彦島〜海峡ゆめタワー〜海響館〜唐戸市場〜赤間神宮〜火の山〜関門トンネル人道〜門司港レトロ観光列車〜門司・楽の湯
なんとも盛りだくさんのコース予定になった。連休の休みを取っているので、少々遅くなってもいいと思い、歩くことにした。
新幹線で新下関、山陽本線に乗り換え、7:30にJR下関駅に到着する。西口に出て、下関市街の西側を、まずは彦島大橋に向かって歩く。
遠くに橋が見えてきた。マップで大まかに見た限りでは、平地で繋がってるように思えたが、かなり高いところにかかっている。また、マップで見ると道が途中で消えている。橋の入り口まで上がる歩道はあるだろうか。
マップで確認できる道まで戻り、坂道を上がっていく。
大橋の入り口にたどり着く。白線が引いてあるので、人も歩けそうだ。後で、自転車に乗ったおじさんとすれ違った。
彦島大橋、橋長710m。
こちらは九州方面。手前が、彦島の半島。その向こうが北九州市。
彦島大橋、歩行者はほとんどいないが、車の往来は多い。
車の途切れるの待って、橋の反対側から下関方面を写す。先ほど歩いた造船所が見える。
橋を渡ったところに、「彦島ナイスビューパーク」がある。風車はゆっくり回っていた。
風車の入り口は閉まっていた。
さて、ここからすぐ隣の老の山公園を越えて、下関市街に戻る。
老の山公園は駐車場も広く、近くまで車でも登れる。
遊具場もあり、1組の親子が遊んでいた。
ゆるやかな坂を頂上まで上がる。
頂上展望台から下関市外を見る。左のほうに見えるタワーが、これから向かう海峡ゆめタワー。
すでに桜が散り始めている。舞い降りる花びらの中を降りていく。
マップで見ると彦島から下関に戻る小さな橋があるのでそこに向かうが…
「船舶運行のため車両通行止め」
また、あの橋で遠回りしなければならないのか。
と思ったら、歩行者専用道路は使用できた。ここを渡って、下関駅まで戻る。時間はちょうど9時半。もうゆめタワーも開いている。約2時間、彦島を歩いたことになる。
下関駅の高架をくぐり、東口に出たところに、下関港国際ターミナルがある。関釜フェリーの港と思うので寄ってみる。
朝夜1日2便、乗船時間約半日。夕方乗れば、ちょうど朝方に韓国に着く。運賃は2等室で¥9000。
下関までの鉄道運賃と合わせても、飛行機で行くより格段に安いだろう。
次の出航は19:30なのにもう待合室に人がいる。ハングル文字の入った荷物もある。近くで電話で話しているおばちゃんの声は韓国語だった。
ゆめタワーはすぐ近くである。
入場料大人¥600。
タワーの高さは153m、展望台の高さは143m。日本で7番目の高さである。
今日は行かないが、巌流島を見下ろす。100円望遠鏡で見ると、結構人が訪れているのが見える。
先ほど歩いた彦島方面。
今日最後にいくつもりの関門海峡(関門橋)。
直下の港を見下ろす。
なお、タワーは夜にはライトアップされ、曜日で色が異なるとのこと。一度見てみたいが… 今回はネットの画像でがまん。
タワーを出て、次の目的地海響館(下関水族館)に向かい、海岸沿いに歩く。港町らしい造形。
途中にある遊園地「はいからっと横丁」。喫煙場所があったので一服する。遊具で遊ぶ家族連れを見ながら、自分には遠い世界だなぁ… と感じながらも、気持ちが和む。
海響館はもうすぐ。ここは裏側になるようだ。
関門橋までそう遠くはない場所。
海響館入り口。
さまざまなイベント・アトラクションが用意されていて、1日ゆっくり過ごすこともできる。
入館料は大人¥2000とやや高め。今回、先日登録した、職場の福利厚生カードで海響館が利用可能施設になっていたので、¥300割引の団体価格で入館。先に左の「魚・アザラシ・スナメリ」フロアに行く。
海の中に入っていくようなエントランス。
先ずはイワシの大群に圧倒される。
色素が欠落した白いエイ。
マンボウ。正面のショット。
一般にはフグだが、食用の場合、下関ではフクと呼ぶ。(フグ=不遇、フク=福の説あり)
威嚇のため腹を膨らませると、大量の水を飲みこむ。そのとき、胃の入り口と肛門の筋肉を閉じて、膨らませた状態を保持するという、至難の業だ。
館内放送で、「アクアシアター開演」のお知らせがあったので、プールに行ってみる。アシカとイルカの演技がある。まずはイルカのジャンプ。
アシカの曲芸。
イルカとアシカのツーショット。
くるくる回るイルカの曲芸。
迫力あるイルカのジャンプの動画を撮ろうと何度か挑戦したが、これしか取れなかった。
飼育員からのクイズ。イルカの祖先で一番近いものは、①鮫②ペンギン③カバ?
正解はもちろん③。魚が陸に上がり、再び海へ… 感動的な生き物の長い旅路。ずっとイルカをみていたら、とてもかわいく思えてきた。
アクアシアターが終わり、順路に戻る。大量のクラゲ。
ゆったりと漂うクラゲ。いつか山形県のクラゲ専門水族館にも行ってみたい。
スマホの水槽アプリの映像にも似た水槽。
アマゾンに生息する世界最大級淡水魚、ピラルク。餌やりタイムもあって人がいっぱい。
飼育員が餌をやると、ドン!という衝撃音、ものすごい力で食らいつく。飼育員の説明によると、大食漢のピラルクなのに敢えて小さなエビを与えているのは、ピラルクの尾の部分の赤みを際立たせるため。エビの殻の色素が役立つとのこと。
続いてペンギンのプール。
下に降りると底から見上げることができる。
動画を撮影。「空飛ぶペンギン」のようなスピード感ある映像は撮れなかった。
階上にでて、フンボルトペンギンの特別展示。
巨大なシロナガスクジラの骨格を見ながら、海響館を後にする。
横から見ると、船のへさきのようにも見える。入館料¥2000は最初高いと思ったが、趣向を凝らした展示や盛りだくさんのイベントで、納得の値段。満足して外に出た。
海響館の横が唐戸の港。ここから巌流島・門司港レトロ地区への船が出ている。
朝がパンとコーヒーだけで、かなり歩いて腹が減ったので昼ごはんにする。今日は外食のつもりでいつものコンビニ弁当は買って来ていない。すぐ近くに気楽に入れそうな店があるので入る。
ふく飯(小)+ふく汁 のセットで¥550。
すぐ近くのカモンワーフは食堂街とお土産の店が並ぶ。
隣接する唐戸市場から、新鮮な魚介類を仕入提供しているので人気のスポット、人が多い。
向こうに見えるのが海響館。海響館から唐戸市場まで、海岸沿いに、いい雰囲気のウォーキングコース。
大きなふくの飾り。記念に写真を撮る人もいる。
カモンワーフに隣接する唐戸市場。
入り口から写す。ここにもふくの飾り物。
2Fには食堂もある。新鮮な魚料理を求めて、順番待ちの人たち。
市場の2階も、下を見ながら一周できるように、歩道が巡らされている。
海響館から唐戸市場までの雰囲気がとても気に入った。唐戸の港から船で、巌流島・門司港レトロをめぐるコースを組んでも楽しめそうだ。またの機会にぜひ。
ここまでのウォーキングマップ
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