2022年8月21日日曜日

徳島線 (2022. 8.21)

 「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」で阿佐海岸鉄道のDMV=Dual Mode Vehicle(デュアル モードビークル)を見て乗りたいと思った。DMVはバスと電車を併用して走る乗り物。世界で初、阿佐海岸鉄道に導入された。駅のある阿波海南までは乗り換えが多く、早くても到着は午後になるので、阿南に泊まることにした。1日目の移動は、徳島線に乗る。

岡山から特急南風で阿波池田駅に到着。


駅前通りは閑散としている。


徳島行きの普通列車に乗る。特急剣山も走っている。列車はすべて気動車。徳島県は、路面電車も含めて、全国で唯一、電車が入っていない県。


阿波池田駅の隣の佃駅。正確には徳島線は、佃駅から佐古駅めで。阿波池田~佃は土讃線、佐古~徳島は高徳線。


三加茂駅で下車。


ここで下りたのは中央構造線の露頭を見るため。対岸にあるため、かなり歩かないといけない。



吉野川に架かる角の浦大橋を渡る。


橋の上から上流。向こうに道の駅がある。

 

下流、徳島方面。

 

土手を道の駅に向かう。

 

角浦渡し跡。吉野川北岸の撫養街道(鳴門~池田)と南岸の伊予街道(徳島~池田)を結ぶ渡しがあった。説明によると、渡しの終期は昭和40年になっている。自分は、今、撫養街道側を歩いている。


マップの④、太刀野の扇状地あたり。


道の駅まで1㎞。


道の駅三野に到着。


中央構造線露出地点↓の案内がある。


下に下りる通路がある。


「中央構造線の生い立ち」。


これ?少し期待外れ。


それらしい所。


鳴門方向。

 

前に吉野川。

 

道路に戻る。次に乗る駅の阿波加茂駅は対岸だが、橋がない。


歩いて来た角の浦大橋が見える。

 

反対側、戻る橋は、ここから見えない。


川では多くの人が釣りをしている。


ようやく橋が見えてきた。


今日は雨予報もあったが、晴れ間が出て暑くなった。徳島道の高架下でひと休み。


三三大橋(さんさんおおはし)を渡る。

 

橋の上から。左側の岸を歩いて来た。


加茂の大クスに向かう。

 

巨木が見えてきた。

 

加茂の大クス。



太い幹。


小さな祠がある。


こちらが正面か。



見上げる。


一帯は大クス公園。

 

木陰で、パンの昼ご飯。休憩中に3組の観光客があった。

 

樹齢1000年、根回り20m、樹高25m。


枝は杖で支えられている。こうしないと持たないのだろうと思っていたら…


バキッという音がした。


今、折れたようだ。


落ちてきた枝。あの下にいたら危なかった。


徳島線の阿波加茂駅に着く。

 

クスのあるホーム。

 

徳島行きの列車に乗る。


途中、穴吹駅で25分の停車があり、阿波川島駅に到着。


川島潜水橋を渡る。この辺は、今年4月、剣山登山の前日に訪れている。


橋を渡ると阿波市。


ここは善入寺島。マップで見ると川で挟まれた中洲の島であるのが分かる。

吉野川にある日本最大の川中島で、吉野川河口から約30km付近にあり、広さは約500ヘクタールである。島内には阿波市市場地区と吉野川市川島地区の境界がある。(ウィキペディアより)


マップの善入寺島のヒマワリ畑だが… ひまわりは終わったのか。


黄色いのは稲穂。


見渡すが、ヒマワリらしきものは見えない。もともと観光地ではなく、休耕地に景観のために植えられたもの。


潜水橋を渡り戻る。


対岸は吉野川市。

 

岩の鼻。この前、あの上から見下ろした。

 

前回訪れた川島城跡。


阿波川島駅から列車に乗る。


徳島線の駅の名前は読めないものが多いが、ここは府中と書いて「こう」と読む。

古代には阿波国国府があり、「府中」と書いて「こう」と読むのは、江戸時代に「府中(ふちゅう)=不忠」に通じるのを嫌った徳島藩が、「国府」にかけ、かつ「孝」に通じるよう読ませた為と言われている。(ウィキペディアより)


自分が乗った列車は数少ない牟岐線直通の阿波海南行きだったが、阿波川島駅周辺に食料調達の店がなく、腹が減ったので徳島駅で下りて、駅前のコンビニで調達。


30分後の牟岐線の列車に乗る。


阿南駅に到着。駅近くのホテル(阿南プラザイン)に向かう。


⇒阿佐海岸鉄道① (2022. 8.22)へ


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