2日目のメインは、エンジェルロード。昨年行った鹿児島のちりりんろーど(知林が島)同様、潮が引くと砂州が現れ、歩いて渡れるが、時間の制約がある。エンジェルロードが渡れる時間を土庄町HPで調べると、今日は午後からなので、それを中心にコースを考えた。
6時前にホテルを出て、重ね岩に向かう。狭い道を車で上り、遊歩道入り口に着く。
ここからは長い階段を上る。
曲がり角に着いたところで振り返る。
まだまだ続く。
神社が見える。
重岩不動石鎚神社。
重ね岩はまだ先。
急な真砂土の坂を登る。
重ね岩が見える。
重ね岩。
重岩不動石鎚神社のご神体、重ね岩がついに姿を現しました。小豆島には大阪城を作るときに石垣の石を切り出した場所が20カ所ほど残っているそうです。こちらはそのうちの1カ所。ただ、重ね岩が人工的に造られたものなのか、自然にできたものなのか未だにわかっていないそうです。(ビーウェーブより)
重ね岩の前から。小豆島南側。
手前が小豊島、奥が豊島。
重ね岩まで歩いて来た尾根道。
駐車場に戻る。
駐車場から見上げる。
次の目的地に向かう途中に寄る予定だった、樹齢千年のオリーブ大樹。今日は撮影のため、午前中は入場不可。後から来ることにする。
エンジェルロードにも立ち寄ってみる。まだ歩いては渡れないようだ。ここで、一人旅の初老男性にタブレットのカメラボタンを依頼される。福岡から佐田岬半島まで船で渡り、昨日夕方、小豆島に着いたそうだ。小豆島の見所を尋ねられたので、寒霞渓→遊歩道下り→ロープウェイのコースをお勧めした。
小豆島オリーブ公園の開演時間には早いので、さきに洞雲山に行くことにする。途中まで車で上れるらしいが、狭い山道は不安なので、坂手港に駐車して、麓から歩くことにした。
グーグルマップで経路を探して、墓地の中を通る。グーグルマップの経路は、最短コースを探すので、ときにマニアックな道を教えてくれる。
壺井栄文学碑に出る。壺井栄はこの地区、坂手町の生まれである。
車道を歩いて登る。
この道なら、車でも大丈夫のようだ。
登り続けて、視界が開ける。こんなところに工場が… もちろん廃屋である。
車で上る場合も考えてチェックしておいた駐車場。結果的に、車で来れたようだ。
駐車場のすぐ上に、隼山大師堂。
太子堂の前から、小豆島南部。
奥の院があるので行ってみたが、眺望はなかった。
麓からの歩きで疲れているが、最低でも洞雲山展望台までは行くつもりで登ってきた。
洞雲山展望台。
坂手の町と港。
中腹に仏像が見える。
北向観音。
洞雲山寺までの距離をマップで測ると、歩きで4~5分のところ。ここまで来たので、行くことにする。
小豆島霊場第一番、洞雲山。小豆島には八十八ヶ所がある。寒霞渓に代表される岩の侵食地が多く、洞窟に霊場が多い。
洞雲山寺本堂。
ここは、夏の一時期のみに現れる、夏至観音が有名。6月1日~7月10日とある。もう時期は過ぎている。
洞窟に向かう。
洞窟内に続く階段を登る。
洞窟内に建立されたお堂。
ここから夏至観音がみえるようだ。
写真を参考にすると、この岩壁に出現するようだ。
夏至(6月21日)を真ん中にはさんだ50日間だけ拝観できる「夏至観音」は、小豆島霊場八十八ヶ所の1番札所である洞雲山の岩肌に現れます。この不思議な自然現象が見られるのは、1年のうち数日間で午後3時過ぎの数分間、しかも晴天の日だけ。(小豆島物語より)
夏至観音。差した光が観音さんに見える。
夏の日の神秘より |
岩に囲まれた静かなスペース。
夏至観音は拝めないが、石の観音様。
今日も無事に旅ができますように…
洞雲山を後にする。
先ほどの廃屋を過ぎる。こうして見ると絵になる。
ひたすら下る。
途中、洞雲山を見上げる。
麓近くにあった、美井戸神社。
神社らしからぬ、なにやら奇怪な彫像。瀬戸内芸術祭の作品だろう。アンガー・フロム・ザ・ボトム 古井戸の底に潜む地霊的化け物が、人々を脅かすという寓話的な設定。
港に戻り、オリーブ公園に向かう。
小豆島オリーブ公園に到着。
オリーブ記念館。
記念館の前から。モニュメント広場と海。
記念館に入る。小豆島はギリシャのミロス島と姉妹島なので、ギリシャ彫刻が立つ。なかにはオリーブについての説明が並ぶ。
実写映画「魔女の宅配便」のロケ地にもなったので、魔女のほうきの無料レンタルがあり、インスタ用に写真を撮ることができる。ほうきをもって歩く人も結構いた。
売店でオリーブサイダーを買って飲む。
ここから下ったところに、映画村への渡し船乗り場がある。昨日行った映画村まで、船で10分。
オリーブ畑に入る。
オリーブの実。
ギリシャ風車。
正面から。
オリーブの原木に向かう。
オリーブの原木。1917年、日本で初めて根付いた最も古い民間のオリーブの樹。
オリーブ園の西側の駐車場。高台には工場がある。
歩いて来たオリーブ園は、オリーブの森。
ギリシャ風車を模したものか、白い円筒の滑り台。
オリーブ畑の向こうに映画村。
オリーブの中を駐車場に戻る。
オリーブ畑の向こうに寒霞渓。
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