2019年12月14日土曜日

家島諸島 (2019.12.14)

これまで瀬戸内の島々は多く訪問している。残っている方が少ないほどだ。その中でも、まだ訪れていない家島諸島と日生諸島を回る。最初それぞれ日帰りで考えていたが、比較的近くなので姫路で1泊することにした。そして、旅行の前に「おとな旅あるき旅」で赤穂のことを知り、最後に赤穂を訪れることにした。「おとな旅あるき旅」は、熊野古道のときも旅行の前にタイミングよく放映された。不思議なめぐり合わせである。

新幹線で姫路まで。姫路駅北口から姫路港行きのバスに乗る。

姫路港に到着。

8:18の家島行き高速船に乗る。

家島真浦港に到着。
家島諸島:瀬戸内海東部の播磨灘(姫路市から沖合い約18km)にあり、東西26.7km、南北18.5kmにわたり大小40余りの島嶼で構成される諸島。2006年、諸島全域が兵庫県姫路市に編入される。兵庫県の淡路島・香川県の小豆島・本州に囲まれている。面積は19.7平方km、人口は約8000人で約60%が家島本島が占め、主島は坊勢島、男鹿島、西島、太島、鞍掛島の6島。(ウィキペディアより)
今回は、家島と坊勢島(ぼうぜじま)に行く予定。

港のすぐ裏にある、亀に見える大岩「どんがめっさん」。 むかし、主人の帰りを待ちわびて岩になったという言い伝えがある。

どんがまっさんの横から城山公園に上る。

公園は小高い山の上にある。頂上にある祠。

後で行く、宮地区。

先ほど船で着いた真裏港。

城山公園を下りて、海岸沿いに宮地区の家島神社に向かう。

振り返り、真浦港と城山公園のある山。

宮地区の入り江の一番奥まった所から港を見る。

家島には、真浦港のほかに、宮港がある。船は真浦港のあと宮港まで行く。どちらかというと真浦港が家島の玄関口。観光の場合は通常、真浦港で下船する。

あの先に鳥居らしきものが見える。家島神社だろう。

島猫たち。

家島神社入口に到着。

家島神社に向かう。

鳥居の向こうに真浦港。

参道の鳥居をくぐる。

150段はあるだろうか。かなりの石段である。

石段を登りきる。

神社はさらに奥のほうにある。

家島神社。

 家島神社から、景色のいい清水公園に向かう。

まだ紅葉がきれいだ。

清水公園に到着。家島十景のひとつ、監館眺望。監館とは江戸時代に見張りのために設置された番所のこと。

西側、真浦港を見下ろす。

反対の東側が見晴台になっている。

男鹿島が見える。「たんがしま」と読む。

人工は極めて少なく20人くらい。花崗岩の石材を搬出するため、大きく削られている。ここの訪問記によると、ほんとうに何もないらしい。

清水公園を後にする。

帰りは、遠見遊歩道を行くことにする。

自分の他、歩く人もいない。

途中の休憩所。

遠見岩。やはり見張りの場所だったのだろう。

今は木々に覆われ、遠見できない。

宮集落へ下りる。

遊歩道から車道に出る。

狭い民家の路地を抜ける。

来るときに歩いた海岸沿いの道に戻る。

一度真浦港に戻り、真浦港から島の南にある網手港に向かう。

網手港。家島から坊勢島には、ここから坊勢渡船に乗る。

待合室。次の便は12:50。かなり待ち時間があるので周辺をぶらり。

波止場の先に行く。

家島の南側。集落はない。

西側の西島。人工は100人に満たないが、自然体験センターがあり、年間9万人の人が訪れる。

これから行く坊勢島。

網手港を遠くから。

渡船がやって来た。自分以外に3人の乗客。

家島を後にする。

坊勢島に到着。

真新しい待合室。観光客もそこそこいるようだ。

港の西にある弁天島。坊勢島を調べるときに一番印象に残った風景。

弁天島には橋がかかっている。

橋を渡って弁天島。

島の上にある海神社。

海神社から見下ろす。

次に、港の東側にある恵美酒神社(えびすじんじゃ)に向かう。島のように見えるが堤防で繋がっている。

途中の港には多くの漁船が停泊している。

神社に続く堤防。幅が広い。

神社入口。歩いて登る。

人工は徐々に減少しているが、それでも2000人近い人が住んでいる。民家は斜面を這うように並ぶ。

恵美酒神社。

恵美酒神社を降りたところで港を写す。

堤防から島に戻り、恵美酒神社の横を港に戻る。

次の船は14:10。時間があるので、波止場の先に行く。

先ほどまでいた家島。

坊勢島の港と弁天島。

帰りは豪華客船かと思ったら…

やはり小型の高速船だった。坊勢島には1時間弱の滞在。

14:40、姫路港に戻る。

ホテルに行くには早すぎるので、姫路市で観光スポットがないか調べたところ、書写山円教寺があった。知らなかったが、映画「ラストサムライ」や大河ドラマ「軍師官兵衛」などでロケ地として使われている有名なお寺。姫路駅からバスで30分。書写山にはロープウェイで登ることができる。

16:15のロープウェイに乗るが、下山の最終便は17:00。山上には約30分しか滞在できないが、せっかくなので登ることにする。乗り遅れた場合、歩いて下山も可能だが、灯りがなく暗闇で難儀するとのこと。

引き返す時間を気にかけながら、とりあえず行けるとこまで行く。

 参道には仏像が並ぶ。昼間はシャトルバスもあるようだ。

赤く染まる山と姫路市街。

本道まで500m。まだ行けそうだ。

仁王門に到着。

この先が本堂。時刻は16:30。本堂まで行ったら最終便に乗れないだろうから、今日はここで引き返すことにする。

来た道を戻る。

ロープウェイ乗り場に戻る。

本日の下山最終便。

書写山を下りる。

すぐに姫路駅行きのバスが来た。

いったん姫路駅まで戻り、せっかくの夜の姫路なので、ライトアップを期待して、姫路城まで歩く。姫路城大手門。前回は昼間来た。

ライトが動き回る。じっとして全体を照らしてくれたほうがいいのだが…

 今日のホテル、姫路ユニバーサルホテル。

夕食朝食付きで5000円弱。

これまでの旅で初めて、ホテルで夕食を取った。

家島諸島での旅程図。


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