今日は大山に登る。ネットで調べると、夏山登山口にいちばん近い駐車場は、朝早く行かないといっぱいになるとのことで、ホテルを5時過ぎには出発した。しかし、すでに満車。下に戻り、第4駐車場になんとかスペースを見つけた。4連休なので、ここもいっぱい。
登山開始。大山の標高は1729m、登山口からの標高差は900m以上になる。果たして登りきることができるだろうか。
今日のコースは初心者向けの夏山登山コース。
(鳥取大山観光ガイドより) |
ここが最初に駐車しようと思った、南光河原駐車場。
夏山登山口はすぐ近く。
時刻は6時半頃、多くの人が登りが始めている。
まずは緩やかな坂を行く。
大山頂上まで2.6km。右に行くと大山寺阿弥陀堂。
阿弥陀堂に立ち寄り、登山の無事を祈願する。
1合目~
標高900m。
2合目~
ブナの林を行く。
整備された階段が続く。このあたりから傾斜がやや大きくなる。
3合目~
標高1100m。
4合目~ 各合目で立ち休みはするが、腰を下ろしての休憩は5合目でと決めている。休み癖をつけると、立ち上がるのが億劫になる。
5合目に向けて…
5合目~
視界が開けたので下界を見下ろす。
登山マップで位置確認。8合目からは傾斜が少し緩くなるようだ。
山の神さん。かつて、登山者が東の尾根から昇る日の出を拝んだ。
一休みして再開。
少し登ると、行者登山口からのコースとの分岐合流。下山はこのコースを下る予定。大山頂上まで1.4km。
標高1300m。すでに標高差500mくらい登った。いつもの4~500mの登山だと頂上に着いたころ。今日は、あと400m登る。
このあたりから、立ち休みの回数が増える。自分もだが、息を切らしながら登る人も多い。
6合目~
この辺から樹木の背が低くなり、景色が広がる。
ただ、相当しんどい。
昨日遠くから見た、大山の裾野。
ヨッコラショ…
標高1400m。
北壁の崩落が見える。
低木をかき分けて進む。
7合目~ 柱についている四角いのは登山者数確認の器械。
だいぶ山頂がイメージできる感じ。
一段一段がきつい。
植物図鑑アプリでは、「ハナトリカブト」。
こんな岩場も。
標高1500。
8合目ではないが、人がたくさん休んでいる。自分も一休み。
登ってきた登山口方向。
弓ヶ浜と島根半島。
傾斜はこんな感じ。
8合目~ ここからは傾斜が緩くなるはず。
登って来た尾根と、向こうに弓ヶ浜。
何度見てもいい景色。北壁を眺めて…
確かに、この辺からハイキングの雰囲気になった。
標高1600m。よく登って来た。
広がるダイセンキャラボク。
頂上も見える。
頂上付近は周遊路になっている。左が頂上への道。右は周遊路の道。
樹林保護のため木道になっている。
9合目~
頂上に向かう。足取りも軽くなった。
木道の向こうに弓ヶ浜。
周遊路の分岐。左へ。山頂まで0.2km。
登って来た道を振り返る。登山でもっとも楽しい時の一つ。
山頂へ。
ものすごい人の数。
工事中のため山頂碑には行けない。残念。
とりあえず、ここを山頂代わりに。
テラスは密の極み。
せっかくの頂上だが、人が多くてゆっくりもできず、コンビニおにぎりを1個食べて下山する。
下りは、景色をゆっくり楽しめる。
周遊路を石室方向へ。
周遊路を下る。
ダイセンキャラボクの傾斜が美しい。
左手には崩落が見える。
特別天然記念物、大山のダイセンキャラボク純林。かつては木道もなく、登山者に踏み荒らされてしまったそうだ。
キャラボク間を行く。
石室。
地蔵ヶ池・梵字ヶ池。
登りの木道をたくさんの人が登る。
自分が下山で歩いた道。
周遊路の合流地に戻る。
ここを登って来たのかと感心しながら下る。
中央の尖端は登るときには気づかなかった、別山。
自分が登ったときよりも登って来る人が多くなっている。道の狭いところでは、登り組みと下り組みが行きかうまでに「信号待ち」することしばしば。あの狭い山頂に、入りきれるだろうか。
行者登山口コースへの分岐まで下りる。
こちらは人が少ない。
北壁がきれいに見える。
標高1200mまで下る。
山頂まで1.7km、行者登山口まで1.3km。
急な坂が続く。
山頂付近にガスがかかり始めた。早く登ってよかった。
つづら折りの坂を下り…
ようやく平坦な道に出る。
元谷に出る。
崩落した土石流でできた石原。
ここで一休み。残りのおにぎりを食べる。
山頂付近はガスがさらにかかっている。
元谷を出発。
谷沿いに行く。
行者登山口まで0.2km。
登山口が見えてきた。
12:30、行者登山口に出る。夏山登山口を出発して、約6時間だった。来年の夏、体力があればユートピアコースを登ってみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿