広島港から7:30の松山行きスーパージェットに乗船。八幡浜まではJR予讃線なので、松山観光港に到着後、まずJR松山駅に向かう。
伊予鉄高浜線の大手町駅で降りる。駅前には、ブラタモリでも取り上げられた、高浜線と市内路面電車が直交する交差点がある。2年前に松山に来たときも、ここを見物している。
大手町駅から歩いて5分。JR松山駅に到着。松山には何回も来ているが、利用する機会がなかったので、JR駅に来たのは初めて。
八幡浜までは、特急宇和海。
同じホーム反対側には、岡山行きと高松行き電車の連結車両が停まっている。宇多津駅で切り離される。
午前11時過ぎに八幡浜駅に到着。
レンタカーの予約は12時なので、それまでに駅近くのジョイフルで昼ごはん。グラタンを注文する。
八幡浜には、オリックスレンタカーなどレンタカー会社がないので、ガソリンスタンドを経営する三原産業で予約しておいた。
さて、佐田岬は2日目に行くとして、1日目は宇和島に行く。宇和島で行きたいところは、遊子水荷浦の段々畑。その後、日本庭園の南楽園と宇和島城に行く。赤のランドマークが1日目。オレンジが2日目。
八幡浜から大洲北只ICまで行き、そこから高速で宇和島南ICで降りて、県道を走る。宇和島遊子地区、右の下り坂が段々畑への道。訪れる人も多いのだろう。ここまで「あと○○km」の案内が各所にあったので迷うことはなかった。
13:40、段々畑駐車場に到着。今日の車は、スズキのワゴンR。
駐車場の前は漁港。
登り口の案内がある。
案内に従い登る。
見事な段々畑である。
荷物運搬用カーゴのレールがあるが錆びているので、使用されていないようだ。
段々畑中腹の道を歩く。小型車両は通れるくらいの道幅である。
ちょうど先日NHKでマチュピチュ遺跡の番組を見たので、その風景を思い出す。
ここのレールは新しい。みかんでも運ぶのだろうか。ほとんどの畑には空き地で栽培は栽培はされていない。観光用に維持されている。
かなり高いところまで登ってきた。駐車場の車が小さく見える。
段々畑最上部には墓地が並ぶ。絶景を見ながら死者が眠る。
上から見て、段々畑の左に神社が見える。
絶景を堪能した後、神社の石段までまで降りる。
石段を登ると小さな神社があった。
神社から段々畑を見渡す。
段々畑の見学を終えて、南楽園に向かうが、近くに魚身の丘展望台があるので立ち寄る。
魚介類の供養塔が建つ。
展望台となっていたが、眺望はいまひとつ。先ほど登った段々畑を見渡す。
南楽園までは海岸沿いの道を走る。一帯は、岬と入り江が交互に続くリアス式海岸である。道路は2車線と1車線を繰り返す。対向車にはほとんど遭遇しないが、慎重に運転する。
入り江にはいかだ。
小島が点在する。
南方の海が見える場所で停車。遠くにうっすら見えるのが、藤原純友が本拠地を置いた日振島だろう。
15:10、南楽園に到着する。入園料を払おうとしたら、シルバーかと確認される。半額の¥150で入園。黙っていても65歳以上に見られる年になった。
南楽園マップ。1985年の開園。
管理棟ではふうりん展が開催されていた。
お客さんはいない。
手入れの行き届いた庭園である。人がいないのでひっそりとしている。庭園東側を半周することにする。
最初の橋。幸迎橋。
橋の上から、今日は寄らない西側を見る。山の家、里の家。
橋の上から東側。
次の橋、赤い美園橋を渡る。
庭園北側を東に歩く。
道沿いに百日紅が咲いている。
展望台。
展望台から、入口方面を見る。
海の家。
海の家から、幸迎橋方面を見る。
¥100を料金箱に入れて、鯉のエサを買う。エサを撒くが、鯉よりも亀がやって来た。
入口に戻る。きれいに手入れされた松。
月待橋を渡る。
橋の上から、東側。
回遊路を歩く。幸迎橋のたもとに繋がる。
芝の手入れをするおばさんたち。
こちらは草を刈るおばさんたち。
結局、庭園の散策中には誰にも会わなかった。帰り際に、親子連れが1組やって来た。立派な庭園なのに、高松の栗林公園や、岡山の後楽園に比べ、知名度は低い。自分も宇和島に行くので観光スポットを調べる中で知った。南楽園を後にし、宇和島城に向かう。
16:25、宇和島城に到着。市営駐車場に車を停める。
道は2通りある。右が緩やかな坂道。左が急勾配の階段。右を行く。
石垣に沿って登っていく。
天守閣に向かう。
天守閣・本丸下の石段。
石垣の向こうに天守閣。
頂上に到着。
宇和島城天守閣。
現在の地に初めて天守が建造されたのは慶長6年(1601)藤堂高虎(とうどうたかとら)築城のときとされています。城の外郭は上から見ると不等辺5角形をしており、随所に築城の名手と言われた高虎ならではの工夫が見受けられます。高虎が今治に転封となってのち、奥州仙台藩主、伊達政宗の長子秀宗が宇和郡10万石を賜り、元和元年(1615)に入城。2代宗利の時、天守以下城郭の大修理を行い、寛文11年(1671)に完成。その姿を現在に残しています。(宇和島観光物産協会HPより)
広場から宇和島市街。
宇和島港。
下りは急勾配の坂道を下りる。左下に見えるのは井戸の跡。
実際の登城道はこちらだろう。
緩やかな坂道との分岐点に戻る。
ホテルのチェックインまで時間があるので、市街地を歩いてみる。きれいなアーケード外だが、人通りは少ない。
JR宇和島駅。
ホテルは、宇和島駅浦の宇和島オリエンタルホテル。素泊まり¥5800。
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