2022年12月27日火曜日

香春10山<三ノ岳> (2022.12.27)

 「香春岳は異様な山である。決して高い山ではないが、そのあたえる印象が異様なのだ…」

五木寛之の「青春の門-筑豊篇」の冒頭部分。その映画にも登場する香春岳(かわらだけ)。一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳の3つの峰があるが、一ノ岳の山頂部は石灰岩の採掘により大半が削られ、台地になっている。三ノ岳は香春10山(とざん)にもなっており登ることができる。

香春10山のマップ。


今回、田川伊田に1泊して、JRの駅から登山口まで歩いて行ける、いくつかの山に登る。

1日目。⑤三ノ岳と⑥牛斬山(うしきりやま)に登る。

 小倉で新幹線から日田彦線に乗り換え、採銅所駅で下車。変わった駅名だが、遥か昔に付近で銅の採掘が行われていたことに由来する。8:20、出発。


 駅舎は改修されているが、大正時代のもの。

 

登山口に向かう途中、古宮八幡宮。


採銅所尋常小学校。2021年閉校。


ここを右へ。案内がある。

 

日田彦線の踏切を渡る。

 

前に見えるのが三ノ岳。

 

清祀殿。

平安時代後期の天慶2年(939年)に、「小宮八幡宮」(田川郡・採銅所)が「宇佐神宮」に神鏡を奉納したという記録が残っているが、その神鏡を実際に鋳造した場所がこの「清祀殿跡」だと考えられている。付近には銅を採掘した坑道「間歩(まぶ)」があり、宇佐神宮にゆかりが深いこの場所は「神間歩(かんまぶ)」と呼ばれている。(クロスロードふくおかより)


左へ寄り道。神間歩公園。


神間歩。


元のルートに戻る。


近道したが、ルートは川の反対側。


少し先に橋があった。雪が積もっているので、用心して渡る。


車道を登山口に向かう。


三ノ岳。右側の斜面を登ることになる。かなり急。

 

登山口のある五徳峠に到着。

 

香春岳登山口。

 

ようやく登山道に入る。

 

右はファミリーコース。左の岩登りコースへ。

 

前に三ノ岳。

 

岩場が始まる。

 

矢印のマーカーに従い進む。

 

岩登り。


難関。


登ってきた下方。


難所が続く。


少し視界が開ける。


二ノ岳。


いったん広い場所に出るが…


まだまだ岩場が続く。

 

登り。

 

ロープあり。

 

下を覗く。ほぼ垂直。

 

もうひと踏ん張り。

 

山頂近くか。

 

雪に先人の足跡。

 

やっと無事に、山頂らしき場所に到着。


南方向、二ノ岳。


北方向、昨年登った平尾台、福智山方面。


ひと休みして山頂を後にする。


ここから出てきた。


標識が見当たらなかったが、このピークにあった。標高508m。登山口からの標高差は240mくらいだが、岩場の急登は大変だった。


ここにも展望地。

 

見渡す。


前に二ノ岳。下山はファミリーコースで。岩登りコースでの下山は危険。

 

下山。

 

雪が残る。

 

美形の木。

 

急坂。


林道に出合う。左は二ノ岳。右へ。


林道を下る。


三ノ岳。よく登った。


右へ。


再び山道。下り。


緩やかになる。


ファミリーコース。


ズリネ間歩。


岩登りコーストの分岐に戻る。

 

下る。前に、次に登る牛斬山。

 

五徳峠に戻る。


⇒香春10山<牛斬山> (2022.12.27)へ


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