2019年1月8日火曜日

丸亀城 (2019. 1. 8)


塩飽諸島2日目。午前中、丸亀城とその大名庭園である中津万象園をまわり、午後から塩飽七島のひとつである本島に行く。

ホテルから見えていたので、丸亀城はすぐ近く。

堀沿いに入口である大手門に向かう。

丸亀城HPのマップと、「よみがえる丸亀城~丸亀歴史体感アプリ~」というスマホのVRアプリも利用する。
丸亀城は「石垣の名城」と呼ばれています。高く美しい石垣が特長で、江戸時代初期の城郭石垣を築く技術が最高水準に達したときに作られたものです。当時の最高技術で積まれた石垣の美しさは、丸亀城の誇りです。(丸亀城HPより)

丸亀城
大手二の門を通る。

大手一の門を通り、城内に入る。

スマホVRソフト起動。門が閉まり、石が落ちてくる。

玄関先御門を通る。

入った右手に、番所・長屋。

 丸亀市立資料館があるが、時刻は7:40、まだ開いていない。

かぶと岩。 丸亀城は標高66mの亀山をそのまま利用した城である。
 かぶと岩:京極氏の時代には、岩上に神祠が建てられていました。この岩は火山の噴出口への通路部にある火成岩(安山岩)が浸食を受け、円柱状に露呈したもので、岩頸(がんけい)と呼ばれています。(丸亀上HPより)

丸亀城は現在一部修復中なので、立ち入れない箇所がある。(石垣修復計画の詳細)

 一度、大手門まで戻り。天守に上るために見返り坂を登る。
見返り坂:大手門から山上に向かう坂道は見返り坂と呼ばれています。傾斜が急で、時々立ち止まって振り返りたくなることから、いつしかそう呼ばれるようになりました (丸亀上HPより)

椿の奥に頂上が見える。かなり登ることになる。

石垣の城だけあって圧倒的な存在感の城壁。 あとで調べたが、石の産地は分からなかった。多くは塩飽の島々から運ばれたに違いない。

石垣の側をさらに登る。

名前の通り、坂を見返る。

頂上までもう一坂。

とりあえず天守の下、三の丸に到着。

月見櫓跡の先まで行って風景を楽しむ。

丸亀市街地。

飯野山。讃岐富士と呼ばれる。

天守に向かう。

二の丸。

櫓跡。

スマホのVRソフトで見ると…

日本で一丸小さいと言われる天守閣。

開場はAM9時で、時間前。特に見たいものはないのでパス。

展望台の柵にカラスが止まっている。

 展望広場から見下ろす。

 三の丸に戻る。

三の丸広場。

三の丸から城の南側の石垣に沿って歩く。

修復工事中のため行き止まり。

別ルートで坂を下る。

坂を下りながら、石垣の美を堪能する。

平地の下りてきた。一帯は亀山公園として、市民の散策の場になっている。

石垣の野面積。いろいろな積み方があり、石垣マニアには最高の場所だろう。
野面積み:南東山麓には野面積みという技法で積まれた石垣があります。野面積みは、自然石を組み合わせて積んだ石垣です。大きさや形の違う石を用いるので乱れた積み方になり、乱積みと言われます。このように丸亀城では様々な種類の石垣を見ることもできます。(丸亀上HPより)

南の橋までやって来た。

橋の上から、堀の南東部分。

椿の道を出発点に戻る。

北東部の「みそのばし」の前を通り過ぎる。

大手門に戻る。

ウォーキングする人が多い。ほとんどはシニア。自分もそうだが…

見返り坂を遠くから見る。

大手一の門を通り…

大手二の門を通り…

 丸亀城を後にする。

中津万象園までは歩いて約40分。昨日の登山の疲れが残っていて足取りが重い。途中、椅子付きの喫煙所があったので一服する。

中津橋の向こうに見えてきた。

中津万象園
中津万象園に到着。
中津万象園:貞享5年(1688年)丸亀二代目藩主京極高豊候により、ここ中津の海浜に中津別館として築庭される。白砂青松の松原に続いて1500余本の矮松を植え、庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を置く。近江八景になぞらえて、帆、雁、雪、雨、鐘、晴嵐、月、夕映と銘した八つの島を配し、その島々を橋で結んだ回遊式の大名庭園である。湖畔には、庭園内から海まで一望できたという中二階の茶室と母屋が設けられている。また、母屋南庭には枝葉の直径15米余り、樹齢600年と云われている〔天下の名松〕の呼称にふさわしい大傘松がある。万象園は森羅万象、即ち宇宙に存在するすべてのものを意味し、それらを合わせ持つ名園といわれる。(中津万象園・丸亀美術館HPより)

最近の改装されたのか、新しい建物。

庭園のみは¥700 。美術館は別途¥500。今日は庭園のみで入場する。

庭園と美術館は入口が別になっている。

自分は右側の庭園入口を入る。

庭園案内図。

 順路に従って歩く。

来る前に調べた中で、目玉スポットは邀月橋(ようげつばし)と大傘松。その邀月橋を渡る。

橋の上から庭園を見る。

 渡り石がを渡る。

渡り石の上から、邀月橋を見る。きれいな橋だ。

次の目玉スポット、大傘松。

反対側から。

松の近くにある、鳥居のトンネル。

このトンネルのパターン、昨年、防府天満宮元乃隅稲成神社太皷谷稲成神社でおなじみのもの。

現存最古の煎茶席の案内がある観潮楼。

中には入れないので外から。


椿の中を進む。

石投げ地蔵尊。

地蔵さんが庭園内にあったため、庶民は石に願いを書いて、外から投げ入れたのが始まり。

投げ入れ用の石は1個\100。先日、尾道で結構賽銭を使ったので、今日は遠慮した。

庭園の池には、たくさん島があって、島を結ぶ橋もたくさんある。

石橋を渡る。

魚楽亭か。

観月橋。

張り出した松の枝の下をくぐる。

 回棹橋。

橋の手前の島にある弁財天。

優雪橋を渡り、雪の島へ。

橋を渡り、雨の島へ。(あとから案内図を見ながら橋や島の名前を調べたが、間違いないだろう。)

池の中めぐりを終えて、本土(?)に戻る。うちわ館がある。うちわは丸亀の特産品である。

数々のデザイン内輪が展示してある。

2Fは海望亭。無料休憩所になっている。かつてはここから瀬戸内海が一望できたのだろう。現在はグランドが見える。

順路に従い、出口に向かう。

船の時間が少し気になりつつ、急ぎ足で散策を終える。

来るときは丸亀から歩いてきたが、帰りは電車を利用することにする。最寄の駅は讃岐塩屋駅。朝食は、コンビニでパンを食べただけなので腹が減ったので、駅に向かう途中のうどん屋に入る。

昨年、坂出で食べたとき、並を1玉と思って注文したら2玉だった。今回は、小を指定して1玉を食べる。

駅の近くが工事中で見えにくかったが、こじんまりとした切符売り場があった。

四国のJRは多度津で松山・高知行きが分岐し、宇多津で岡山・高松行きが分岐する。讃岐塩屋も丸亀も、両駅の間にあるので、本数が多くなる。余り待つことなく電車に乗る。

思った以上に早く丸亀に着いた。昨日行って知っている、あの殺風景な船乗り場で船を待つのも退屈なので、駅改札近くにある カフェ・ステーションで時間調整する。

適当な時間になり、港に向かう。

0 件のコメント:

コメントを投稿