初めての3泊4日の旅だったが、あっという間に最終日。3泊した旅館にも愛着が出る。
毎朝パンを食べたコンビニ。
新宮駅。
ラジオ体操が始まったから6時半。
駅のホームに立つ熊野三山の看板。
今日は、熊野那智大社に行って帰る。
那智駅には普通列車しか停車しないので、6:56の電車に乗る。
那智駅に到着。無人駅である。那智大社に行くには、途中までバスを利用する方法もあるが、今回の旅は熊野古道に焦点を当てているので、敢えて駅から歩くことにする。
このマップを携帯した。
(わかやま観光情報HPより)
最初のポイント、浜の宮王子社跡。
仏像が2体。
那智山まで8km。
高速道路の下を通過。
熊野古道 曼荼羅のみちとあるが、一昨日歩いた本宮大社への道に比べると、歩く人もすくないのだろうか、マップを見ないと道に迷う。
橋を渡り川沿いに歩く。
ようやく古道らしくなってきた。
ザ・熊野古道。
若干石段もある。
竹林を進む。
尼将軍供養塔。
尼将軍とは、源頼朝の妻、北条正子のことである。
今日の熊野古道で初めて人にだった。地元のおじさん。ときおり歩かれるようだ。
先に進む。
視界が開けてきた。
霊園の側を下りて車道に合流する。市野々王子前に到着。
市野々王子。
ようやく大門坂駐車場に到着。おおくはここまで車やバスで来て歩き始める。
大門坂に向かう。
鳥居をくぐる。
亀石。
平安衣装の着付。外人が好みそうだが、来ている人には出会わなかった。
すでに山深く入ってきている。
夫婦杉。
樹齢800年の対の大樹。
多富気(たふけ)王子。
熊野古道を歩く④
途中車道と接する。歩かずに上ることも出来る。
根の隅間にぎっしり詰め込まれた石。何か意味があるのだろう。
大門坂を登る。
振り返れば、シニア女子グループがにぎやかに参拝。
上にも参拝者。大門坂からは人気のコースだ。
頂上が見えてきた。
那智山バス停。那智大社参拝だけなら、ここまでバスで来ることができる。
自分は那智駅から歩いてきたので、ここで一服。
一息入れて参道に入る。
たくさんの人が登って来る。
まだまだ石段は続く。
大社の鳥居が見えてきた。大門坂の石段から数えると、相当な段数を登って来た。
ようやく大社の鳥居をくぐる。
下を振り返る。
熊野那智大社に到着。手水舎。
展望所がある。
お清めの護摩木を焚く。
大社に参拝。
熊野那智大社:那智山青岸渡寺とともに熊野信仰の中心地として栄華を極め、古来より多くの人々の信仰を集めました。今なお多くの参詣者が訪れ、熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山の一つです。467段におよぶ石段の上に建つ6棟からなる社殿は、標高約330mに位置し、夫須美神(ふすみのかみ)を御主神としてそれぞれに神様をお祀りしています。伊弉冉尊(いざなみのみこと)とも言われる夫須美神は、万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、縁結びの神様また、諸願成就の神としても崇められています。(那智勝浦観光ガイドより)
今回は、パーフェクトにお賽銭を入れた。
参拝者名簿に記名。やはり近隣県からの人が多い。
これも「おとな旅」で紹介されていた樟霊社(しょうれいしゃ)の胎内くぐり。樹齢約850年の樟を御神木として祀っている。平重盛の手植えと伝えられる。
見事な枝ぶり。
300円払って護摩木を買い名前を書く。
根元の穴から木の内部に入る。身を屈めてやっと入れる。
なかは思ったより広い。
階段を上り外に出る。
胎内くぐりを終える。
樟(くすのき)を見上げる。
那智大社を右から。
巫女さんが護摩木を回収しに来た。すぐいっぱいになる。
那智大社から隣の青岸渡寺に行く。
神社の隣にお寺。神仏混淆。
那智山青岸渡寺:一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇が、永延2年(988)に御幸され、西国三十三ヶ所第一番札所として定めたとされ、多くの信者や参詣者が全国から訪れています。如意輪観世音像は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、本尊として安置した言われています。(那智勝浦観光ガイドより)
大社から青岸渡寺を通り、那智滝に向かうのが定番のコース。
線香を焚く。
参拝する。「ここはお寺なので合掌でお願いします」との張り紙。確かにうっかりすると拍手してしまう。
お寺の前には仏像が立つ。
青岸渡寺の向こうに那智大社。
青岸渡寺の展望台。
三重塔と滝が見える。
石段を降りる。
こちらが正式は参道。
三重塔に向かう。
三重塔に入る。
階上の曼荼羅。
展望台に出る。
やや遠くに那智滝。
滝の動画はしっかり撮ろうと決めてきた。那智滝を見る①
いよいよ、この旅の最終地、那智滝に向かう。今回の旅の中で、もっとも見たかったものかもしれない。
滝はかなり下のほうにある。
那智滝バス停に下りる。那智山のバス停からここを経由して走る。
那智滝を遠目に。
那智滝を見る②
ここから熊野那智大社別宮飛瀧神社。
鳥居をくぐる。
世界遺産、那智御滝。
さらに石段を降りる。
ようやく滝の近くにたどり着く。
滝自体が御神体なので、神社の建物はない。
鳥居の向こうに滝。
滝に向かって祝詞を上げる。
那智滝を見る③
護摩木を焚く。
ここから300円払って、滝の近くまで行く。
延命長寿のお瀧水をいただく。
お滝拝所舞台に登る。
お滝拝所舞台。風のある日は飛沫が飛んでくる。幸い今日は無風。
やっと那智瀧を間近に見ることが出来た。
那智瀧を見る④ 中央部
那智瀧を見る⑤ 全体
那智瀧を見る⑥ 下方部
滝壺に虹が出来る。
流れ落ちた水はここを通って流れていく。
那智瀧を見る⑦ もう一度
滝のパワーをもらって帰る。
お滝拝所舞台の出口に戻る。
降りてきた石段を登り返す。
那智滝バス停でバスを待つ人たち。自分もここからバスで帰るつもりだったが、那智山で昼ごはんを食べるために、参道付近まで戻る。
さらに石段を登り返す。
目当ての場所は、滝の見えるカフェだが、しまっている。戸惑っていると、隣の滝の見える食堂のおばさんが声をかけてきた。
確かに滝の見える食堂。
滝を見ながら、那智そばを食べる。
那智山バス停からバスに乗る。
那智駅で下りる。来たときに駅の側に風呂があるのに気づいていたので、ここで入ろうと思った。ただ、13時からなのでしばらく待つ。直近の電車の時間が13:28なので、ゆっくりは出来なかったがさっぱりした。
那智駅で電車を待つ。
駅の側は海水浴場。
電車で紀伊勝浦まで行く。
JR紀伊勝浦駅で下車。那智駅で1便後にしても、紀伊勝浦に先に来ても、次の特急うろしおまでは2時間待ち時間がある。せっかくなので、紀伊勝浦の町あるきで時間をつぶそうと思った。
商店街を通って港に向かう。ひっそりしている。
紀伊勝浦港。生マグロの水揚げで有名。
向かいに見えるのは、中ノ島。
紀伊勝浦についてはまったく調べてこなかったが、一帯の島々を紀伊松島と呼ぶ。島巡りの観光船が帰ってきた。
正面のホテルは陸続きの場所にはあるが、道がなく専用船で送迎している。
マグロを食べられる、にぎわい市場。今日はおなかいっぱいでパス。
町の中には何ヶ所か無料の足湯がある。
温度はぬるめだった。
駅前の足湯にも浸かり電車の時間を待つ。15:24の特急くろし新大阪行きに乗る。土曜日なので混んではいけないと、着いたときに指定席を買っておいたが、がらがらだった。土曜日なので来る人はあっても、帰る人は少ないのだろう。
那智滝での旅程図。
盛りだくさんで充実した、思い出に残るたびになった。
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