2019年12月3日火曜日

伊勢神宮 (2019.12. 3)

今回は日本でもっとも有名な神社であるといっていい伊勢神宮を始めに、英虞湾や日本三大山城のひとつである岩村城を回る、2泊3日の旅である。伊勢志摩で2日過ごした後、伊勢湾フェリーで鳥羽から愛知県の渥美半島伊良湖に移動する。
 ただ、朝に広島を出発すると伊勢神宮に着くのは昼前になるので、このところよく使っている前夜に近くまで移動しておくパターンで、伊勢志摩に行く特急が出る大阪の難波に泊まる。

前夜泊まったカプセルホテル、J-SHIP大阪難波を暗いうちに出て、大阪難波6:05発の近鉄特急賢島行きに乗る。

8時前に伊勢市駅に到着。伊勢市駅はJRと近鉄がいっしょの駅舎で、これは伊勢神宮に近いJR側。

伊勢神宮は外宮(げくう)と内宮(ないくう)に分かれ、外宮に参拝した後、内宮に参拝するのが一般的なコース。どちらか一つだけ参拝するのは「片参り」と言われ縁起が良くないとされる。また外宮と内宮ともに、正宮(しょうぐう)と別宮(べつぐう)があり、正宮から参拝する。駅前の鳥居をくぐり、参道を外宮に向かう。

 伊勢駅から歩いて5分。外宮前に到着。

スマホのマップを見ながら参拝する。

 ①表参道火除橋を渡る。外宮では左側通行。

②手水舎 。

 参道を正宮に向かう。

第二鳥居をくぐる。鳥居をくぐる前に脱帽し一礼。

③正宮(豊受大神宮)。鳥居より内側は撮影禁止。
伊勢神宮外宮 :伊勢市の中心部、高倉山を背にして鎮まります豊受大神宮は、豊受大御神をお祀りしています。豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめてやさしい木漏れ日のさす参道を歩くと清々しい気持ちに満ちあふれます。(伊勢神宮HPより)
伊勢の地に神宮が建てられた経緯は御鎮座の歴史に詳しい説明がある。

 別宮に向かう。

石段を登る。

④多賀宮。
多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。ご祭神は、豊受大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。(伊勢神宮HPより)

⑤土宮。
ご祭神は、大土乃御祖神。古くから山田原 の鎮守の神でしたが、外宮の鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ、平安時代末期に別宮に昇格しました。
土宮の前は式年遷宮山口祭、御船代祭の祭場でもあります。(伊勢神宮HPより)

⑥風宮。
ご祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命で、内宮別宮の風日祈宮のご祭神と同じです。雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮では古より正宮に準じて丁重にお祀りしています。(伊勢神宮HPより)

風宮を横から。

⑦神楽殿。

神楽殿の隣。御朱印はここでもらう。

参拝を終え戻る。

⑧勾玉池。

⑨せんぐう館。

勾玉池奉納舞台。

せんぐう館から火除橋。

火除橋を渡り外宮を出る。

内宮は4kmほど離れたところにある。歩いて行くこともできるが、午後の行程でもかなり歩く予定なので、今日はバスを利用する。

内宮行きのバスに乗る。

内宮前に到着。

スマホのマップ。

 鳥居の向こうに宇治橋。

①宇治橋を渡る。この橋の向こうは神様の世界。

橋の上から、宇治川上流。川に立つ柱は木除杭という。五十鈴川の増水や氾濫の際に、上流から流れてくる流木が宇治橋の橋脚へあたることを防ぎ、橋を守る役目がある。

外宮とは反対に、内宮は右側通行。その理由は、はっきりしないらしい。

外宮に比べて広々としている。

②神苑。

内宮火除橋を渡る。

手水舎。

少し下ったところに五十鈴川がある。

五十鈴川御手洗場。手水舎同じく、ここでもお清めができる。

二の鳥居をくぐり正宮に向かう。

荒祭宮と正宮への分岐。右の道を行く。

正宮への参道。

④正宮(皇大神宮)。鳥居の内側は撮影禁止。
神路山、島路山の麓、五十鈴川のほとりに鎮座する皇大神宮は、皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神をお祀りしています。
今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡をご神体として伊勢の地にお祀りし、国家の守護神として崇める伊勢信仰は平安末期より全国に広がりがみられました。現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めます。(伊勢神宮HPより)

正宮参拝を終え次に向かう道に、大樹がある。

皆さん撫ぜているので、撫ぜると御利益があるのだろう。

荒祭宮に向かう。

途中に御稲御倉(みしねのみくら)。
内宮の所管社のひとつです。神宮神田で収穫した御稲が奉納され、三節祭でお供えされます。建物は正宮同様に神明造で、規模は小さいものの特徴をうかがうことができます。(伊勢神宮HPより)

外幣殿(げへいでん)。
神明造の高床式の建物。内宮は正宮御垣の外にありますが、外宮は御垣内にあります。 (伊勢神宮HPより)

荒祭宮が見える。

⑤荒祭宮(あらまつりのみや)。
荒祭宮は、内宮に所属する十別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。ご祭神は、天照大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。 (伊勢神宮HPより)

島路川にかかる風日祈宮橋を渡り、風日祈宮に向かう。

橋の上から。ここにも木除杭がある。

⑥風日祈宮(かざひのみのみや)
ご祭神は、伊弉諾尊の御子神で、特に風雨を司る神、級長津彦命、級長戸辺命。雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮では古より正宮に準じて丁重にお祭りしています。風日祈宮に通じる風日祈宮橋の上からは、美しい新緑や紅葉を望むことができます。 (伊勢神宮HPより)

風日祈宮を横から。

 風日祈宮からまた橋を渡り、境内に戻る。

⑦神楽殿。

 その隣に御饌殿。

御饌殿の横の社務所。ここで御朱印をもらう。

御厩(みうまや)に人が集まっている。

神様の乗り物とされる神馬。人がたくさんいるのに微動だにしない。

⑧参集殿。資料館のようだが今日はパス。

マップの最後の参拝場所に向かう。

⑨大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)・子安神社 (こやすじんじゃ)は並んで建つ。
 共に内宮の所管社です。子安神社は地元の方から安産、子授けの神として崇敬を集めます。(伊勢神宮HPより)

奥に大山祇神社。

手前に子安神社。

マップに載った場所すべてに参拝し終える。

宇治橋に戻る。多くの参拝者。

宇治橋を渡り内宮を後にする。

内宮に向かう参道には多くの店が並ぶ。おはらい町どおり。

その中でも、一番の観光スポットがおかげ横丁。

昼近くになりお腹もすいたので、伊勢うどんを食べる。

伊勢うどん。今年の春、吉野に行ったときに橿原神宮前駅でも食べた。めんは極柔。

たくさんのお土産屋や食べ物屋が並ぶ 。

おいしそうなのでてんぷらを食べる。

神話の館。日本神話のアニメが見れる。今日は時間が合わなかった。

その前に置かれた愛嬌のある猫の置物。

おかげ横丁の前、五十鈴川にかかる橋。

橋の上から五十鈴川。伊勢神宮方向。

橋のたもとにある赤福本店。

店内で、伊勢名物赤福を食べる。

伊勢神宮にお参りし、伊勢名物も食べた。午後からの目的地に行くために、最寄の駅、近鉄五十鈴川駅に歩いて向かっていたら、ちょうどバスが来たので乗る。五十鈴川駅だと一度伊勢市まで戻りJRに乗ることになったが、バスは伊勢市駅を通るので、伊勢市駅で降りてJR参宮線に乗り換える。


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