2021年2月25日木曜日

四国霊場70~73 (2021. 2.25)

 四国霊場59~69 (2021. 2.24)より⇒

 

 昨日、66番雲辺寺の後に67番大興寺に寄るのを忘れていたので立ち寄る。

67  大興寺(だいこうじ) 

仁王門。


本堂への石段を登る。手前の大樹は樹齢1200年。

 

本堂。

 

大師堂。

 

整った形の松。


70 本山寺(もとやまじ)

仁王門。

 

境内の様子。

 

本堂。

大師堂。

 

五重塔。


一角に、四国三十六不動霊場

四国三十六不動霊場は、徳島県・香川県・高知県・愛媛県内にある36箇所の不動明王霊場寺院の総称で、 弘法大師の生誕の地の四国に、お大師様が深いご縁で結ばれた不動様の霊場を開こうと、霊験ある不動明王が祀られていられる寺院36ケ所が、平成元年に結集し霊場を開いた。 (ウィキペディアより)


お砂ふれ道場。

 

続いて、みのふれあいパークを目標に、弥谷寺の駐車場に到着。ここから本堂まではかなり登ることになる。車でも途中まで行けるが、参道を歩いて登る。

 

昇運の石段、540余。

 

石段を登る。

 

71 弥谷寺(いやだにじ)

仁王門。

石段を登る。

 

金毘羅さんの石段が785段。それには及ばないが、2/3以上はある。

 

仏様が迎える。

 

ここが中腹。車で来ることもできる。

 

昇運の石段270余。およそ半分登った。

 

赤い階段は百八階段。除夜の鐘と同じ数。

 

百八階段を登ったところに大師堂。

 

中には獅子之岩屋に大師像。南から入る灯りを頼りに、幼い弘法大師が勉学に励んだという。

 

大師堂から本堂へ。

 

多宝塔。

 

修行大師。

 

鐘楼堂の前を本堂に。

 

昇運の石段の最後。

 

本堂。

 

本堂の前からの景色。

 

休んでいると小鳥がやって来た。一度逃げたが、また戻ってきたので、ここがテリトリーなのだろう。

 

本堂から下る。

 

摩崖仏。

 

岩屋。

 

大師堂まで下りる。

 

百八階段を下りる。

 

仁王門まで戻る。

 

俳句茶屋は老朽化がひどく倒壊の恐れあり。

 

参道入り口に戻る。

 

中腹までのバスもあるが、コロナの為運休中。

 

弥谷寺駐車場のすぐ下が、みのふれあいパーク。

 

あの中腹まで、昇運の石段を登った。

弥谷から20分くらい走り曼荼羅寺駐車場に到着。


72 曼荼羅寺(まんだらじ)

仁王門。

境内の様子。
本堂。
大師堂。
延命寺像。
笠松大師。
不老松だが、平成13年の秋から14年の春にかけて松くい虫のため、枯死してしまった。

在りし日の不老松。

travel.jpより

梅の盛りの季節。


 

曼荼羅寺の次、近くの出釈迦寺に向かう。これからが今回の旅のメインイベント、あの山に登ることになる。

 

駐車場に到着。

 

溜池の向こうに瀬戸大橋が見える。

 

修行大師の迎える参道を登る。

 

73 出釈迦寺(しゅっしゃかじ)

山門。「しゅっしゃかじ」 は舌を噛みそうな名前だ。

 

本堂。

 

大師堂。

 

求聞持大師。

 

捨身ヶ嶽禅定遥拝所。山に登らずにここで拝むことができる。

 

今日は登る。

 

捨身ヶ嶽禅定(しゃしんがたけぜんじょう)入り口。

弘法大師が“真魚”と呼ばれていた7歳の時。我拝師山に登り「私は将来仏門に入り、仏の教えを広めて多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのなら一命を捨ててこの身を諸仏に捧げる」と、断崖絶壁から身を投じました。すると、紫色の雲が湧き、釈迦如来と羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめました。(空海NAVIより)


参道を登る。

 

御神木ひのき。

 

捨身ヶ嶽禅定は標高350m以上のところにあるので、かなり登る。

 

この道は世坂という。

 

かなり登ってきた。弥谷寺でも上ったので、疲れて息が切れる。

 

ようやく見えてきた。

 

もう少し。

 

捨身ヶ嶽禅定の門に到着。

 

見晴らしのよさそうな鐘楼堂に上がる。

 

鐘楼堂から、出釈迦寺奥の院。

 

下からも光って見えた釈迦如来。

 

登ってきた方を見渡す。

 

弘法大師が身を投じた場所はさらに上にある。

 

お堂の下から行場へ。


行場に入る。

 

さっそく鎖場。

 

鎖は頼らずに、岩をつかんで登る。

 

ここからは鎖なし。

 

息切らして登って、石像のある場所に着く。

 

「捨身誓願之聖地」。

 

幼い弘法大師が身を投じたという伝承の場所。

 

下を覗いてみる。

 

このうえは我拝師山(がはいしやま)の山頂。

 

山頂を目指す。岩場は終わり、登山道の急登が続く。

 

やっと急登が終わった。

 

山頂に到着。

 

我拝師山、標高481m。霊場巡りが思わぬ登山になった。

 

空海ウォーク。善通寺市にある五岳山(香色山・筆ノ山・我拝師山・中山・火上山)のひとつ。香色山・筆ノ山は昨年の善通寺の旅で登っている。これで3つを登ったことになった。

 

山頂から丸亀方面。

 

少し休んで、我拝師山から下る。

 

下山の途中。あそこまで下りる。

 

周囲を一望。


捨身の聖地まで戻る。

 

岩場は下りも大変。

 

三点指示を守り、ゆっくり慎重に下る。

 

行場入り口まで無事下りた。

 

捨身ヶ嶽禅定に戻る。

 

仏足石。足腰の健康を祈願し、靴を脱いで上がる。

 

摩崖五輪塔。よく見ると岩に五輪塔が刻んである。

 

捨身ヶ嶽禅定を後にする。

 

「ご参拝ありがとうございました」。こちらこそ、無事登れて感謝します。

 

捨身ヶ嶽禅定と我拝師山を振り返る。

 

紅梅の向こうに我拝師山。

 

瀬戸大橋が見える。今日は瀬戸大橋を走って帰る。今まで何度も電車で渡ったが、車は初めて。

 

「この年で 登れしお山捨身ヶ嶽 これも大師のおかげかな」。70歳女性の歌。実感。

 

出釈迦寺まで戻る。

 

捨身ヶ嶽と我拝師山を見上げる。時刻は正午前なので、もう一度、みのふれあいパークに戻ることにする。

 

みのふれあいパークにある、いやだに温泉大師の湯。

 

下には遊園地がある。

 

風呂に入ってゆっくりし帰路に就く。瀬戸大橋は風が強く、車が揺れる感じがする。与島SAに寄る。2年前の旅では、岡山県の児島からバスで来た。


「島うどん」を注文する。

 

食事の後、展望台に上る。よく走った四国方面。

 

瀬戸大橋を岡山方面に向かい帰る。長い時間の運転なので、何度も休み帰る。


今回のお遍路。

59国分寺~64前神寺


65三角寺~73出釈迦寺


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