①BS
ふーん、そうか。
間を置かず
②NHK「六角精児の呑み鉄本線」(オンデマンドで見る)
廃線まで、後4か月。よし、乗ってみよう。
ということで、他の予定を変更して、12月初めの日曜日に乗車することにした。
日帰りで帰るために、時刻・乗り継ぎを綿密に調べた。
JR廿日市 6:13 (山陽本線)
JR広島 6:57 ⇨ JR三次 8:57 (芸備線)
JR三次 10:02 ⇨ JR石見川本 12:18 (三江線)
JR石見川本 13:45 ⇨ JR江津 14:54 (三江線)
JR江津 ⇨ JR浜田 (山陰本線)
16:05 ⇨ 16:32
浜田 ⇨ 広島 (バス)
ものすごいタイムテーブルになった。
三次駅に着く。10年前に一度来たことがあるが、駅舎は新しくなっている。三江線発車まで、小1時間あるので、駅周辺を散歩。「霧の海」三次は、曇り空、寒い。
ありがとう、三江線。盛り上がっている。
三次駅に戻り、浜田までの乗車券を買う。途中何回か乗り継ぐが、途中下車OKとのこと。三江線の終点・江津行直通はなく、石見川本駅で、江津行に乗り継ぐ。10:02発。
時刻表を見る限り、江津方面は乗換便も含め、1日に5便しかない。
列車は既にスタンバイOK。
廃線が決まる前は乗客は数えるほどだったが、廃線が決まってから「三江線ブーム」。一気に客数が増え、11月紅葉の季節の日曜日は、座れないほど… という情報を得ていた。今日はどんなかな?
立ち席まではいかないが、結構な乗車率である。
4人掛けのボックス席に陣取る。相席は
①三江線の写真を撮るために、徳島から一人でやってきた、小学5年の男の子。
昨夜は、三次のホテルに泊まったそう。気合入ってる。
②福山か来られた老夫婦
中年の三江線通おじさんが、男の子に三江線の薀蓄を傾けるが、男の子はやや迷惑そうに合図地を打つ。
三江線の基礎情報
江津駅 - 三次駅間を江の川に沿って結ぶ陰陽連絡路線として、1930年代から長い期間をかけて建設されたが、全通はきわめて遅い1975年で、すでに地域間移動は道路利用に移行していた。
区間(江津駅 - 三次駅間 108.1km
駅数:35(起終点駅含) ~ウィペディアより
県境と重なる江の川に沿って走るため、走行中、何回か県境をまたぐ。そのため、広島県と島根県を行ったり来たりする。
電車は、江の川に沿って走る。時折、車窓をこする音がする。よく見ると、線路沿いの木々の小枝が電車に当たっている。保守のための費用も人員も足りないのだろう。電車は、カーブに差し掛かると極端にスピードを落とし、直線になるを思い出したようにスピードを上げる。
三江線の多くの駅は無人駅である。中でも究極の無人駅は、長年にわた利用客0人の長谷駅。何本かの電車は停車すらしない。そのことがかえって話題になり、鉄道ファンの人気スポットになっている。
(駅名が写らなかったので、この写真がどの駅かははっきりしないが、写真のGPS情報からすると、「江平駅」か)
田園から写真を撮る人がいる。畑仕事してるおばちゃんたちが手を振る。
さて、電車は三江線の駅の中でももっとも人気のある「宇都井駅」に停車。
いつの間にか車内も満席になっている。
線路の下には、三江線を撮ろうとやってきた、多くの鉄道ファンが車を止めて待ち構えている。これは、電車から自分が撮った写真。下を見下ろすほどの高い場所に駅があるため。地上から20mの高さは、日本一らしい。通称「天空の駅」
停車時間は短いため、「天空の駅」の全貌を外から撮影することはできない。あとで行くことになる、江津駅のホームに掲載してあった写真がこれ。
秋の夜にはライトアップされる。この駅についての詳しいことは ⇒ここ 美しい画像が掲載されている。
電車はひたすら江の川沿いを走る。
石見簗瀬(いわみやなせ)駅に到着。プリントして持ってきた路線図を見ると、この電車の終点「石見川本駅」まで残り3つ。
ウィキペディアのデータによると、この駅の1日平均乗車人数は、年々減少していることが分かる。(グラフ化は自分)
乗り換え駅の石見川本駅に到着する。
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