昨夜のホテルが寒かったので体調を崩すかと心配したが、大丈夫そう。今日は、バスは利用するが、長いへんろ道を歩く。今回の、お遍路でいちばん楽しみにしている道。このマップを参考にする。
坂出駅前のバス停から、7:40の琴参バス玉越線に乗る。ICカードは使えない。
高屋バス停で下車。
白峯寺までは車で6.4㎞。歩きだと少し短いか。
車道を登る。今日は風がなく、比較的暖かく感じる。
瀬戸大橋や与島が見える。
車道とへんろ道の分岐。
こちらは車道。
へんろ道を登る。
和歌の石碑が建ち、読みながらゆっくりしたペースで登る。
ここから急階段。
途中の踊り場で振り返る。
さらに登りが続く。
ようやく広場に出る。
さらに石段がある。
七棟門。
勅額門前の石段を登り本堂へ。
本堂で参拝。
本堂を斜めから。
大師堂。
五重石塔。
石段を下る。
途中にある行者堂。
薬師堂。
鐘楼。白峯寺の境内は広く、境内の配置はサイトに詳しい。
駐車場のベンチで一休み。案内図でコースを確認する。
白峯寺の横から根香寺へ。
根香寺まで4.6㎞。
このへんろ道は根香寺道という。
根香寺に向かい歩く。
各所に同行二人の札。
摩尼輪塔(まにりんとう)と下乗石(げじょういし)。
説明によると、順打ち・通し打ちの場合、長い遍路道も聖地に近づき、ここからはどんな高貴な者も乗物から下りて、自分で歩いて参拝するようにとのこと。
へんろ道を行く。
なぜか「習志野市 小田和正」の札。まさか、あの小田和正? そんなわけはない。
自衛隊演習所の脇を通る。
閼伽石(あかい)と地蔵丁石。閼伽石とは神仏にささげる水の湧く井戸のこと。
少し下り坂。
小橋を渡る。
白峯寺から2.3㎞、根香寺まで2.3㎞。ちょうど中間地点。
分かれ道のある十九丁。
昨日巡った国分寺への道。
ここのベンチで一休み。
根香寺に向かう。
車道に合流。
マップにある通過ポイントの、みち草。山道と車道との共存、六甲縦走路を思い出す。
へんろ道を行く。
もういちど車道を横切る。
見慣れたお遍路さんマーク。根香寺本堂まで775m。
ようやく駐車場らしきものが見えてきた。
82 根香寺(ねごろじ)
仁王門。
石段を登る。
山岳仏教の開祖、役行者の像。
手水舎。
さらに石段を登り本堂へ。
本堂入り口の門。
本堂。
本堂横の回廊に入ると、万体観音堂。3万体の観音像が並ぶ。
大師堂。
白猴欅(はっこうけやき)。
樹齢1600年ほどだったが、昭和50年に枯れてしまい、平成3年に根を切り据えられた。
鐘楼。
鐘楼の後ろから。高松市街と屋島が見える。
本堂の高台から下る。
仁王門を出る。
門の横に、伝説の牛鬼。
根香寺から車道を下る。
左は白峯寺へ、右は84番の一宮寺へ。右へ。
下る途中、これまで行った島々が見える。女木島、男木島、小豆島、豊島。
公園もないので、ミカン畑の横で昼ご飯。
ことでんバスの根香口バス停から、バスで高松に向かうが、40分くらい待つ。ことでんは電車バスともICカードが使える。ちなみに、松山の伊予鉄では使えないのが不便だ。
ことでん高松築港から電車に乗る。
一宮駅で下車。
83 一宮寺(いちのみやじ)
西門から入る。
入ってすぐの庭園。
境内の様子。
本堂。
大師堂。
護摩堂。
薬師如来、地獄の釜。
説明板から登載
『 昔、この近くにおタネばあさんといって、それは意地の悪いおばあさんがいました。
ある日、近所の人から「この寺には、地獄の釜の煮えたぎる音がする祠があって、悪い事をした人が、この中に頭入れると扉が閉まってぬけなくなる」と言うのを聞きました。そこで、おタネばあさんは、「そんなことはない。ちょっと試してみよう。」と恐る恐る頭を入れてみたのです。すると扉が閉まり、下の方からゴォーという地獄の音がしてきたのです。
あわてたおタネばあさんは、頭を抜こうとしましたが、いくらやっても抜けません。とうとう怖くなり、涙を流しながら「今までの事は許してください。」と何回も頼んだのでした。すると扉が開き、頭がすっと抜けました。
それからは、おタネばあさんは、心を入れかえ、近所の人からも親しまれるようにな
ったのです。』
仁王門から出る。
一宮寺の近くに天然温泉きららというのがあるので行こうとしたら、途中に大鳥居があった。
讃岐一宮田村神社。こちらは裏参道。
本殿。
竜の彫像。
表参道から本殿。
表参道を行く。
表参道から出る。
遠回りになったが、天然温泉きららでゆっくりする。
風呂を出て、ことでんの駅に向かう。遠くに見える山は根香寺がある山か。
讃岐の国の特徴である、溜池がある。
帰りは、一宮駅の隣の空港通り駅から。
高松築港に戻る。
今日の夕食は、香川県なのに、なぜか築港駅前の徳島ラーメン。ラーメンを食べて、大歩危の旅でも利用したホテル(高松センチュリーホテル)に向かう。
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