つづいて醤油醸造所がならぶ「醤の郷」(ひしおのさと)に向かう。
そのなかにあるマルキン醤油記念館。
駐車場も広い。
醤油の香りのするような建物。
もろみ搾り工場の見学も出来るが、現在休止中。
記念館は本日無料。
ここら一帯を醤の郷と呼ぶ。
醤油造りは、400年もの歴史を持つ小豆島の伝統産業。明治の最盛期には約400軒もの醤油醸造所がありました。今も20軒以上の醤油蔵や佃煮工場が軒を連ねる「醤の郷」では、昔ながらの製法が受け継がれ、町を歩けば芳ばしい醤油の香りが漂ってきます。黒い板壁が続くノスタルジックな町並みは、経済産業省の近代化産業遺産にも認定されています。(うどん県旅ネットより)
かつての醤油製造所の模型。
いつも使っている醤油のできるまで。樽の通路を通る。
大豆を蒸す釜「甑」(こしき)。
機械化された醤油しぼり機。
こちらは手動のしぼり機。下の甕に醤油が溜まる。
蒸した大豆と小麦に、こうじと塩を入れてもろみを作る大桶。
もろみをかき混ぜる様子の模型。
この記念館はかつての製造所を利用して作られている。
記念館を出て、売店で、しょうゆソフトを買う。ほんのり醤油の味がする。
醤油工場の後ろに寒霞渓。醤の郷には、まだ他にも散策路や観光スポットがあるが、今日は暑いので、うろつくのを止めて、記念館だけにする。
つづいて向かったのが、二十四の瞳映画村。
映画村の前には渡し船乗り場がある。これは映画セットではなく、実際の交通手段。
映画村に入る。
まず、原作の作者、壺井栄文学館に入り、ビデをを見る。小豆島の出身で少女時代を小豆島で過ごす。その後、同郷の壺井譲治の誘いで上京し結婚し、壺井姓になった。とても苦労された方のようだ。
映画館では映画を上映している。今日は時間がないので、映画は後日ネットで見ることにする。
先生と子供たちの彫像。
映画村の風景。昭和の雰囲気。
これは、瀬戸内芸術祭の作品、「漁師の夢」。
海岸にあるかまど?
二十四の瞳映画村。映画のロケセットを跡地利用したもの。
小豆島町田浦地区よりさらに700m南、瀬戸内海を見渡す海岸沿い約1万平方Mの敷地に大正・昭和初期の小さな村が出現しました。これは、映画『二十四の瞳』のロケ用オープンセットを改築したもので、あの名場面がここで撮影されました。木造校舎、男先生の家、漁師の家、茶屋、土産物屋・・・。また、壺井栄文学館では、生前壺井栄が愛用していた調度品や各作品の生原稿などを展示しており、映画館「松竹座」では、『二十四の瞳』を常時上映しています。(二十四の瞳映画村HPより)
映画の撮影にも使われた、岬の分教場。
中に入る。撮影機材も展示された教室。
教壇。
教員室。
教員室の窓枠を額縁にして写す。
廊下。
なかでは、二十四の瞳の監督、木下恵介展が開かれており、他の作品についても勉強することができた。
分教場を出る。風になびく浴衣がノスタルジックな雰囲気をかもし出す。
キネマの庵。
昭和の映画の展示と売店。映画「八日目の蝉」の名前は知っていたが、映画後半には小豆島が舞台となる。後で調べたら、自分が行ったところの多くがロケ地になっていた。後日、ネットで見ることにする。
もう一度海岸に行く。香川県方面。
徳島方面。
京都などではレンタル着物を見たが、ここでもレンタル着物がある。ただ、映画に出てくる子供たちの衣装を模している。レンタル着物を借りるのは、やはり中国女子だった。
入口付近にある伝馬船。郵便船として使われていたものが、昭和62年にリメイクされた「二十四の瞳」(田中裕子主演)ロケに使用された。
映画村を出る。時刻は16時前。醤の郷の散策を省略したので、ホテルに入るには少し早い。2日目に予定していた地蔵崎灯台に寄っていくことにする。
映画村から来るまで約40分。地蔵崎灯台に到着する。
立入禁止で、灯台までは近づけない。
展望台に上がる。
香川県さぬき市。
徳島方面。
海岸まで遊歩道がある。
遊歩道を下る。
途中、灯台の案内があるが、こちらからも入れない。
海岸に出る。
地蔵崎灯台を見上げる。
浜辺のむこうは高松方面。
小豆島最南端から。
徳島方面から香川方面へ。
展望台まで戻る。
登りは公園の側を通り、舗装路で戻る。
展望台で少し横になる。
月も上り始めた。
土庄港まで戻り、今日のホテル、オーキドホテルに入る。
シングル喫煙の部屋。7600円、大浴場がある。大浴場も自分ひとりで、貸切だった。
ホテルは港のすぐ近く。窓から港が見える。
夜の港。
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