2020年7月1日水曜日

可部冠山 (2020. 7.1)

冠山と言う名前の山は全国各地にある。先日登ったのは、吉和冠山。今日登るのは、可部にある冠山、区別するために、可部冠山と呼ばれている。そして、可部冠山(以後、この記事では冠山と呼ぶ。)の後、堂床山へ縦走する。ネットで調べると、堂床山から冠山へ縦走する記事の方が多いようだが、冠山への登りの方が傾斜が緩やかなので、自分は最初に冠山に登ることにした。

南原峡の駐車場に車を停める。ここには2年前に、一度来ている。そのときは、途中までバスに乗り、歩いて来た。

橋を渡り車道に戻り、冠山登山道入口がある第2キャンプ場まで歩く。車での行くことができるが、堂床山経由で下山すると、ここに下りて来るので、あえて車を残し歩く。

昨日の大雨で、渓谷の水量も多い。

マップで見ると、途中、明神ダムに行く道があるが、実際は通行止め。関係者以外は入れない。

約30分歩いて、冠山登山道口に到着。

登山開始。林の中を進む。

勢いよく水が流れている。

足元にも水。

谷川を横切る。ここから、道は川を離れる。

傾斜はゆるやかで歩きやすい。

しるべ石。この道は、かつての石見街道である。

分岐があるが、左の冠山方向へ。

通常、テープは点で設置してあるが、ここは線状に伸びる。迷いようがない。

南原戸主会の表示。

後で調べたら、 南原戸主会は可部連山トレイルランの協力者にも記載されたいるから、テープはコースを外れないためのものか、あるいは、一般登山者が迷い込んで植林を荒らさないためか。

だんだん石が多くなった。

可部峠に到着。ここで、初めての休憩。登山道は石見街道なので、比較的傾斜がゆるく、比較的涼しかったので、いつもの息切れもせず、登って来れた。

石見街道一里塚跡。昔の人は、こうして島根まで歩いたのか。

可部峠を左に曲がり、冠山に向かう。

ここからは、やや急登。

山頂直下の登り。

山頂に到着。

可部冠山、標高735.7m。

傍らに、どこかで見たことのある名前と絵がかかっている。先日、窓が山に登ったときに見たものと同じである。 R2.5.30とあるから、あの後、ここに登られたようだ。

展望所がもう1っ個所ある。右は堂床山への縦走路。

曇っているが、可部の町。右が堂床山だが、雲に隠れている。昨日、ウェザーニュースで天候確認したときは、曇りのち晴れだったが、もう一度確認すると、もうすぐ小雨になっている。

天気が心配なので、早々に冠山を後にする。

少し下る。

鞍部から西冠山へ向けて登り返す。

西冠山直下の登り。

西冠山、標高721m。

ここで、堂床山へ行く縦走路と、南原峡に下るコースが分岐している。もう一度、天気を確認してみる。今度は、tenki.jpで確認する。なんとか持ちそうだ。

雨がひどくなりそうなら、西冠山から南原峡に下るつもりだったが、だいじょうそうなので堂床山に向かう。

縦走路は幅も広く歩きやすい。

堂床山まではかなりの距離がある。1/3くらいを過ぎたところ。

笹の道を下る。

左手に、車で近づくことができなかった明神ダムが見える。岩屋土砂を積み上げて建設されたロックフィルダムである。

ずっとゆるやかな道だったが、ここは急登。

峰を越えて下る。この後も、何回かピーク越えをする。

堂床山は冠山より100mくらい高いが、縦走路のいちばん低いところからだと標高差200mくらい登ることになる。

右下に見えるのは、このところよく立ち寄る安佐SA上り。

堂床山へ向けての登り。

マップの等高線からかなりの急登と思っていたが、歩き続けての急登はきつい。途中、休憩所や展望所はないので、倒木をベンチ代わりに一休み。

山頂直下の登り。

山頂が見えてきた。

山頂に到着。

堂床山、標高859.6m。ここまでなんとか天気は持った。

山頂での眺望はないので、早々に下山する。右は南原研修センターへ、左は加賀津の滝へ。左に下る。

急な下り坂。

下って振り返ると、かなりの急登だ。ここを登るのはきついだろう。

いったん平坦な道に出る。根元から枝分かれした木が面白い。

曲がり角を左折。

少しの間、ゆるやかな道。

また、急な下り。

下りを振り返る。道はほぼまっすぐで、急登の連続なので、堂床山への登りはしんどそうだ。

道中、木々に覆われ、眺望はほとんどなかった。やっと冠山が見えたが、写真ではよく分からない。

滝の音が聞こえてきたが、最後まで急な下り。

こんな岩場に出た。

石段を下る。

加賀津の滝の前に出る。

堂床山登山口の案内。

加賀津の滝。

2年前にも見ているが、そのときよりも水量が多い。

2年前は、乾いた飛び石を渡れたが、今日はここしか道がない。石も水をかぶっている。

無事、沢を渡り駐車場に向かう。

西冠山・冠山の登山口。西冠山の分岐に繋がるのだろう。

13時前、駐車場に戻る。ここを出発して、約5時間の縦走だった。予定では、可部の満点の湯で風呂に入って帰るつもりだったが、堂床山からの下りで消耗し、そのまま帰る。可部にはもう一つ登りたい福王寺山があるので、そのときに寄ろう。

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