2020年9月20日日曜日

大山 (2020. 9.20)

 美保関・境港 (2020. 9.19)より⇒

 

 今日は大山に登る。ネットで調べると、夏山登山口にいちばん近い駐車場は、朝早く行かないといっぱいになるとのことで、ホテルを5時過ぎには出発した。しかし、すでに満車。下に戻り、第4駐車場になんとかスペースを見つけた。4連休なので、ここもいっぱい。


 登山開始。大山の標高は1729m、登山口からの標高差は900m以上になる。果たして登りきることができるだろうか。

 

今日のコースは初心者向けの夏山登山コース。

鳥取大山観光ガイドより)

 

ここが最初に駐車しようと思った、南光河原駐車場。


夏山登山口はすぐ近く。


時刻は6時半頃、多くの人が登りが始めている。


まずは緩やかな坂を行く。


大山頂上まで2.6km。右に行くと大山寺阿弥陀堂。


阿弥陀堂に立ち寄り、登山の無事を祈願する。


1合目~


標高900m。


2合目~


ブナの林を行く。

 

整備された階段が続く。このあたりから傾斜がやや大きくなる。


3合目~


標高1100m。


4合目~ 各合目で立ち休みはするが、腰を下ろしての休憩は5合目でと決めている。休み癖をつけると、立ち上がるのが億劫になる。


5合目に向けて…


5合目~


視界が開けたので下界を見下ろす。


登山マップで位置確認。8合目からは傾斜が少し緩くなるようだ。


山の神さん。かつて、登山者が東の尾根から昇る日の出を拝んだ。


一休みして再開。


少し登ると、行者登山口からのコースとの分岐合流。下山はこのコースを下る予定。大山頂上まで1.4km。


標高1300m。すでに標高差500mくらい登った。いつもの4~500mの登山だと頂上に着いたころ。今日は、あと400m登る。


このあたりから、立ち休みの回数が増える。自分もだが、息を切らしながら登る人も多い。


6合目~


この辺から樹木の背が低くなり、景色が広がる。


ただ、相当しんどい。


昨日遠くから見た、大山の裾野。


ヨッコラショ…


標高1400m。


北壁の崩落が見える。


低木をかき分けて進む。


7合目~ 柱についている四角いのは登山者数確認の器械。


だいぶ山頂がイメージできる感じ。


 

一段一段がきつい。


植物図鑑アプリでは、「ハナトリカブト」。


こんな岩場も。


標高1500。


8合目ではないが、人がたくさん休んでいる。自分も一休み。


登ってきた登山口方向。


弓ヶ浜と島根半島。


傾斜はこんな感じ。


8合目~ ここからは傾斜が緩くなるはず。


登って来た尾根と、向こうに弓ヶ浜。


何度見てもいい景色。北壁を眺めて…


確かに、この辺からハイキングの雰囲気になった。


標高1600m。よく登って来た。


広がるダイセンキャラボク。


頂上も見える。

頂上付近は周遊路になっている。左が頂上への道。右は周遊路の道。


樹林保護のため木道になっている。


9合目~


 

頂上に向かう。足取りも軽くなった。

 

木道の向こうに弓ヶ浜。


周遊路の分岐。左へ。山頂まで0.2km。


登って来た道を振り返る。登山でもっとも楽しい時の一つ。


山頂へ。


ものすごい人の数。


工事中のため山頂碑には行けない。残念。


とりあえず、ここを山頂代わりに。


テラスは密の極み。


せっかくの頂上だが、人が多くてゆっくりもできず、コンビニおにぎりを1個食べて下山する。

 

下りは、景色をゆっくり楽しめる。


周遊路を石室方向へ。

 

周遊路を下る。


ダイセンキャラボクの傾斜が美しい。

 

左手には崩落が見える。


特別天然記念物、大山のダイセンキャラボク純林。かつては木道もなく、登山者に踏み荒らされてしまったそうだ。


キャラボク間を行く。


石室。

 

地蔵ヶ池・梵字ヶ池。

 

登りの木道をたくさんの人が登る。


自分が下山で歩いた道。


周遊路の合流地に戻る。

 

ここを登って来たのかと感心しながら下る。


中央の尖端は登るときには気づかなかった、別山。


自分が登ったときよりも登って来る人が多くなっている。道の狭いところでは、登り組みと下り組みが行きかうまでに「信号待ち」することしばしば。あの狭い山頂に、入りきれるだろうか。


行者登山口コースへの分岐まで下りる。


こちらは人が少ない。


北壁がきれいに見える。

 

標高1200mまで下る。

山頂まで1.7km、行者登山口まで1.3km。


急な坂が続く。


山頂付近にガスがかかり始めた。早く登ってよかった。


つづら折りの坂を下り…


ようやく平坦な道に出る。


元谷に出る。


崩落した土石流でできた石原。


ここで一休み。残りのおにぎりを食べる。


山頂付近はガスがさらにかかっている。


元谷を出発。


谷沿いに行く。


行者登山口まで0.2km。


登山口が見えてきた。


12:30、行者登山口に出る。夏山登山口を出発して、約6時間だった。来年の夏、体力があればユートピアコースを登ってみたい。


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