2020年9月10日木曜日

浦富海岸 (2020. 9.10)

 鳥取城 (2020.9. 9)より⇒

 

 昨夜、ホテルで浦富海岸の見所と歩き方を勉強して、このマップに従い歩くことにした。網代港から遊歩道に入り、遊歩道終点の城原海岸まで行く。そこからは、車道を歩いて、車を置いている網代港まで戻る。最初の遊覧船が出るまでに戻りたいので、朝6時前にはホテルを出た。


 6:20、網代港に到着。公園の駐車場に車を停める。


 港の奥に遊歩道入口がある。


さっそく見えてきたのが、岩の上に松が1本、千貫松島。


下に向日葵に囲まれて、展望台がある。


千貫松島。

花崗岩(かこうがん)の離れ岩で、トンネルのように穴が貫通している”海食洞門”。高さ10mの洞門の頂には、1本の見事な緑の松が生えています。旧鳥取藩主の池田綱清公がここで舟遊びをした時、この島のあまりの美しさに「わが庭にこの岩つきの松を移すことができた者に、禄千貫を与えよう。」と言ったことから、”千貫松島(せんがんまつしま)”と呼ぶようになった。(岩美町観光協会より)


右側に大きな岩壁。岩のパワーを感じる。


遊歩道は、海岸のかなり高いところを通っている。


続いて、網代展望台。


西のほうに鳥取砂丘も見える。

東は、観音浦か。灯台も見える。


遊歩道入口のある網代港周辺。

 

分岐まで戻り、次のポイント、休憩所まで810m。

 

遊歩道は整備されている。


右は「やまみち」となっているが、通行禁止。左に曲がる。


曲がると目の前に灯台。先ほど、網代展望台から見えたものだ。


このあたりが観音浦だが、木々に隠れて見渡せない。


休憩所に到着。右へ行くと灯台とあるが、先ほどの「やまみち」と繋がっていると思われる。

 

ここが、網代から1170m、城原海岸まで1190mなので、ちょうど中間地点にあたる。


遠くに見えるのが、城原海岸の菜種島。あそこら辺まで歩くことになる。


ガケの上を歩いている。


特に名前はないが、絶景が続く。


遊歩道は、アップダウンの繰り返し。海岸歩きと言うより、海岸に沿った山歩き。


浦富海岸には30数箇所の洞門がある。

鴨ヶ磯が見えてみた。

西から順に、小鴨ヶ磯(こかもがいそ)、椿谷(つばきだに)、大鴨ヶ磯(おおかもがいそ)の三つの浜を総称して鴨ヶ磯(かもがいそ)と呼んでいます。複雑な入り江に数多くの小島が浮かび、浜では大粒の石英砂(せきえいしゃ)が水晶のように輝きます。季節によって様々な海辺の植生を観察でき、その名の通り鴨や海鵜に出会うことも。浦富海岸の中でも特に優れた景勝地です。(岩美町観光協会より)


浜辺を行く。


左に洞門。

沖に、美形の小島。


満潮時なので、浜辺か遊歩道への登り口は水に浸っている。


海岸の遊歩道を行く。

 

露軍将校遺体漂着記念碑。「露」はロシアのこと。日露戦争のとき、流れ着いたロシア人将校の遺体を、地元の方が手厚く葬ったことに由来する。


遊歩道を登る。


上った所から振り返る。


また浜辺に出たが、ここも鴨ヶ磯というか、ここの方が広い。


鴨ヶ磯を見渡す。


入組んだ入り江に、大小さまざまな小島が浮かぶのが、鴨ヶ磯の特徴。

 

最終ポイント城原海岸まで480m。


おそらく最後の登り坂。海岸遊歩道ながら、アップダウンが多く、総計標高差2~300mは登っただろう。


上った所から、鴨ヶ磯を振り返る。


途中に展望台。鴨ヶ磯と城原海岸の中間地点。


鴨ヶ磯を見下ろす。


ここから九十九折の下り坂。

菜種五島が見える。

菜種島(なたねじま)は浦富海岸の島々の中でも最大で、高さ60m、周囲400mの険しい崖となってそそり立っています。毎年4月中旬に崖の中腹に野生の菜の花が咲き誇ります。江戸時代に菜種を積んだ北前船がこの島の付近に座礁したことがあり、そのあと花が咲くようになったと伝えられています。菜種島を先端として、5個の島が連なっているのが”菜種五島(なたねごとう)”です。もとは一つの岬だったものが、長い歳月のうちに波や風の浸食を受けて離れ離れになったものです。(岩美町観光協会より)


いちばん奥の大きい島が菜種島。


海岸に下りる。


城原海岸の標識が立つ。


海岸から、菜種五島を見渡す。


東には、山陰海岸が続く。まだまだ、各地に海岸の絶景がある。

城原海岸を行く。ここは砂浜でなく、大粒の砂利。


沖に浮かぶ小島。


浦富海岸を後にする。


最後の遊歩道を登る。


車道に出る。時刻は8時過ぎ。約1時間半の浦富海岸めぐりだった。


網代までおよそ2kmを歩いて戻る。


途中にある、鴨ヶ磯展望台。車でここまで来て、ピンポイントで鴨ヶ磯に下りることもできるが、やはり全部を歩いて回ったほうが、楽しめた。


展望台から、鴨ヶ磯。


先ほど歩いて通った遊歩道が見える。


網代近くに戻る。


鳥取砂丘をズームアップ。


網代港の公園に戻る。

調べてきた浦富海岸遊覧船の最初は9:30。少し早いが乗り場に向かう。


案内所で聞くと、コースは3つあるらしい。通常の遊覧船、洞門にも入る小型遊覧船、グラスボート。小型船が9:10に出るので、それを選ぶ。


定員10人あまりの、ほんとうに小型船。乗客は、自分以外にシニア2人。


出航する。


沖合いに出る。


小型船なので、海岸間近を進む。


海賊の洞窟。

 

先ほど上から見た千貫松島。


左に洞門。名前はよく分からない。


白粉の断崖。白いのは海鵜の糞。


岩燕洞門。ここは中に入る。


観音浦に入る。ガイドさんによると、この小さな岩は観音島といい、ここで観音像が発見されてたことに由来する。


観音浦を行く。

 

ひぐらし洞門。


観音浦から鴨ヶ磯へ。


鴨ヶ磯では、足元に用意されたメガネ?で海底を覗く時間がセットされている。片手にメガネを持っての海底の撮影はできなかった。


鴨ヶ磯を船から。


遊歩道も見える。


菜種島に向かう。

菜種島の側を通る。


菜種島を左回りに回る。青の洞門、緑の洞門。


黒島。


ここで折り返す。


船は全速力で進む。


港に戻る。


実は、この後向かう余部鉄橋を今日のメインに考えていたが、浦富海岸は予想以上の絶景だった。遊覧船乗り場をあとにする。干しイカがぐるぐる回っていた。


遊覧船が予定より早く終わったので、余部鉄橋に向かう途中にある、浦富海岸海水浴場に立ち寄る。浜辺の西側。


東側。


沖合いに鳥居のある小島浮かぶ。


浜辺でカモメが休む。


岬の上に展望所があるようだ。そこに登る。


まず神社へ。


荒磯神社。


神社の裏手から展望所に向かう。


西に、田後港(たじりこう)。


展望所から下りる。


透き通った青緑の海水。


あの小島は向島恵比寿神社という。


元にもどる遊歩道もあった。


浜辺に戻る。


⇒余部鉄橋 (2020. 9.10)へ


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