岩船岳までは距離が長いのであきらめていたが、先日、三ツ丸子山に登った時や、日々の散歩の途中で見るので、1日がかりを覚悟して登ることにした。
神社の裏を通り…
清盛神社のある西松原を抜け…
9時前、いつもの大元公園から登り始める。
林道からの登山口。
今日でった唯一の若者。彼も、他の人に出会うとは思っていなかったようだ。弥山に比べると、この辺を歩く人は少ない。
先峠分岐。ここまでは、先日の三ツ丸子山までと同じルート。三ツ丸子山はここを右に曲がった。
今日は直進、岩船岳に向かう。
遠くに見える岩船岳。かなり距離がある。
三ツ丸子山へのルートの分岐合流地点。
正面が歩いてきた道。左が三ツ丸子山への道。
かなりの距離を下り、陶晴賢敗死之碑。陶晴賢は厳島合戦で毛利元就に敗れ、厳島で自死した。大正時代に陶晴賢自刃の地を推定して建立されたものらしい。
坂を登り返し、コースに復帰。
岩船岳に向かう。
登りになると、今日は特に堪える。
展望のよさそうな岩。
右に見えるのは阿多田島。
岩が増えてくる。
アップダウンが多い。
大川分岐。
分かりやすい案内図がある。下山はここからする予定。
アップダウン。
しばらく尾根道を行く。
歩いてきた方を振り返る。
また登り。
木々の間に岩船岳が見える。もう少しだ。
ロープ付きの急登。
登ったところに大岩。ここは、まだ山頂ではない。
一度下る。
巨岩群。
角度を変えてみると船に見える。
岩船岳に向かう。
ようやく通れる幅の、岩の通路を通る。後で他の迂回路を探してみたがなかった。
これで山頂かと思ったが、もう一度岩場を下る。
岩船岳への最後の登り。
12:40、山頂に到着。大元公園から3時間半以上かかった。
岩船岳、標高466.6m。
植物に覆われ、髪の毛の生えたような岩。
登山道は先に続き、西岸に下りることができるらしい。
山頂の巨岩群。
その上から、東に江田島の砲台山。
下が青海苔浦。南に、阿多田島。
東に県境の川、小瀬川。
江田島から阿多田島へ一望。
今日の昼ご飯。ゆっくり過ごす。
13:20、岩船岳から下山する。
先ほど下った岩場を登る。
登ったところの展望岩。
大野瀬戸と経小屋山。
岩船岳の山頂。
ここから先、岩場を越えるどこかでコースから外れてしまう。来た道を戻ればいいと油断して確認を怠った。途中様子が違うので気づき、コースへ復帰しようとするが大変。熱き安い方向はコースから遠ざかるし、コースへ向かう方向は藪に覆われ身動きできない。宮島登山で遭難する話を聞いたことがあるが、理解できた。時間が遅く暗くなると危険だった。手に藪でできた書き傷を負いながら、14:40,なんとかコースに復帰する。山頂から1時間20分程度かかったことになる。画面右側から、こんなところに出てきた。
普通に歩ける道の有難さを感じながら歩く。
大川分岐まで戻る。ここから下る。
大川浦に下り、広島大学の植物実験所を経由して桟橋まで戻る予定。
平坦に近い緩やかな勾配の道が続く。その分、距離が長い。
大きな穴。イノシシの足跡か?
先ほどのコース逸れの時の藪を思い出しながら、シダの道を歩く。
なぜか廃車がある。ここまで、どのようにして運んだのか。
沢を渡る。
分岐、多々良方面に。
ここにきて、また登り。コース逸れでの奮闘で、足が疲れ切っている。
登った岩船岳が見える。
浜辺に出た。大川浦?浜に出ると、海岸沿いの道を歩いて戻ると、勝手にイメージしていたが。海岸沿いに道はない。
この先のルートを探すと、川渡るようテープがあった。
再び林の中に入る。
山歩きは、まだ終わらない。
岩船岳を振り返る。
桟橋方向。あの先を回ってまだまだ先。
重い足取りで歩く。
かなり高いところに道はある。
分岐、斜め左の広大植物園方向へ。
ここにきて登り。
分岐、広大植物園方向へ。分岐が多く、よく見ないと間違てしまう。別方向に「これより6.3㎞フェリー乗り場」とあるが、山越えのルートだろう。
室浜砲台跡。日露戦争時代のもの。砲台山のものと同じ系列。
分岐、広大植物園方向へ。
ようやく広大植物園に到着。正式には、広島大学理学部附属宮島自然植物実験所。
ここから舗装路。大川浦から勝手にこんな道をイメージしていた。
少し行くと、ゲートがあった。関係者以外立ち入り禁止。すでに立ち入っていたので、ゲートの脇を通る。
多々良。三ツ丸子山からの下山で下りてきたところ。ここから先は一度歩いているので、距離感がつかめる。
よほど空腹なのか、ロープをかじるシカ。
17:30、大元公園に戻る。ここを出発して、約8時間半。長かった。
神社前が観潮なのでショートカットできた。
桟橋に戻ったころには、灯りがともっていた。18:00のフェリーで帰る。
宮島口から岩倉だけを見る。われながら、よく歩いたと思う。
今日のコース。結果的に、コース逸れが一番記憶に残った。
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