風呂上りに、坊主地獄を見ながらラムネを飲む。

16:30、べっぷ地獄めぐりを終え、バスで別府駅に向かう。小倉まで特急ソニックの指定席を買ったが、電車が遅れ、1便早い列車の自由席に乗った。

小倉駅で新幹線に乗り換える。最近小倉駅に来ることが多い。在来線と新幹線の乗り換え通路にある立ち食いうどんが気になっていた。今日は夕食時なので、ごぼう天うどんを食べて、広島に帰る。

今日はバスを多用したので、さほど歩くことはなかった。

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