「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」で阿佐海岸鉄道のDMV=Dual Mode Vehicle(デュアル モードビークル)を見て乗りたいと思った。DMVはバスと電車を併用して走る乗り物。世界で初、阿佐海岸鉄道に導入された。駅のある阿波海南までは乗り換えが多く、早くても到着は午後になるので、阿南に泊まることにした。1日目の移動は、徳島線に乗る。
岡山から特急南風で阿波池田駅に到着。
駅前通りは閑散としている。
徳島行きの普通列車に乗る。特急剣山も走っている。列車はすべて気動車。徳島県は、路面電車も含めて、全国で唯一、電車が入っていない県。
阿波池田駅の隣の佃駅。正確には徳島線は、佃駅から佐古駅めで。阿波池田~佃は土讃線、佐古~徳島は高徳線。
三加茂駅で下車。
ここで下りたのは中央構造線の露頭を見るため。対岸にあるため、かなり歩かないといけない。
吉野川に架かる角の浦大橋を渡る。
橋の上から上流。向こうに道の駅がある。
下流、徳島方面。
土手を道の駅に向かう。
角浦渡し跡。吉野川北岸の撫養街道(鳴門~池田)と南岸の伊予街道(徳島~池田)を結ぶ渡しがあった。説明によると、渡しの終期は昭和40年になっている。自分は、今、撫養街道側を歩いている。
マップの④、太刀野の扇状地あたり。
道の駅まで1㎞。
道の駅三野に到着。
中央構造線露出地点↓の案内がある。
下に下りる通路がある。
「中央構造線の生い立ち」。
これ?少し期待外れ。
それらしい所。
鳴門方向。
前に吉野川。
道路に戻る。次に乗る駅の阿波加茂駅は対岸だが、橋がない。
歩いて来た角の浦大橋が見える。
反対側、戻る橋は、ここから見えない。
ようやく橋が見えてきた。
今日は雨予報もあったが、晴れ間が出て暑くなった。徳島道の高架下でひと休み。
三三大橋(さんさんおおはし)を渡る。
橋の上から。左側の岸を歩いて来た。
加茂の大クスに向かう。
巨木が見えてきた。
加茂の大クス。
太い幹。
小さな祠がある。
こちらが正面か。
見上げる。
一帯は大クス公園。
木陰で、パンの昼ご飯。休憩中に3組の観光客があった。
樹齢1000年、根回り20m、樹高25m。
枝は杖で支えられている。こうしないと持たないのだろうと思っていたら…
バキッという音がした。
今、折れたようだ。
落ちてきた枝。あの下にいたら危なかった。
徳島線の阿波加茂駅に着く。
クスのあるホーム。
徳島行きの列車に乗る。
途中、穴吹駅で25分の停車があり、阿波川島駅に到着。
川島潜水橋を渡る。この辺は、今年4月、剣山登山の前日に訪れている。
橋を渡ると阿波市。
ここは善入寺島。マップで見ると川で挟まれた中洲の島であるのが分かる。
吉野川にある日本最大の川中島で、吉野川河口から約30km付近にあり、広さは約500ヘクタールである。島内には阿波市市場地区と吉野川市川島地区の境界がある。(ウィキペディアより)
マップの善入寺島のヒマワリ畑だが… ひまわりは終わったのか。
黄色いのは稲穂。
見渡すが、ヒマワリらしきものは見えない。もともと観光地ではなく、休耕地に景観のために植えられたもの。
潜水橋を渡り戻る。
対岸は吉野川市。
岩の鼻。この前、あの上から見下ろした。
前回訪れた川島城跡。
阿波川島駅から列車に乗る。
徳島線の駅の名前は読めないものが多いが、ここは府中と書いて「こう」と読む。
古代には阿波国国府があり、「府中」と書いて「こう」と読むのは、江戸時代に「府中(ふちゅう)=不忠」に通じるのを嫌った徳島藩が、「国府」にかけ、かつ「孝」に通じるよう読ませた為と言われている。(ウィキペディアより)
自分が乗った列車は数少ない牟岐線直通の阿波海南行きだったが、阿波川島駅周辺に食料調達の店がなく、腹が減ったので徳島駅で下りて、駅前のコンビニで調達。
30分後の牟岐線の列車に乗る。
阿南駅に到着。駅近くのホテル(阿南プラザイン)に向かう。
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