⇒大崎上島1より続く
ミッション1?を終え、次のミッションに向かう。映画「東京家族」のロケ地巡りだ。
ロケ地には連番が振ってあるが、とりあえずコースにあわせて回る。神峰山から広域農道を下ってきたが、寺に行く道が分からず、通り過ぎてしまい山道に入り、また引き返す。ここに来るまで結構道に迷った。
圓妙寺(えんみょうじ)。結構、高台にある。
海岸線まで降り、次のロケ地、木江天満港。(と思って撮影したのだが、実は違う港だった。木江天満港は後ほど訪れる場所にあったことに、これを書いていて気がついた。せっかくなので掲載する。この港は、清風館近くの港。どうりでマップに名前がなかった。)
本当の木江天満港。ネットで拝借。
続いて、ロケ地本命の古民家や坂道を探す。保健福祉センターに車を止め、町を歩いてみることにする。
大きな造船所があるが、それらしきものはない。
しばらく歩くと、奇妙な建物が見えてきた。中華料理屋か?
ではなく、かもめ館。何をするところだろう。入り口を探して入ってみる。シルバーのおじいさんがいた。自分以外に、訪問する人もいないだろうに、ご苦労様だ。あの五重塔みたいなのに上りたい旨を伝えると、上り口を教えてくれた。
上りきると、道路をまたぐ橋がある。
橋を渡ると、喫茶店みたいなのがあるが、もちろん、営業していない。
結局、この「かもめ館」、何の施設か理解できなかった。
しばらく、探したが、ロケ地らしいものはない。この地区ではないのだろうか。
自分が携帯してきたロケ地マップは、ピンポイントで場所を示したものではなく、アナログなもの。地名も住所もはっきりしない。
少し離れたところだが「ふれあい郷土資料館」というのがあるので、行ってみることにする。車で移動。
どうやら、大崎上島町は奇抜な建物が好きなようで、資料館の外観はこれ。
入館料¥200を払って入る。
3Fは、船の操縦席みたいになっていて、海が見下ろせる。
帰り際に、受付のおばちゃんにロケ地のことを聞いてみる。ロケ地めぐりする人はあまりいないのか、あまり詳しくなさそうだ。持ち出したのは自分の持っているマップと似た類のもの。それでも、自分が先ほど歩き回った地区より先に、岬を回ったあたりが木江地区になるらしい、ことはわかった。そこかもしれない。道は引き返すこのになるが、行ってみることにする。
木江地区まで戻り、港の近くの空き地に車を止める。
やはり、この辺が木江の中心らしい。「おと姫バス」は大崎上島島内を巡航するバス。「おと姫」にはどういう意味を持たせてあるのだろうか。
神社の前を通って歩いていく。ここも宮島と同様、厳島神社という。(宮島の厳島神社の神様が、旅の途中で立ち寄ったという伝説があると、後から調べて知った。)
ロケ地の幟を発見!
幟の横の坂道を登っていくと、やっとあった。
ここがロケに使われた坂道。
道の脇でおばちゃん2人が話をしておられるので聞いてみる。
「この辺がロケに使われたんですね。もうひとつ、古い民家があると思うんですが…」
「この坂は行き止まりだから、一番上かもしれんね。」
さらに坂を上っていく。結構急勾配の坂道だ。
また、案内板を発見。
映画に出てきたあの家だ。
誰か住んでいる気配はない。
高台にあって、海がよく見える。たしか、見下ろす海のシーンもあったような。
これでミッション2も完了。登ってきた坂道を降りていく。振り返ると、けっこう高いところにあるのがよく分かる。
下り坂の途中、先ほどのおばちゃんたちが、まだ話をしている。
「ちゃんとありました。ありがとうございました」
「ごくろうさまです」
一礼して降りていった。
車を止めた場所まで戻る前に少し町を歩く。古い家屋がいい。後から調べると、この界隈には、港で栄えた時代の古い家屋がたくさんあるようだ。今回は、ロケ地めぐりで精一杯だったので、ゆっくり見て回らなかった。次に来たときは、視点を変えて歩いてみよう。
いかにも一昔前の、田舎のよろずや(万屋)。百貨店という名前がいい。どちらかというと昔のコンビニだが…
木江港。ここにも造船所がある。
よく見ると、満潮時だろうか、海面が、地上すれすれ。これ以上海面は上がらないのだろうか。水に浸かってしまいそうな…と心配してしまうほど。
車を止めた場所から見た山。先ほど登った神峰山か。
町役場の前に、ちゃんと記念碑があった。最初に、ここで聞けば分かりやすかったかも…。
ミッション3の、きのえ温泉に向かう。
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