瓶ヶ森から車で約1時間20分、11:40に、面河渓入口の、面河山岳博物館に到着。
案内板でコースを確認。ここから遊歩道を歩く短いコースの関門コースと、上流に少し上った所から始まる本流コースがある。本流コースにする。
博物館から少し走り、五色川原の橋を渡る。
ここの駐車場も多い。コロナのため夏休みが短縮された学校が多いとは言え、8月最後の日曜日、涼を求めて多くの人が訪れる。
橋の上から下流。
上流には巨大な岩壁がそそり立つ。
渓谷沿いの遊歩道に入る。
川辺に下りる。
水遊びをする家族連れ。今年は、海での事故よりも川での事故がおおいとか。気をつけてください。
この岩壁は亀腹という。
亀腹の左側の断崖。
しばし、水の流れる音を聞く。
遊歩道に戻り進み、橋を渡る。
渓谷の左岸を行く。
蓬莱渓に下りる。
透き通った水。
上流から下流へ。
四国山地を作り出した力を感じさせる岩の層。
続いて紅葉河原。
蓬莱渓の水は透明だったが、ここは薄い青緑色。
仁淀川の源流になっている。仁淀ブルーの源。
岩の上で昼ごはん。
地元のサイクリングクラブの中高年グループが、水遊びに興じている。
岩に寝転んでしばらく休み、遊歩道に戻る。先はまだ続き、石鎚山登山口面河コースに続くらしいが、ここで引き返す。
来た道を戻る。
ベンチと苔むした倒木のコラボレーション。
根と岩のコラボレーション。
パノラマ台への登り口。雨もぽつぽつ降り出した。登ろうか止めようか、しばし迷う。
小雨なので木々が遮って落ちてこない。登ることにする。しっかりした道がある。
瓶ヶ森のついでにと思い、あまり調べて来なかったので、パノラマ台が何なのか理解していない。案内板の写真を見ると、亀腹展望台がある。そのことか。かなり登ったので、引き返すわけにも行かず、どこまで続くか分からない道を登る。予期せぬ登山になった。
ようやく頂上の雰囲気がしてきた。
ここは、さきほど下から見上げた亀腹の上だろうか。下は絶壁である。雨は本降りになってきた。もう木々が傘代わりにならない。
ちゃんと下れるだろうか心配だが、ピンクテープがあった。案内板を参考にした予想では、駐車場近くに出るはず。
確かに、あの絶壁の上を歩いている。
手すりつきの遊歩道があったので安心する。下から登る道もあるはずだ。
ただ、雨はどしゃ降り。雷鳴も聞こえる。道は川になった。
展望所に登る階段がある。これがパノラマ台だろうか。スマホが雨に濡れるのも心配だし、眺望も隠れているだろうからパスする。
雨に煙る断崖。
やっと車道に出た。滝のように雨が流れる。
駐車場に戻る。
びしょぬれついでに橋の上に。
上流の亀腹。強雨の中、あの上を歩いて来たのか。
下流は、来たときとは別の風景。車に戻り、びしょぬれになった服を、昨日着た服に着替える。昨日の汗も残っているが、乾いているので、今のよりましだ。車の中で座ったままの着替えは、アクロバット的だった。
しばらくすると雨は止んだ。青空も見える。雨雲レーダーの赤い部分が、ピンポイントで通っていったのだった。
面河渓から車で2時間以上走り、16:50のフェリーに滑り込みで乗った。
いつもは高速船なので景色を眺めることもないが、フェリーは時間はかかるが、デッキから景色を見る楽しみもある。音戸に沈む夕日。
江田島の夕焼け。
呉港と休山。
東平、UFOライン、瓶ヶ森… 見所満載のたびになったが、いちばん記憶に残るのは、意外と、どしゃ降りの面河渓かもしれない。
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