今年の7月の豪雨は、人吉、天ヶ瀬など九州各地に甚大な被害をもたらした。天ヶ瀬は昨年行ったことがあり、自分も歩いた橋が濁流に流された映像はショックだった。九重連山にも被害は及び、各所に土砂崩れや登山道流出で通行止めがある。登山情報は長者原ビジターセンターのHPで、随時更新されている。幸い、今日登る中岳へのルートは無事だったようだ。コースとしては、
牧の戸峠登山口→中岳→天狗ヶ城→久住山→星生山→扇ヶ鼻→牧の戸峠登山口
を予定している。帰りのフェリーの時間が19:00なので、遅くとも16時までには下山したい。コースマップは、国立公園へ出かけよう!より、これを参考にした。
早朝6時前には日田のホテルを出て、7:15、登山口のある牧の戸峠に到着。
牧の戸峠、標高1330m。中岳の標高は1791mなので、中岳だけなら標高差は450mあまりだが、その後も登り返しがあるので、総計700mくらいにはあるだろうか。
登山道に入る。
舗装された遊歩道を行く。
最初の展望所。
昨日、タデ原湿原から見た三俣山が見える。
快適に高原を行く。
急な階段が始まる。
見晴らしのいい場所に出た。
これから登る山々。まだ、どでがどの山か理解できていない。
岩場を登る。
沓掛山、標高1503m。どの山に行くにしても、この沓掛山を越えていくことになる。
これから歩く稜線。
沓掛山からの急な下り。
もう一つ、梯子を降りる。
久住山まで3.6km。標高差は少ないが、距離はある。
沓掛山を振り返る。
「国立公園に出かけよう!」に、『牧ノ戸峠から沓掛山までは、急な登りが25分ほど続きますが、沓掛山を過ぎると開けた主稜線歩きとなります。』とあったが、そのとおり。
右手に見えるのは阿蘇か。
快適な稜線歩き。
来た道を振り返る。奥の頂が沓掛山。
しだいに石が多くなる。
大きな石がごろごろ、踏み場に気をつけて進む。
自分も、石を一つ置く。
奥の山は、星生山か。
扇ヶ鼻への分岐までやって来る。
前に見えるのは星生山。
歩いて来た稜線。けっこう歩いてきている。
星生山の麓を行く。
星生山への中央登山口。後で、久住別れから登り、ここに下山する予定。
季節には、ミヤマキリシマがきれいだろう。
歩きやすい平坦な道になる。
九重連山を歩く。
左手に見える岩山は、後でしらべたら、星生崎というらしい。
右手には阿蘇。
足を止めて、周囲を見渡す。
歩きやすい道も終わり、また岩場。
星生崎を見上げる。
久住別れが下に見える。
ガレ場を下りたところ。各所に、黄色いマークがあり、コースを示している。ここ以外にも、ガレ場には丁寧にマーキングがあった。
久住別れ。
協賛金100円を払ってトイレを済ます。
一休みして、登山再開。
まっすぐが中岳。左は、坊ガツルを経て長者原への道。
硫黄山と三俣山。
ここにも「久住別れ」の標識が。
中岳への道を進む。このときは、先に見えるのが中岳と想ったが、あとで考えたら天狗ヶ城。
中岳と久住山への最初の分岐。
中岳へ。先に見えるのは、中岳ではなく、天狗ヶ城。
硫黄山から煙が立ち上る。
中岳と久住山への第2の分岐。後で、ここから久住山に登る。
中岳と天狗ヶ城の分岐。後で天狗ヶ城からここに下りる。
中岳へ。岩に案内が書いてある。
右手にスリバチ。火口の跡か。向こうは久住山。
御池が見えてきた。
御池まで下りる。
御池を見ながら登る。
御池の全景。
中岳への登り。
最後の岩場を登る。
山頂が見える。登山でいちばんテンションの上がる時。
山頂に到着。中岳、標高1791m。九重連山の最高峰にして、九州本土の最高峰。
中岳山頂から、登って来た御池方面。
三俣山から長者原方面。
中岳の先にある稲星山、阿蘇、後で登る久住山、御池、天狗ヶ城、三俣山…
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