2021年1月14日木曜日

四国霊場①~⑤ (2021. 1.14)

 先日、徳島に1泊して予定していたが、悪天候のため断念した四国霊場巡り、今日は日帰りで出かける。

四国霊場のマップは、四国お遍路.net

各霊場の詳細は、四国八十八ヶ所霊場会

公共交通機関を利用しての霊場巡りは、四国運輸局

それぞれのサイトを参考にする。第一番の霊山寺から始めて、どこまで歩けるか分からないが、少なくとも第五番の地蔵時までは行きたいと思う。


高徳線の板野駅で、特急から各駅に乗り換え、9:45に坂東駅に到着する。


駅前には、タクシーを利用した案内があった。1日で17ヵ所を回れるらしい。


坂東駅から霊山寺までは歩いて15分くらい。

 

①霊山寺(りょうぜんじ)

山門に到着。正式な参拝の仕方は、ここに説明してある。山門→手水舎→鐘楼→本堂→大師堂→山門という流れになる。鐘突きは忘れても、帰りには突かないとされている。「出鐘」=「出金」、あるいは死者を送る鐘を「でがね」と呼ぶからという理由。合掌し一礼して入る。


手水舎。


鐘楼。


境内の様子。

 

本堂で合掌。

大師堂で合掌。


十三仏。


多宝塔。


境内から出て近くにある観光案内所。

 

ここで、お遍路グッズを揃えることができる。他にも店がある。


第二番の極楽寺に向かう途中寄り道。坂東俘虜収容所跡。ベートーベンの「第九日本初演の地」とある。第一次世界大戦時のドイツ人俘虜が収容され暮らしていた。以前、ここを舞台にした映画「バルトの楽園」(バルトのがくえん)を見たことがある。その最後が、第九の演奏会だった。

給水施設。


製パン所跡。


兵舎第7棟。


兵舎第5棟。


収容所跡から少し離れたところに、映画ロケ地跡がある。一時期、「バルトの庭」として公開されていたが、現在は閉鎖されている。


金網の間から撮った写真。映画に登場する風景だ。


霊山寺から、第二番の極楽寺には車道を歩いていく。


②極楽寺(ごくらくじ)

赤い山門。


広い境内。

 

願掛け地蔵尊。


手水舎。

 

弘法大師が植えたと伝えられる長命杉。


仏足石。


石段を登る。


本堂。

 

大師堂。


山門を出たところに、四国の道・金泉寺2.7㎞の道標がある。これに従う。


少し進むと、「へんろ道」の道標があった。へんろ道を行く。


極楽寺より1.0㎞、金泉寺へ1.7㎞。


高松自動車道、板野IC付近。


田んぼの中を金泉寺に向かう。


③金泉寺(こんせんじ)

山門に到着。


本堂。


多宝塔。


大師堂。


中に入ることができた。

 

境内の風景。奥では遺跡の発掘作業が行われていた。


山門を出る。赤が映える境内である。


山門を出たところに、おへんろさん道しるべ。今日のコースの中では、金泉寺から第四番の大日寺までが、約5㎞といちばん長い。

 

車は右へ。徒歩遍路はまっすぐ。


へんろ道を行く。

 

岡上神社。登ってみたくなる石段だが、今日は通過。


左に見えるのは県道。ローソンも見える。へんろ道は直進。


「お遍路お疲れ様です。自由にご休憩ください」

 

四国のみち・終点?


徳島自動車道の下を過ぎる。


大日字まで2.4㎞の案内。左に入る。


山に入る。


へんろ道らしくなってきた。


いったん舗装路に出るが、また山の中に。


竹林。


道標を頼りに、山歩きの感覚。


笹の道を行く。


石仏が並ぶ。


四国のみち、復活?さきほど終点になっていたが…


舗装路に出る。


大日寺までは車道沿いに。


時刻は13時を過ぎているので、途中の休憩所で昼ご飯にする。


今日初めて出会った、お遍路さん姿。


昼ご飯を済ませ、大日寺に向かう。

 

④大日寺(だいにちじ)

ここ以外に第十三番と二十八番に大日寺がある。



これまでの山門と様式が異なる、鐘楼門。


灯篭の道を本堂へ。


本堂。


本堂から見た境内。


大師堂。


三十三観音像。


大日寺から第五番地蔵寺に向かう。地蔵寺までは車道を行く。


⑤地蔵寺

山門。


山門を入ると、大イチョウ。


本堂。

 

水琴窟。

 

八角堂。

 

大師堂。


本堂の裏から…


五百羅漢に向かう。


左に弥勒堂。


中央に釈迦堂。


右に大師堂。


入城料200円で、弥勒堂から入る。


各堂内を巡るようになっている。


釈迦堂の中。

 

大師堂の出口へ。


五百羅漢から地蔵寺と市街地を見渡す。


地蔵寺を出る。


時刻は14時30分。これからの行程を思案する。第六番の安楽寺までは約5㎞。そこから一番近いJRの駅までも約5㎞。すでに歩数は25000歩は越えている。安楽寺はやめて、板野駅に戻ることにする。


ひたすら歩いて板野駅に向かう。


約1時間歩いて板野駅に着くが、到着直前の踏切で、目の前を高松行特急うずしおが通り過ぎて行った。次の特急まで1時間以上待つことになる。

 

板野駅ホーム。こんな時間になった。


17:00の特急岡山行に乗る。岡山行は1日に2本しかない。高松から宇多津までは後ろ向きに走り、宇多津で高知からの特急と連結して岡山に向かうという、変則な運航をする貴重な便だ。


今日のお遍路。


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