2017年12月6日水曜日

大崎上島3


 
清風館のきのえ温泉に入る前に弁当を食べることにする。あの桟橋付近(木江天満港と勘違いした所)に広い公園があったので、車で移動する。面白いものが立っている。船舶の一部か、具には分からない。風変わりな造型は、先ほどの「かもめ館」や「ふるさと資料館」シリーズのひとつか。
 
そこへ、また変わった乗り物がやってくる。これは、事前に調べていたので理解できた。
容姿のカワイイ「超小型モビリティ」は、大崎上島に設置された観光移動用の電気自動車です。県道から外れると急な坂がたくさんありますが、そんな道でもスイスイと走って行けます。前後に二人乗りの特殊な自動車なので、いつも乗っているクルマとはひとあじ違う気分で楽しめます。「超小型」といっても普通自動車に劣らない走りっぷりです。小さいけど力持ちのモビリティは島ドライブに持ってこいです。あなたのお供にモビリティを連れていってください。」(大崎上島観光ナビより)
 
3時間¥3240+保険料¥500、垂水港や清風館などで借りることができる。要自動車普通免許。
自分も最初、電車と船で島を訪れようと考えたとき、島内の移動手段として目をつけたものだった。
ご夫婦で利用されている。了解を得て、記念に車を撮影させてもらう。
「時速はどのくらいまで出ますか?」
「80kmぐらいまで出ますよ」
ご主人が、怖がる奥様に運転の手ほどきをされていた。
 
電気自動車を見送り、ベンチで昼食をとる。
 
向こうにこれから行く清風館が見える。
(カメラの露出が合っていない。先日、スマホ機種変更でご臨終を迎えたiPhone5からiPhone8にした。カメラのズーム+露出をマスターしたので、いい写真が撮れるようなるだろう。)
 
昼食を終えて、清風館に登る。写真のように、結構高いところにある。

タオル持参で、日帰り入浴料¥700。露天風呂からの眺めがいい。

付近の海でテレビドラマのロケが行われた。ホテル自体もロケに使われ、エキストラとして職員さんも出演した。
島内にホテルらしきものはここだけみたいで、「東京家族」の出演者の宿泊もここ。サイン色紙が飾ってあった。

小1時間をすごし、館を後にする。玄関先には、電気自動車が停まっていた。あのご夫婦も休憩に来られたのだろう。
館を少し降ったところには、白い小さな灯台がある。中ノ鼻灯台。
 
さて、これから帰路につくのだが、来たときの竹原~白水フェリーとは違う、大西(島西の港)~安芸津(広島県)を考えている。ここから、島の西側を回り、大西港に向かう。フェリーに乗る前に、行きたい場所がある。大崎上島と長島大橋で繋がった長島。
長島には中国電力大崎発電所があり、橋は建設資材運搬用に作られた。現在は大崎上島町が管理している。
 
車で約30分走る。大西港入り口を通り越して左折すると、長島大橋。全長402m。

橋を渡ったところには、海浜公園と展望台がある。

先に展望台に上る。

展望台の上から、大崎発電所を見る。2000年に運転を開始したがトラブルが続き2011年に休止。
その後、別の火力発電システムの実証試験施設を建設する方針に転換され、2017年に試験運転開始。

展望台から見る長島大橋。

下に降りて、マリンパークおおさき。

桟橋には釣り人が1人。

安芸津行きの大西港発フェリーは14:20。余裕を持って、港に向かう。はずだったが、着くと出港直前。切符売り場に向かう時間もなく、係りのおねえさんに料金を払う。
出港時間が変更になったのか。間に合ってよかったぁー。
持っている船の時刻表で確認すると、時間は14:10だった。変更などなく、自分のの勘違い 
だった。 佐木島での駆け込み乗船に続き、今回も駆け込み乗船で間に合う。神がかっている。船の神様、神対応?
 
船から見る長島大橋。

大崎上島が遠くなる。

安芸津から県道32を北上し、東広島・呉自動車道路(無料)→県道34→熊野道路(有料)→海田大橋・広島高速を通り帰る。

島全体の雰囲気・景観、自分の感性にマッチした、島旅でした。次は、車ではなく電車かバスを利用して来たいと思います。
 


0 件のコメント:

コメントを投稿