2020年7月22日水曜日

とべ動物園 (2020. 7.22)

少し前の天気予報では曇りだったので、芸北の山に登るつもりだったが、直近の予報では雨の心配が出てきた。予定を変更して、動物園に行くことにした。NHKのドキュメントでも紹介された、しろくまのピースがいる、愛媛県のとべ動物園。

広島からスーパージェットで松山観光港まで。伊予鉄で松山市内駅まで行き、バスに乗り、とべ動物園口で下車。降りたのは自分ひとりだった。

バス停から動物園までの近道を行く。

動物園は深い森の中にある。

道には、実物大の動物の足跡がレイアウトしてある。

10:45、とべ動物園に到着。朝早く家を出たが、乗継が多く、4時間以上かかった。シニア料金200円で入園できた。
 前身は1953年に松山市に創立された愛媛県立道後動物園で、道後では周辺への環境問題や施設の拡張が難しいため1988年4月に現在地に移転し開園した。(ウィキペディアより)詳細はとべ動物園HP

園内マップ

入ってすぐ、スネーク館。口を開けたままのワニ。

グリーンイグアナ。

逃げ出したペットが保護されたもの。

アルビノ(色素欠乏症)の白いニシキヘビ。

こちらが通常のもの。

紅白のフラミンゴ。

園内は思った以上に広い。

アフリカストリートのライオン。

サバンナの広場。 異種動物が飼育されている。

シロオリックス。

シマウマ。

確かに気になった。

エランド。シカではなくウシの仲間。

近くでキリンがずっと餌を食べているが、柵があってうまく撮れなかった。

クロサイ。

急に腹が減ったので、園内レストランで昼ごはんにする。

ゾウを見ながら、カツカレーを食べる。

とべ動物園には、ゾウの家族がいる。

3頭は、母親のリカと、こどもの姉妹、媛(ひめ)と砥愛(とあ)。リカは、アフリカのゾウ孤児院からやって来た。父親はアフ。アフは2016年4月に死亡。リカの子供には、もう1頭、砥夢がいるが、砥夢は多摩動物公園で飼育中。ゾウの世界にも、出会いと別れがある。
日本でアフリカゾウの家族を見ることができるのは、現在ではとべ動物園だけです。お姉ちゃんの媛ちゃんと妹の砥愛(とあ)ちゃんはとても仲が良いので、遊んだり、時には怒ったり怒られたり、と、野生のゾウの群れの中で見られる姿を目の辺りに見ることができます。まだまだやんちゃ盛りの砥愛ちゃんが、短い鼻で一人前に砂浴びをしたり、お母さんのリカさんにおっぱいを貰ったりするのを見ていると時間を忘れてしまいそうなのでお気を付けくださいね。アジアゾウ舎では、亡くなった太郎・ハナ子のパネル写真やハナ子の骨格標本を展示しています。(とべ動物園HPより)

ホワイトタイガー。ずっと動き回っていたが、最後に水をん飲み始めた。とても暑がりらしい。

モンキータウン。サルにも、コロナウイルス感染の可能性があるとのこと。

オランウータンのウォーキングタイムも中止。

本来なら、あのロープを伝って移動する。

ひっくりたえって寝ているサル。その隣のサルの、虚ろ気な表情がいい。

アーストラリアストリート、エミュ。エミュが飼育されていた、蓋井島を思い出す。

風の庭。

アジアストリートのサル山。サルがリングに乗って回るのを待ったが、始まらなかった。

下では、完全にリラックス。今日は、暑さもあって、園内はけだるいムードがただよう。

ようやくピースの館に来る。今年で20歳。

もっと広いところにいるのかと思ったが、檻の中で、物憂げな表情。

歩き出すのを期待して動画撮影したが、そのまま動かず。

隣のプールでシロクマが動いている。ピースがこちらに移動したのかと早合点したが、別のシロクマだった。

 隣にアシカのプール。

アシカの餌を200円で販売している。

子供が餌を買ったので、与えるのを待って撮影。


とべ動物園を出る。

バス停から少し下ったところ。駐車場入口。

ほとんどは車で来る。

とべ動物園のバス停から、一つ手前のバス停。こちらの方が便数が多いのでバスを待、松山市駅に戻る。

松山市駅からとべ動物園に向かうとき、伊予鉄の電車バス1日乗車券を買っていた。1800円と高額だったが、今日は郊外線、路面電車、バスに乗るので元は取れる。その県に、観覧車の1回無料サービスが付いていたので、乗ることにする。

大観覧車「くるりん」。いよてつ高島屋の屋上にあり、直径45m、地上から最高地点までの高さは85m。

くるりん乗り場。

くるりんに乗る。

透明なのがシースルーゴンドラ。 2台しかなく、通常よりも高い料金。自分のサービス券は対象外。

最高地点から、松山城。 一度登っているので、今日は外から眺める。

とべ動物園方面。

これから行く、伊予市方面。

突き出た山が特徴的なので判別しやすい、興居島

伊予鉄郊外線が市街地の中を通る。

1周、15分の観覧を終える。

松山市駅から、郊外線郡中線に乗り、終点の郡中港駅で降りる。

隣に、JR予讃線伊予市駅。

海岸へ歩いて10分くらい。五色浜神社。


神社の裏の松林を抜ける。

萬安港旧灯台。
高さ622.1センチメートル、底辺幅235センチメートル、花崗岩(かこうがん)の石造の旧灯台である。五色浜公園の北端、現在の伊予港に面して建っている。明治2年(1869年)、郡中港の防波堤の修築にあわせて、約70メートルの石垣の先端に、それまで木造であった灯台を石造に改築したものである。大正元年(1911年)に現在地へ移築された。(伊予市HPより)

堤防の先まで行く。

1958年、この灯台が出来るまでは、旧灯台が使われていた。

堤防の先から、興居島中島

二神島と情島。

周防大島。

郡中の町。向こうに四国高速が通る。

堤防を戻り、五色浜。昔、源平の戦いで敗れた平家の5人の姫たちが海に身を沈めた。その化身が浜辺の五色の石になったという童話が伝わっており、地名の由来にもなった。

 五色の石を探した。よく分からないが、これか?

隣が海水浴場。橋を渡る。

遊泳自粛中。

一帯が、五色姫海浜公園。

海の家も閉鎖中。

人影のない砂浜に、一つだけテントを張っている。

時刻は15時半前。公園を後にする。

郡中港駅から電車に乗る。

JR松山駅の近くに、「喜助の湯」がある。松山市駅から路面電車循環線に乗り、 JR松山駅前で下りる。入口が分からず、うろうろする。結局、JR松山駅と伊予鉄大手町駅の中間くらいのところにあった。

料金は600円。浴場は広く、休憩所もゆったりしている。マッサージ器が無料なのは、さすが道後温泉の街だと感心した。風呂から出てゆっくりし、松屋か観光港から19時のスーパージェットで広島に帰る。

今日の行程図。

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