⇒北木島より続く
真鍋島・岩坪港に寄った後、真鍋島・本浦港に到着。北木島からの所要時間約15分。
そういえば、真鍋島は人口よりの猫の数が多い「猫の島」で最近有名になっていた。船で一緒だった人たちは、これが目的なのだろう。
港にたむろする猫はひとに慣れていて、逃げようとしない。
自分は最初の目的地である真鍋中学校に向かう。
旅館「久乃家」。映画「瀬戸内少年野球団」のロケの時、スタッフが泊まった処。夏目雅子も泊まったかと思うと感慨深い。
中学校は坂を上がったところにある。
確かに、映画に出てきた校舎。
先に、校舎の裏にある広場に細い階段を伝って上がる。
「眺海台」と名付けられた展望台。
眺海台から見る港風景。
「授業日におけるこれより先の見学はご遠慮ください。」今日は平日、時刻は12:45。見学は無理のようだ。
高台から、校舎裏を写す。
中には入れないので、ガラス戸越しに校舎内を写す。
懐かしい焼却炉。
昼休みなのか、生徒の姿は見えない。バスケットボールのボードとサッカーゴール。
港で、お兄さんにもらった観光パンフでは、職員室に声をかけると校舎内が見学できるとのことだが、特に見たい風景があるわけでもないので、中学校をに後する。
中学校以外に特に訪れたいスポットもないので、観光パンフを参考に島歩きをする。
まず圓福寺に向かう。
795年の弘法大師による開創以来、再建と修復を行いながら大切に守られてきた真言宗の古刹。(笠岡市のHPより)
お寺から下りて海に行く道に、「家屋倒壊の恐れあり」。強烈な廃屋。
ふれあいパークに行くことにする。
島の北西部の海岸道。
「真鍋島コミュニティアイランド」だが、古くなって読みづらい。
右の平坦な道を「天神社」の方に向かう。
天神社に上がる階段。
展望台に向かう途中に天神社があります。この付近からは弥生式土器が発見されています。(笠岡市HPより)
「真鍋島の北西にある展望台です。多島美を誇る瀬戸内を一望できる絶景ポイントです。」とHPにあるが樹木がさえぎって、展望はあまりよくない。
ふれあいパークに上がる。
アスレチック設備がある公園だが、人はいない。
奥に展望台がある。ここからの見晴らしの方がいい。
左にに見えるのが、先ほど歩いた北木島。
さて、ここからどこに向かうか。手元の観光パンフでは、ふれあいパークから尾根伝いに歩き、どこかで左に曲がって港近くに降りる… というコースイメージができる。路傍に石仏、*番**寺という立札がある。
真鍋島八十八ヶ所霊場といって、四国八十八か所のミニチュア版。四国に行けない人が、島内の八十八ヶ所を巡り、同じご利益を授かるというもの。真鍋島にかぎらず、多くの島に見かけられる簡易な八十八ヶ所巡りである。
おそらく、収穫したみかんを下ろす索道。今は使用していない。
道の分岐点に来たが、自分の抱くイメージと少し異なる。尾根伝いはまっすぐなはずだが、メインの道が右に曲がっている。とりあえず歩いてみる。
八十八ヶ所の石仏があり、歩道もはっきりしているので、この道を行く。
しかし、なぜか海がよく見える。北木島もはっきり見える。
どうやら尾根伝いではないようだが、行けるとこまで行ってみる。
道は急な下り坂になった。
とうとう砂浜に出てしまった。先に行く道がどこかあるかと探してみたが見当たらないので…
今来た道を戻ることにする。
最初の分岐点に戻った。
港の方に下りていく。途中猫に2回遭遇したが、すぐに逃げてしまった。港にたむろする人懐っこいグループとは異なる猫たちだ。
港の階段に腰を下ろし一服する。
笠岡行の船は15:30、あと1時間あるので、真鍋島ももう一つの港がある岩坪地区に行ってみる。本浦港を通る時、あの白黒の猫を撮ろうとすると、もう1匹が近づいてきて、ツーショット。
海岸沿いに歩いていくと、「オ」が傾いた「カラオケ喫茶」。今日一番のベストショット?になった。
途中にある「とこはな公園」。
木陰に猫。逃げずに、カメラ目線。
岩坪港に着く。岩坪港には、1日8便ある船のうち、4便が寄港する。
マップにあった「五輪塔」を探す。
どうやら坂の上にあるようだ。
結局、墓場に着いた。
なんだ、これかいな、という感じ。
「真鍋島字岩坪の墓地に凝灰岩製の五輪塔群(一部に宝篋印塔あり)があります。平安時代末期から戦国時代末期の約400年間にわたる各時代の形式を備えており、真鍋氏一門代々の墓と伝えられています。元は62基あったと言われていますが、1ヶ所にまとめられているため現在は確認困難です。」(笠岡市のHPより)
若い時働いていた老人福祉施設に、「真鍋」さんというおばあちゃんがいたのを思い出す。彼女も、真鍋島と関係があるのだろうか。
沖合の島は、2つの島が砂州でつながった大島。無人島なので船便はないが、漁船を持っている人に言えば、乗せてもらえるかも…
本浦港に戻り、笠岡行の船を待つ。運賃¥1020。結局、あの白黒の猫は、猫が写るすべての写真に写る常連になった。
笠岡行高速船に乗る。乗客は12時の船で来た同じメンバーだ。中に、中国語の女性連れ3人もいた。
高速船は、朝乗った、笠岡・伏越港とは違う笠岡・住吉港に着く。
フェリー港と違い待合室もある、立派な港。
港から、笠岡駅に向かう途中、お巡りさんに迂回を要請された。駅前で火事があったようだ。
駅の脇には、消防車がたくさん止まっていた。
さて、今日は、山陽本線で笠岡から福山まで行き、福山で風呂に入る予定。マップで見たときは駅の傍というイメージだったが、実際に歩くとバス停4~5位の距離があり、歩き疲れているせいもあって、歩けども歩けども着かない感じ。
やっとスーパー銭湯「ゆらら」に到着。露天・サウナなしで¥450、 サウナ付にはタオル+シャンプー類がついて¥700。したがって浴場には、ボディーソープもシャンプーも置いていない。
今日の入浴は、すごくのぼせたので、結果的には銭湯のみのコースでよかったかもしれない。時間も夕方6時をすぎているので、風呂上りに夕食をとる。
「ゆらら御膳」、¥780。この料理で¥780は安い。
福山駅への帰りは、バスを利用。バス停は「本庄」。また来るときのために控えておく。
駅構内のドトール(喫煙可)で時間を調整し、福山から新幹線で広島に帰る。
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