2021年1月27日水曜日

四国霊場48~53 (2021. 1.27)

 2週間前に四国霊場第一番から巡り、できれば八十八カ所を巡りたいと思った。なお、昔は参拝したら札を本堂や大師堂の柱に打ったことから、「打つ」という。また、昔は船で四国に来るしかないので、港のある鳴門から一番近い霊山寺が第一番になった。

お遍路を整理してみると…

*順番 順打ち:1から順番に巡る。

   逆打ち :88から逆に巡る。

   乱れ打ち:順番に関係なく巡る。

*区間 通し打ち:一度に巡る。

   区切り打ち:何回かに分けて巡る。

*手段 歩き遍路、自転車遍路、車遍路などさまざま。一般に、歩きで40日、自転車で20日、車で10日と言われる。


自分の場合に当てはめると、これまでに四国霊場と意識しないで訪れたところもあるので、乱れ打ち、区切り遍路、手段は混合となる。

今回は、1泊して愛媛県の霊場を巡る。電車バスを利用して歩く。松山観光までスーパージェット。伊予鉄郊外線で久米駅まで。9:50、久米駅で下車。


ループバスの窪田久米線に乗る。


高井局前バス停で降りる。南に約5分歩く。

48 西林寺(さいりんじ)

仁王門。


境内の様子。


本堂。

 

大師堂。

 

福授地蔵。


寺院の前に正岡子規の句碑。『秋風や高井のていれぎ三津の鯛』。「ていれぎ」は刺身のつまに使われる水草。


遍路道を行く。遍路道と言っても車道なので、行きかう車に気を使いながら歩く。今回から遍路道とトイレ位置案内図を参考にする。現在地は表示するが、グーグルマップのように追跡しないので、その都度位置確認する必要がある。


伊予鉄の踏切を渡る。北方向に戻ったことになる。向こうに見える山のふもとに浄土寺がある。


49 浄土寺(じょうどじ)

仁王門に到着。


本堂。

 

大師堂。


空也上人像(口から仏を吐きだすもの)があるらしいが分からなかった。


立派な鳥居の日尾神社の前を通過。


見覚えのある建物。「東道後のそらともり」、3年前、松山の兄宅に泊まった時、歩いてここまで温泉に入りに来た。


車道からへんろ道に入る。


50 繁多寺(はんたじ)

仁王門に到着。

 

境内の様子。

 

本堂。

 

大師堂。

 

鐘楼。

 

鐘楼の天井に二十四孝天井絵。

 

歓喜天像。

 

繁多寺は小高いところにある。歩いてきた方向。

 

お遍路さんマークのある道を行く。

 

松山城が見える。

 

石手川に架かる遍路橋を渡る。

 

橋の上から、石手川。松山市街方面。

 

石手寺の前に到着。仏像が並ぶ。


これまでの霊場と異なり、店も並ぶ。


51 石手寺(いしてじ)

仁王門。


正面が本堂か。他の霊場と違い、建物が多い。調べて来なかったので、一見して分からない。

 

本堂?

 

護摩堂?多くの人が参拝しているので、自分もここで線香を焚く。

 

大師堂?

 

三重塔。

 

石手寺は松山観光のメインスポットのようだが、今日は参拝だけして後にする。

 

有料だが「みんないっしょ大仏」もあった。

 

道後公園で弁当を食べ、子規堂の横を伊予鉄の駅に向かう。

 

道後温泉の時計台。時刻は13:45。


伊予鉄道後温泉駅。JR松山駅行に乗る。


JR松山駅まえから運転免許センター行のバスに乗る。


片廻というバス停で降りる。


直進は三津浜。三津浜からもバスはあるが本数は少ない。太山寺は右へ。


太山寺一の門をくぐる。


52 太山寺(たいさんじ)

仁王門の下に到着。


本堂まで350m。

 

本堂に向かう。


本堂の下、手水舎。

 

大日如来。

 

石段を上がる。

 

山門をくぐる。

 

本堂。

 

大師堂。

 

大師堂の前から、境内の様子。

 

鐘楼堂の鐘。

 

本堂から見た山門。前にあるのは摩尼車(まにぐるま)。

 

1階回すと、お経を1巻読んだと同じ功徳がある。なお、小さい摩尼車は通販サイトでも販売している。


戻る途中、ツバキの下にネコ。ネコのお遍路さん?


仁王門まで戻る。

 

太山寺を後にする。

 

いちめんの菜の花。寒い寒いと言っているが、もうそんな季節。昨日の夕飯で、菜の花の辛し和えを食べた。

 

バスの通る道路まで戻る。次の円明寺まで1.7㎞。


53 円明寺(えんみょうじ)

仁王門に到着。

 

境内の様子。

 

山門。

 

本堂。

 

大師堂。

 

キリシタン灯ろう。左の石仏がマリア観音らしい。

 

円明寺のすぐ近く、JR予讃線脇駅から松山行に乗る。

 

16:50、松山駅に戻る。

思ったより早く巡れたので、宿(ホテルサンルート松山)に行く前に、喜助の湯で風呂に入る。


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