2021年2月24日水曜日

四国霊場59~69 (2021. 2.24)

愛媛県の59番霊場国分寺から、香川県の73番霊場出釈迦寺までを、1泊して車で巡る。前回前々回で残っている霊場で、これでつながることになる。

 

しまなみ海道で今治まで走り、8:20に到着。

 

59 国分寺(こくぶんじ)

本堂。

 

大師堂。

 

握手修行大師。「お大師様と握手して願い事を一つだけ あれもこれもはいけません お大師も忙しいですから」。コロナ禍の最中で控えておいた。

 

隣にある春日神社。

 

続いて、60番横峰寺(よこみねじ)に向かうが、国道11号から逸れて、かなり山に登る。途中までは、石鎚山ロープウェイに向かう道、一昨年の石鎚山登山で通ったことがあると思う。残念ながらめ。令和3年2月8日~2月28日まで通行止。「この先路面補修の為 車両通行止めとなります」。


ここからの林道は有料道路で片道6㎞。とても歩いてはいけないので、本日は断念した。様子が分かったので、いつかの折に再訪することにした。

 

戻る途中、こんな山の中にある。

 

国道に戻り、香園寺に到着。ここからしばらくは、国威道沿いに集中している。

 

61 香園寺(こうおんじ)

この立派な建物が本堂だが、参拝所は階段を登って2回にある。

 

御本尊。

 

大師像。

 

境内の風景。

 

顕彰慰霊塔。神風特別特攻隊となって出撃した人々冥福を祈る。観音様の右掌に、飛行服姿の若者が立っている。

 

香園寺から西へ少し行く。JR予讃線伊予小松駅の近く。

 

62 宝寿寺(ほうじゅじ)

 

本堂。

 

大師堂。

 

厄捨て場。「ご自身の厄を投厄玉に吹き込めてください…」。投厄玉は1個200円。

 

ユニークな表情の仏様。

 

次の63番吉祥寺も近い。大体の霊場は無料駐車場があるが、ここは指定の有料駐車場。

 

63 吉祥寺(きちじょうじ)

山門。

 

入ると紅白の椿の通路。

 

本堂。

 

大師堂。

 

成就石。「眼ヲ閉ジテ本堂前ヨリ…金剛杖デ穴ニ入レバ何事モ成就スト云々」

 

お迎え大師とくぐり吉祥天女。何にも触れないので、ここはくぐらせてもらった。


次の前神寺も近いのだが、曲がるところが一つ早く、着いたのは石鎚神社だった。今回の旅の本題からは逸れるが、せっかくなので参拝する。

神門を入り参道を登る。

広い境内。

本宮までは結構ある。参道を振り返る。

さらに石段を登る。

石鎚神社本宮。

本宮前の展望所から見渡す。

本宮から下る。

途中にあった、石鎚神社の説明。

石鎚神社は日本七霊山の一つ霊峰石鎚山を神体山(神しずまります山)とする御社にて、山頂に頂上社、中腹(7合目)に成就社と土小屋遥拝殿、そしてJRや国道近くに位置する本社(口之宮)の、四社をあわせて石鎚神社といいます。(石鎚神社のサイトより)


石鎚神社を後にする。神門の向こうには街並みが見える。

 

前神寺に到着。菜の花の向こうに石鎚神社が見える。

 

64 前神寺(まえがみじ)

山門。

 

本堂までは参道を歩く。

 

少し距離がある。


本堂。

 

側にある石段。

 

上には、石鉄権現堂。

 

本堂を見下ろす。

 

御瀧行場不動尊。鉄分の色だろうか、年季が入った色。

 

大師堂は参道の途中にある。

 

前神寺から次の三角寺まではかなりあるので、高速に入る。途中の入野PAで持参の弁当を食べる。

 

四国中央市の煙突が見える。三角寺があるのは四国中央市である。三角寺が愛媛の最後の霊場。

 

高速を下りて山側に上がる。三角寺に到着。

 

こんな山の中にある。

 

65 三角寺(さんかくじ)

鐘楼門。

 

境内の様子。

本堂。

 

大師堂。

 

延命地蔵尊。

 

三角寺から下りる。ここも有料駐車場で、200円を箱に入れる。おじいさんが留守番をしていた。

 

高速に入り、途中の豊浜SAで休憩を取り、三島川之江ICで高速を出て、雲辺寺に向かう。雲辺寺は山高い山頂にあり、21番霊場太龍寺と同じようにロープウェイで上がる。

 

ロープウェイ乗り場の前の広場から、伊吹島が見える。

 

ロープウェイに乗る。

 

あの山頂まで約7分で到着。

 

途中で下を見下ろす。

 

山頂に到着。気温は3℃。

 

山頂駅。

 

右が展望台。左が雲辺寺。中央に。おでむかえ大師。

 

ここは、徳島県と香川県の県境。雲辺寺の住所は徳島県だが、霊場としては香川(讃岐)に属する。

 

まず雲辺寺へ。


66 雲辺寺(うんぺんじ)

仁王門。

 

本堂に向かう。

 

本堂。

 

大師堂に向かう。

 

大師堂。

 

四国霊場最高峰。

 

大師乳銀杏。「昔、乳の出ないお母さんのために弘法大師が銀杏の苗を植え…」

 

五百羅漢。顔の表情が一つ一つ異なる。

 

圧巻の羅漢。

 

涅槃像。

 

展望所へ。

 

山頂近くに像が見える。

 

毘沙門天の像。

 

展望台になっていて中に入れる。

 

螺旋の坂を登る。

 

展望台に出る。

 

石鎚山方向。

 

四国中央市。

 

瀬戸大橋方向。左の赤い屋根はロープウェイ乗り場。

 

一望する。


毘沙門天を間近で見上げる。


螺旋の坂を下りる。


 

雲辺寺山頂公園。標高は927m。まだ雪が残っている。

 

スキーもできるのだろうか、リフトがある。

 

公園から毘沙門像が見える。

 

天空のブランコ。若いカップルに人気のフォトスポット。

 

ブランコの展望台から、観音寺方面。

 

雲辺寺から下る。

 

麓の乗り場の横に登山道があった。

 

雲辺寺4.2km、徒歩約2時間。標高差は700m弱ある。

 

雲辺寺から下りたのが15時半。時間があるので、昨年の観音寺の旅で一度巡っているが、68

と69の霊場を巡ることにする。明治維新の心境分離により、近くの琴弾八幡宮から神恵院がここに移転され、2霊場が1カ所の敷地になった。共通の仁王門。

 

68 神恵院(じんねいん)

本堂。


大師堂。

 

境内の風景。

 

大樹の向こうに観音寺。


69 観音寺(かんのんじ)

本堂。

大師堂。

 

霊場から車で展望所に上がる。昨年は歩いて登ったところ。


 

銭形砂絵。昨年はライトアップを待った。

 

昨年のライトアップの映像。


時間が早いので、琴弾回廊の温泉に入る。ここも昨年来たところ。もう一度来るとは予想しなかった。

 

テラスから伊吹島。温泉を出て、やはり昨年と同じホテル(ホテルサニーイン)に向かう。


⇒四国霊場70~73 (2021. 2.25)へ


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