2019年6月23日日曜日

両子寺 (2019. 6.23)


 車で約40分。両子寺駐車場に到着。時刻は、13:25。ほぼ予定通りで回っている。

季節は紫陽花の頃。駐車場で、市の職員か、観光についてのアンケートに答える。

駐車場からいったん下り、仁王像。

足をさすると健脚になるという。明日の登山に備えてさする。

山門をくぐる。

緑の坂道を登る。

護摩堂を下から。

鐘楼を下から。

参拝料を払って入る。

書院・客殿。


奥の院までかなりの坂を登ることになる。


≪国東六郷満山の概略・・・国東天台寺院の総称≫
国東半島のほぼ中央に聳える両子山(721m)から放射状にくにさきの谷々は海岸へと広がり、約28谷を六つの里に分け、六郷と称し、この地に開かれた天台宗寺院全体を総称しして六郷満山と呼び、奈良、平安・鎌倉の昔より、宇佐八幡〈全国八幡の総本社〉の庇護と影響の下に神仏習合の独特の寺院集団と信仰が形成され、往時には半島一帯に185の寺院、洞窟、僧坊、を含めて約八百の大小の堂、また、石仏・石塔が、点在し、ほとけの里といわれる六郷満山仏教文化圏が開かれてきました。爾来約1300年間の星霜、寺院の栄枯盛衰があれども、人々の素朴な信仰は連綿として今日まで継承され、仏像・野の石仏、石造物、諸民俗的伝承行事、そして恵まれた自然の環境の中にいにしえの素朴な息吹を感じることができます。そしてほとんどの寺院の開基は仁聞(にんもん)菩薩、AD718年開創以来やがて1300年の節目を迎えんとしています。
≪両子寺の御案内≫
両子山の中腹に両子寺があります。六郷満山の中では中山本寺、すなわち山岳修行の根本道場に当たり、特に江戸期より六郷満山の総持院として全山を統括してきました。しかしながら時代の趨勢、明治初頭の神仏分離、第二次世界大戦等の法難、自然災害・人為災難等の遭遇により次第に堂宇は往時の姿を薄れてかけて来ましたが、歴代住職の懸命な精進と檀信徒の護持によりわずかながらも、面目を保ちつつ今日に至っています。
境内は瀬戸内海の国立公園、大分県史跡に編入され、全国森林浴の森百選の指定地として自然に恵まれ、四季を通じ殊に、新緑、紅葉のもみじには遠近を問わず、大勢の参拝客で賑わいます。信仰として、特に子授けの祈願所、安産・厄除け・交通・家内安全・航海安全等各種祈願や幼没水子・先祖供養等の供養が一般、檀信徒を問わず広く門戸を開放し厳修されています。(両子寺HPより)

まず、ろうそくと線香をお供え。いつまでも旅ができますように…

両子寺は子授け祈願のお寺である。

護摩堂に入る。

ここにも健脚祈願。丸い踏み台に上がって足を撫ぜる。

護摩堂の横に五重塔。

その横には、白雪姫の小人たちを彷彿とさせる、愛嬌のある神々。

坂を登る。

鬼橋を渡る。

ミニ仁王像の階段を登る。

大講堂。堂内は撮影禁止なので外観のみ。

大講堂から少し歩いた処の鳥居をくぐり…

 階段を登り…

奥の院に向かう。

奥の院。

裏に千手観音と霊水がある。

順番を待って霊水をいただく。

ここでも、ろうそくと線香で「身体健全」を祈願する。

さて、予定では奇岩の鬼の背割まで行くつもり。鎖を伝って登る道があるので向かうが…

道なき道で迷ってしまう。

鬼の背割もどきに遭遇。

実際の鬼の背割はこちら。
(ネットの画像)

 鬼の背割はあきらめて戻る。結局、奥の院の周囲を回ったようだ。道なき道で足場も悪く、かなり消耗した。

下まで降りて一休み。

両子寺を後にし、次のスポット文殊仙寺に向かおうとしたが、マップで示された経路は道が狭いので予定変更し、道の駅くにさきに先に向かう。途中、ダムの湖畔で写す。

車で約40分。道の駅くにさきに到着。ここに来る途中、消防車が追い越して行ったが、その原因は…

道の駅のすぐそばで起きた事故。どうしたら車が1回転するのだろうか。

ここに来たのは道の駅が目的でなく、お尻岩という、尻の形をした岩があるというからである。

マップではあの岬の向こうになる。

海岸沿いに歩く。

幸い道は途切れることなく続いていた。お尻岩の案内。満潮時にはお尻が隠れるとのこと。

さて、どこにあるのか。マップで現在地を確認しながら探す。

お尻岩があった。

たしかにお尻だ。思わず触ってしまった。

一帯は、静かな浜辺。

車で約40分。文殊仙寺駐車場に到着。

階段を登る。

文殊仙寺入り口。

ここにも仁王像。定番のようだ。

石段を登って行く。どのお寺でもよく登った。

ここにも鬼の背割もどき。

山門をくぐる。

本殿。
文殊仙寺:国東半島のほぼ中央に位置する文殊山 (617m) の東北側の中腹にある古刹。山号の峨眉山は、寺が所在する文殊山の別名である。日本三文殊のひとつに数えられる。また、寺では「三人寄れば文殊の知恵」の発祥の地と称している。 (ウィキペディアより)

本殿のそばに十六羅漢像。

その横を登ると、奥の院。

奥の院から本殿を見下ろす。

文殊仙寺を後にする。

今日もよく回った。当初、湯の里渓泉でひと風呂浴びるつもりだったが、その駐車場で納品業者のおじさんに、もうひとつ近くにある、あかねの郷は、サウナはないが景色は抜群だと聞く。あかねの郷に行く。

たしかに景色は抜群だ。露天風呂から山々が見える。

入浴中に、地元の話好きのおじさんに話を聞く。詳しすぎるくらいの観光情報で、すべては理解できなかったが、参考になった。

ホテルのある豊後高田に向かう途中、真玉海岸。おじさんの行っていた夕日スポット。

遮るものがない。方向からすると北九州方向か。日が沈もうとしている。

熱心にカメラを構える人。

日曜日とあって、人が集まっている。さらに、近くの道の駅周辺には、路上駐車も含めて4~50台が停まっていた。思いがけない夕日に感動し、ホテルに向かう。

豊後高田で唯一のビジネスホテルだろう、AZ豊後高田に宿泊。宿泊費\5000くらい。

ホテルに来るまで食事できそうなところもなかったので、コンビニ弁当で夕食。明日の由布岳登山に備えて早めに床に着く。(眠りは浅く、すぐ目が覚めるが…)

本日のマップ。


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