2017年11月11日土曜日

音戸(2017.11. 11)

大島大橋に続き、歩いて橋を渡るシリーズ第2弾。今回は、音戸大橋。
音戸第2大橋ができる前に、一度来たことがあるが、ずいぶん変わっていることだろう。
音戸第2大橋を歩いて渡り、旧音戸大橋(ループ橋)を渡って本土に戻り、音戸の瀬戸公園・日招き岩がある頂上まで登り、帰りに音戸温泉「汐音(しおん)」に入って帰るコースを考えた。
JR呉駅まで電車、呉駅からバスで、音戸第2大橋のたもとのバス停、警固屋(けごや)中学校前で降りる。ウォーキング開始。


警固屋中学校の横の坂を登って、階段を上がると、
 
音戸第2大橋の入り口に出る。強風は吹いていないので、OK。

美しい橋だ。

全長492m。歩いて渡る。

橋上からの眺めもいい。(呉方面)

橋を渡ったところに(島側)休憩所がある。どうやら「ひまねき」が一帯のキャッチフレーズのようだ。

歩道橋の上から、大橋を見下ろす。車の行き来が結構多い。
 
下まで降りて、海岸沿いに、ループ橋まで歩く。さっき渡った第2大橋を下から見上げながら、
 
ループ橋に向かう。
 
「音戸渡船」が見える。片道¥70で乗れるそう。
『急潮と行き交う船の多さで知られる音戸の瀬戸90mを片道3分で結ぶ日本一短い定期航路。時刻表はなく、午前5時半から午後9時まで運航しています。一人でもお客が乗ればすぐに出港し、また、対岸の桟橋に人が見えればすぐに迎えに来てくれます。建造から50年以上になる、長さ9m、定員50名の木造船が、音戸の瀬戸を軽快に往来しています。』(呉市HPより)

ということだが、橋ができた今、乗る人もあまりいないようだ。

ループ橋のたもとに着く。

音戸の瀬戸を広島⇔松山のフェリーが行き来する、ツーショットが撮れた。
 
この付近、古い町並みが残っている。
 
「観光会館うずしお」の前には「清盛塚」がある。音戸の瀬戸を1日で開削したと伝えられる平清盛を称えるもの。宮島もそうだが、音戸も清盛ゆかりの地。2012年NHK大河ドラマ「平清盛」のロケにも、この近くの安浦の海で行われたらしい。

「観光会館うずしお」に立ち寄ってみる。

こんな展示物もあった。髪の毛がなくて寒そう。かつて、自分も使用したことのある人体造形ソフトPoserの初期バージョンでは髪の毛が作れなかった。これを見て、そんなことを思い出した。

大河ドラマ「平清盛」の出演者のサイン色紙の展示もあった。(撮影禁止の禁を破り、カシャ!)
 
ループ橋を渡り、本土に戻る。

螺旋を登っていくが、第2大橋と違い歩行専用路はない。道の端を歩いていく。

 
本土側の音戸の瀬戸公園に到着。ここから、本日のウォーキング「山の部」に入る。
 
少し登ったところから。さっき歩いて渡ったループ橋。いい眺めだ。

こちらは、第2大橋。
 
高烏台に登る。
 
山道を歩くこと、約20分。
 
頂上の公園入り口に到着。

江田島もそうだが、瀬戸内このあたり一帯、航路を見張るためか、高台には砲台跡地が多い。

頂上には、清盛の銅像が立つ。清盛は音戸の瀬戸の開削工事の現場監督だったわけだ。

 
ここから少し降ることになるが、「日招き岩」まで降りる。

これが日招き岩。真ん中に見える、2つの窪みが清盛の足跡。その上に小さな窪みがあるのだが、杖の跡… との説明がある。(ホンマカイナ、誰か、のみで彫ったんとちゃうか?清盛ファンの方に叱られそう)
 潮の流れの激しい音戸瀬戸の工事に当たり、1日で手早く済ませるため、清盛はここに立って、黄金の扇で沈もうとする夕日を扇ぎ上げ、1日を長くしたとの伝説。
いわば、意図的に残業時間を捏造したわけで、働くものにしてはたまったもんじゃない。働いても働いても、日は沈まず終わらない仕組み。「働き方改革」に逆行する行為。(またまた、清盛ファンの方に叱られそう)

まあ、このあたりは清盛づくしで、

清盛を祭る神社。
 
これは何だったかな。(展望台?)
 
また、頂上に戻る。
 
野外テーブルで、お弁当。また、同じ弁当だ。(だいたい、セブンイレブンで買ってくるので、マンネリになってしまうのです。弁当の種類、どこに行っても同じだなぁ。まあ、のり弁は好きだけど…)
 
日が高くなって、頂上広場には子供たちと遊ぶお母さん。展望台には、若い男女の2人連れ。
行楽地らしくなってきた。
 
昼食後、展望台から見下ろす景色。
音戸・倉橋島方面
 
音戸大橋
 
 
さて、お待ちかねの温泉。ずっと降ったところにある。ここでも、清盛アピール。
 
 汐音~音戸うずしお温泉~。サウナ露天風呂付・大人¥700
 
一風呂浴びて、またバス+電車で帰る。呉駅前の黄葉もいい感じでした。
 
 
 

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