2020年8月30日日曜日

面河渓 (2020. 8.30)

 瓶ヶ森 (2020. 8.30)より⇒

 

 瓶ヶ森から車で約1時間20分、11:40に、面河渓入口の、面河山岳博物館に到着。


案内板でコースを確認。ここから遊歩道を歩く短いコースの関門コースと、上流に少し上った所から始まる本流コースがある。本流コースにする。


博物館から少し走り、五色川原の橋を渡る。


ここの駐車場も多い。コロナのため夏休みが短縮された学校が多いとは言え、8月最後の日曜日、涼を求めて多くの人が訪れる。


橋の上から下流。


上流には巨大な岩壁がそそり立つ。


渓谷沿いの遊歩道に入る。


川辺に下りる。

水遊びをする家族連れ。今年は、海での事故よりも川での事故がおおいとか。気をつけてください。


この岩壁は亀腹という。


亀腹の左側の断崖。


しばし、水の流れる音を聞く。


遊歩道に戻り進み、橋を渡る。


渓谷の左岸を行く。


蓬莱渓に下りる。


透き通った水。


上流から下流へ。



四国山地を作り出した力を感じさせる岩の層。


続いて紅葉河原。


蓬莱渓の水は透明だったが、ここは薄い青緑色。


仁淀川の源流になっている。仁淀ブルーの源。


岩の上で昼ごはん。


地元のサイクリングクラブの中高年グループが、水遊びに興じている。


岩に寝転んでしばらく休み、遊歩道に戻る。先はまだ続き、石鎚山登山口面河コースに続くらしいが、ここで引き返す。


来た道を戻る。


ベンチと苔むした倒木のコラボレーション。


根と岩のコラボレーション。


パノラマ台への登り口。雨もぽつぽつ降り出した。登ろうか止めようか、しばし迷う。


小雨なので木々が遮って落ちてこない。登ることにする。しっかりした道がある。


瓶ヶ森のついでにと思い、あまり調べて来なかったので、パノラマ台が何なのか理解していない。案内板の写真を見ると、亀腹展望台がある。そのことか。かなり登ったので、引き返すわけにも行かず、どこまで続くか分からない道を登る。予期せぬ登山になった。


ようやく頂上の雰囲気がしてきた。


ここは、さきほど下から見上げた亀腹の上だろうか。下は絶壁である。雨は本降りになってきた。もう木々が傘代わりにならない。


ちゃんと下れるだろうか心配だが、ピンクテープがあった。案内板を参考にした予想では、駐車場近くに出るはず。


確かに、あの絶壁の上を歩いている。


手すりつきの遊歩道があったので安心する。下から登る道もあるはずだ。


ただ、雨はどしゃ降り。雷鳴も聞こえる。道は川になった。


展望所に登る階段がある。これがパノラマ台だろうか。スマホが雨に濡れるのも心配だし、眺望も隠れているだろうからパスする。


雨に煙る断崖。


やっと車道に出た。滝のように雨が流れる。


駐車場に戻る。


びしょぬれついでに橋の上に。


上流の亀腹。強雨の中、あの上を歩いて来たのか。

下流は、来たときとは別の風景。車に戻り、びしょぬれになった服を、昨日着た服に着替える。昨日の汗も残っているが、乾いているので、今のよりましだ。車の中で座ったままの着替えは、アクロバット的だった。


しばらくすると雨は止んだ。青空も見える。雨雲レーダーの赤い部分が、ピンポイントで通っていったのだった。


面河渓から車で2時間以上走り、16:50のフェリーに滑り込みで乗った。


いつもは高速船なので景色を眺めることもないが、フェリーは時間はかかるが、デッキから景色を見る楽しみもある。音戸に沈む夕日。


江田島の夕焼け。


呉港と休山。


東平、UFOライン、瓶ヶ森… 見所満載のたびになったが、いちばん記憶に残るのは、意外と、どしゃ降りの面河渓かもしれない。


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