2021年1月28日木曜日

四国霊場54~58 (2021. 1.28)

 四国霊場48~53 (2021. 1.27)より⇒

 

 2日目。今日は今治の霊場を巡る。参考マップはここ

 

松山から特急で今治まで。6:50、今治駅で下車。

 

駅前バス乗り場から、せとうちバスの菊間行に乗る。

 

阿方というバス停で降りる。

 

車道から参道に入る。

 

順番からすると、これから行く54延命寺の後は南光坊になるが、55南光坊は今治駅から近いので、今日の最後に巡ることにする。

 

54 延命寺(えんめいじ)

 

仁王門。

 

山門。

 

境内の様子。

 

本堂。

 

大師堂は階段の上。

 

大師堂。

 

火伏せ不動尊。再三の火災から逃れているのでこの名がつく。

 

鐘楼の向こうに朝日が昇る。

 

56 泰山寺(たいさんじ)

車道からの入口。


いつものような門がないが、階段を登る。

 

境内の様子。

 

本堂。

 

大師堂。

 

大師像と不忘の松。弘法大師が寺を建立した際に手植えしたという伝説が残る。


泰山寺から次の永福寺へ。


蒼社川(そうじゃがわ)を渡る。


橋を渡ったところを右に。永福寺まで1.3㎞。


車道からへんろ道が分岐する。



 ずっと車道を歩いてきたので、車を気にせず歩ける道が新鮮だ。

 

57 永福寺(えいふくじ)

 

境内の様子。

 

本堂。

 

大師堂。

 

大師像の前に「お砂ふみ」。八十八カ所の砂が埋まっている。

1200年以上の歴史がある四国八十八ヶ所霊場巡りですが、昔は今のように交通の便も発達しておらず、遍路の旅を願いながらも様々な事情で叶える事ができない方が大勢いました。
そこで約400年前に考えられたのが「お砂踏み」です。各霊場のご本尊様の写し仏をお祀りし、持ち帰った八十八ヶ所霊場のお砂を踏みながら礼拝することで、お四国を巡ったことと同じ功徳をいただけると考えられてきました。(四国八十八カ所霊場会より)


永福寺から仙遊寺へ。お遍路さんマークの案内「車両不可 右道池を上る へんろ道」。


のどかな風景の中を行く。


分岐があるが、ここは左に。

 

犬塚。犬塚伝説がある。

昔むかし、58番札所仙遊寺と57番札所栄福寺をひとりの住職さんが兼務していて、一匹の黒い犬を飼っていました。この犬はとても賢かったため、住職さんは愛犬に二つの寺の使いをさせていました。山の上の仙遊寺で鐘が鳴れば山を駆け登り、山の麓の栄福寺の鐘が鳴れば山を駆け下りて、住職さんにその用事を伝えるという利口な犬でした。しかし、ある時、仙遊寺と栄福寺の鐘が同時に鳴ったため、愛犬はどちらに行けばよいのか迷ってしまい、右往左往するうちに途中にある池で溺れ死んでしまいました。これを悲しんだ村人が、池の湖畔に犬塚をもうけて、その池を犬塚池と呼ぶようになったと言われています。この池は今も、仙遊寺と栄福寺の中間にあり、静かに水をたたえています。


永福寺⇔仙遊寺の案内。


犬塚池の湖畔を登る。

 

お遍路さんマークのトイレがある。

 

犬塚池は干上がっていた。

 

今回、いちばん興味があったへんろ道。靴もウォーキング用でなくトレッキング用を履いてきた。

 

山歩きの雰囲気になってきた。

 

犬塚池の先端に架かる橋。

 

坂を登る。

 

車道を横切る。

 

もう一度山道へ入る。

 

すぐに車道に出た。「←58 トホ40分 クルマ5分」の案内。

 

山の中腹に白い建物が見える。あの辺まで登るのだろうか。


坂を登って振り返る。


分岐がある。


ここから、しまなみ海道の来島大橋と今治市街が見渡せる。

 

分岐は左の本堂を行く。

 

仙遊寺0.1㎞。本堂まで徒歩20分。


休憩所で一休み。


58 仙遊寺(せんゆうじ)

仁王門に到着。0.1㎞というのはここまで。

 

仁王門をくぐり参道を登る。


徒歩20分とは、この坂のこと。


ようやく最後の石段を登る。


鐘楼の前に出る。


先ほど下から見た白い建物。


境内の様子。

 

本堂。

 

大師堂。

 

本堂の裏は駐車場。ここまで車でも上れる。

 

白い建物は宿坊だった。天然温泉もある。


大師堂の横に、上に登る道と、なぜかバスケットボールのポール。上に登ってみる。


観音様が並ぶ道になっていた。


山頂に向かう道のようだが、ここで引き返す。後で思ったが、しまなみ海道を眺めた分岐のところに下りるのかもしれない。


境内から下る。

 

杖の音も高らかに登って行くご老人。

 

坂を下る。

 

仁王門に戻る。


登ってきた車道を下る。


へんろ道の分岐。次の国分寺まで6.2㎞。今日は通過。


大須木というバス停まで行き、そこからバスで今治駅方面に戻る予定。先の分岐を右へ。


分岐から下る前に、横の遍路堂で一休み。


「ヘンロ小屋ノート」がある。ここは23号仙遊寺接待所。最新の書き込みは、今年令和3年1月12日だった。ほかに壁に「野宿は体に悪いからボロ家でよかったら遠慮は無量じゃよ 宿泊無料」の案内も貼ってあった。

 

バス停に向けて下る。

 

ようやく大須木に着く。

 

登った仙遊寺方面を見ながらバスを待つ。

 

今治桟橋行のバスに乗る。

 

今治市役所前で下車。南光坊はここから近い。

55 南光坊(なんこうぼう)

順打ちなら54延命寺の後に来るはずだが、自分は乱れ打ちなので…

 

仁王門。

 

広い境内。

 

本堂。

 

金毘羅堂。

 

大師堂。

 

大師堂と仁王門。

 

道路を挟んで、隣に大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)。しまなみ海道の旅で、大三島の大山祇神社に行ったことはあるが…


大鳥居。

 

別宮大山祇神社拝殿。


駅近くの公園で弁当を食べる。


帰りは福山経由で帰るつもりだが、福山行のバスまで時間があるので、今日も喜助の湯に入る。今治、松山ともにJR駅から近いので便利だ。


福山まで片道2600円。


15:10発のしまなみライナー福山駅行に乗車。しまなみ海道は車を運転しながら走ったことがあるが、運転なしは初めて。ゆっくり景色を見ながら、約1時間20分で福山駅に到着する。福山から新幹線で帰る。


今回のお遍路。やはり、永福寺から仙遊寺のへんろ道がいちばん印象に残った。


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