2017年11月27日月曜日

佐木島1(2017.11.27)

2017.11.27、三原沖の佐木島に行ってきた。
JR廿日市5:20 JR三原7:10
三原港7:27発 

三原港は細長く、いかにも人口港のような感じ。

フェリー乗客は、自分をいれて6人のおじさんのみ。

 およそ25分で佐木島鷺港に着く
佐木島は、
​人口:776人(2015年3月31日現在)
戸数:429戸
高齢化率:57.4%
地区:佐木・須ノ上・向田地区
小佐木島(隣にある小さな島、1日に船3便)
2017年現在人口7人(ここにも人が住んでいる!おそらくお年寄り)

そもそも、なぜこの島に行こうと思ったのか…
最近、瀬戸内の島(特に目立たない小さな島々)に興味があって、Googleマップで見ていても
「この小さな島の名前はなんだろう。人は住んでいるのか。何人くらい住んでいるのか。学校はあるのか。島に行く船は?」
などなど、いろいろ想像してしまう。
広島湾にも、一日3便の小型船が運航している有人島の金輪島 。
2億円出せば購入できる無人島の峠島。
など、調べていくと結構面白い。
で、Googleマップで因島周辺を見ていて、この島が目に止まったというわけ。

地図を整理しておくと



 西が竹原方面 北が三原 東に因島 南に瀬戸田のある生口島 四方を本州と島に囲まれている。
今回は、海岸沿いを歩き、標高279mの「太平山」に登る予定。

観光地化されてない場所にいく時は、地図や交通機関の有無・時刻表を念入りに調べていくが(それがまた楽しみの一つでもある)、
太平山に登るには
●健脚コース 鷺港からすぐの狗山登山口から入り、狗山~太平山を峰伝いに歩くコース。
●一般コース 幸神登山口から入り 太平山だけに上るコース
の2通りがあるらしいが、健脚でない自分は、一般コースを選んだ。

左に行くと健脚コース、自分は右の太平山登山口(一般コース)に向かう。

廃屋がある道路を歩いていくと

海辺に出る。(見えているのは竹原・呉方面)

しばらくすると、太平山登山口に着く。

みかん畑沿いに歩いて行くと、分かれ道に出た。さて、どちらにいくか。地図を見てもよくわからない。方向からして右のほうが山頂に向かっている気がするので、右の道に進む。

また廃屋。人口が減っていったんだろうな。

あれ、行き止まり。無理をせず引き返す。

先ほどの分岐点にもどり、左側に進んでいくと
安心て進んでいく。

しばらくは平坦な道だが、次第に坂が急になり、道も草木に覆われてくる。歩いている道が本当に登山道かと不安になる。こういう観光地化されていないところを歩くときは、ネットで詳しく調べ予備知識をいれてくるのだが、自分の思い描いていたものと違い、荒れ果てたところが多い。
ここも、訪れる人はほとんどいないようだ 。だが、よく見ると、行く先の木々の枝に、赤や青のビニール紐が巻いてある。
 どうやら、正規の順路をたどっているようだ。

坂が急になると、いつものことだが動悸が激しく足も痛くなる。 休み休み登る。昨日、自宅近くの靴屋(閉店在庫一括処分~で半額)で新調したスニーカーを記念に撮影。

プリントしてきた登山図を案内に登っているのだが、今どの辺まで来ているのかわからない。
そろそろ「みはらし台」に着く頃なのだが…
思ったより登っていないようだ。
息切れしながらゆっくり進んでいくと


みはらし台(「みはらし」を「見晴らし」、漢字でなく敢えてひらがなにしているのは「三原市」と掛けているのだろうか?)からの眺め。正面は本土、左側が彦根島。

また、しばらく歩くと「千畳敷」(よくある名前のひとつ)だが、どこに千畳あるのか分からない。
左手に、あの方向を示すビニール紐が巻いてある。指示に従い進む。

 例の健脚コースとの合流点。ようやく手持ちの地図と、実際の地形が一致した。頂上まであともう少し。

最後の急な坂道。

やっと頂上に着いた!標高267.5m

が、思ったとおりに「期待はずれ」で、標高標識があるだけ。見晴らしもよくなく、広くもない。
ネットで調べた時の写真は、もう少し開けていた気がしたのだが… 

で、ふと思った。道案内として助かった、あのビニール紐はいったい誰が巻いたのだろう。
それに、きちんとしたプラスチック製の表示板も何個かあった。
「三原山の会」というのがあって、活発に活動しておられるから、おそらくその方々だろう。いずれにしても、感謝申し上げる。

長くなりすぎるので、佐木島2に続く ⇒

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