四国霊場、今回は香川県の76番金倉寺から88番大窪寺までを、2泊3日で巡る予定。88番に行くので、順打ちならば結願(けちがん)となる。88カ所を巡り終わることを結願あるいは満願という。自分の場合は区切り打ちなので、とりあえず88番までということになる。
当初は、76番金倉寺から巡り始めるつもりで金蔵寺駅までの乗車券を買ったが、車内でマップを確認していると、74番甲山寺も歩きで行ける範囲なので、1つ先の駅の善通寺に行先変更した。なお、寺院は金倉寺と書き、駅名は金蔵寺と書く。どちらも読み方は「こんぞうじ」である。観音寺が、寺院は「かんのんじ」を読み、駅名は「かんおんじ」と読み区別するパターンと似ている。
午前8時すぎ、JR土讃線善通寺駅で下車。甲山寺に向かう。
途中善通寺の側を通る。
75 善通寺(ぜんつうじ)
昨年4月に一度巡っているので、本堂だけ参拝する。なお、善通寺の名は、弘法大師の父佐伯善通(よしみち)に由来する。
甲山寺まで、おなじみの四国のみちの道標がある。甲山寺まで1.1㎞。
前回の善通寺詣での時登った、香色山と筆ノ山。
境内の様子。
本堂。
大師堂。
毘沙門堂。
順番からすると、次は善通寺だが、今日は76番金倉寺に向かう。
高松道の下をくぐる。
JR土讃線を横切る。左に行くと金蔵寺駅。
金倉寺まで0.2㎞。ここで道を間違える。グーグルマップでコースを確認しながら歩いているのだが、検索欄に金蔵寺と入力してしまい、0.2㎞にしては遠いと思いながら歩いているうちに気づいた。
76 金蔵寺(こんぞうじ)
仁王門。
境内に大樹。
本堂。
大師堂。
許利帝堂。
駐車場のベンチで一休み。お砂踏み道場がある。
仁王門を出る。大わらじがある。祈願して、歩きの無事を祈る。大わらじは各所にある。
金蔵寺駅からJRで多度津駅まで行く。
77 道隆寺(どうりゅうじ)
仁王門
境内の観音像は270体あまり。
本堂。
大師堂。
多宝塔。
観音像の向こうに大師堂。
仁王門を出たところ、おへんろさんの駅で一休み。
多度津駅から宇多津駅に移動。ここからICカードが使える。今回の旅の範囲では、一部のバスを除きICカードが使えるので、小銭を用意しなくて済み便利だ。
今日は風が強くて寒い。ファミマでイートインがあれば、買った弁当を屋内で食べようと思ったが、あいにく、そこにはイートインがなかった。近くの公園で昼ご飯にする。
78 郷照寺(ごうしょうじ)
境内の様子。
本堂。
大師堂。
大師堂の横に万体観音洞の入口。
観音洞に入る。
約3万体の観音菩薩像が並ぶ。
庭園。
鐘楼の向こうに瀬戸大橋が見える。
駅に戻る途中にある大鳥居。
境内に立ち寄る。
鳥居が2つ並ぶ。
右は塩竃神社。
左が宇夫階神社(うぶしなじんじゃ)。
宇多津駅から八十場駅に移動。昨年の暮れ、坂出城山に登った時に下りた駅である。
79 天皇寺(てんのうじ)
駅からの道を登って、最初に目に入る赤い鳥居。三輪鳥居。
正面にあるのは寺院ではなく、崇徳上皇を祀る白峰。
保元の乱で敗れた崇徳上皇が、讃岐の地に流され、長寛2年(1164)鼓ケ岡で崩御された。その死を京の都へ奉聞する間、天皇の柩を安置したのが、この寺である。そのことから天皇ゆかりの寺として天皇寺と改号した。(四国霊場八十八カ所巡礼より)
本堂は神社から少し離れたところ。
天王寺本堂。
大師堂。
神社の境内。
大楠。
駅に戻るが、ちょうど出たばかり。普通列車しか停まらない駅なので、次の便まで30分以上ある。近くに、お遍路さん休憩所があったが、閉まっていた。しかたなく、駅のホームで待つ。
八十場えきから国分駅に移動。
80 国分寺(こくぶんじ)
仁王門。
松に覆われた長い石畳が続く。
池に架かる橋。
池の中に建つ仏像?
本堂。
大師堂。
「お大師さまは中にいらっしゃいます」とのことで、中に入る。
郷照寺は観音像だったが、ここは千体地蔵。
千体地蔵。
地蔵菩薩像。
水子地蔵石仏。
橋の上から見た像は七福神だった。
奈良時代鋳造の鐘楼。
奈良時代の礎石。
ミニ八十八カ所。先ほどの天皇寺。
明後日巡る予定の大窪寺。
国分寺からJR駅に戻る。今日はここまで、次の白峯寺までは車で14㎞。
時刻は16時前。時間があるので鴨川駅で下車。
駅から歩いて15分くらい。前回も寄った城山温泉で、冷えたからだを温める。
風呂でゆっくりして、坂出駅に到着。
夕食は、やはり、うどん。2年半前に瀬戸大橋を観光したときにも来た、いきいきうどん。前回、並のつもりで中を注文したら2玉だったので、今日は小の1玉で注文する。
今日の宿、フリーズデイイン坂出国際。暖房が弱く、布団も薄いので寒かった。ジャンバーを着て布団に入る。
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