2021年2月28日日曜日

烏帽子岩山<呉> (2021. 2.28)

 昨年、JR呉線の呉ポートピア駅から出発し、天狗城山から絵下山に縦走したが、今回は、天応駅から出発し、烏帽子岩山に登る。当初は、烏帽子岩山から天狗城山に向かうつもりだったが、深山の滝付近が工事の為通行止めになっているのを知り、茶臼山から吉浦に下ることにした。

 

8:50、天応駅で下車。

 

広島呉道路の下を通る。

 

右が烏帽子岩山。中央の尖ったところが烏帽子岩。左は、天狗城山に向かう途中の上山。

 

天狗城山。

 

高架をくぐると登山道の案内があった。

 

登山口に向かう。

 

一帯は墓園になっており、その駐車場を登山者も利用できるようだ。

 

登山道に入る。


始めは緩やかな道。

 

登りが始まる。

 

少し緩やかになる。向こうに烏帽子岩山が見える。

 

すぐに登り。

 

あの2つのピークの間を登る。

 

展望のいい岩から、登ってきた方向を振り返る。


山頂に向かう。


 黒ナメラと言われる岩壁。


矢印に従い…

 

〇印をたどり…

 

最初の危険個所を慎重に通過。

 

下は崖。


無事通り抜け岩場を登る。

 

黒ナメラを右に見て…

 

岩場を登る。

 

岩壁に〇印。ここを通るのか。さっきより危険そう。

下は崖。


なんとこ無事通過。

 

圧倒的な岩塊。

 

ロッククライミングの場所にもなったいる。

 

分岐がある。まっすぐが通常登山ルート。

 

左は岩ルート、上級者向き。自分を上級者とは思わないが、とりあえず行ってみる。

 

こんなところに出る。

 

岩ルートはここを登り、烏帽子岩はその先にあるようだ。自分には無理。

 

向こうに天狗岩山が見える。景色を見ながら休んでいると、中高年男性2人が登って来られた。彼らも、この先を逡巡している様子。

 

岩登りは断念して、通常コースに戻る。

 

ここから急登。

 

かなり続く。

 

大岩の下の到着。自分も登ろうと思ったが、ロープ1本で足の置き場がなく、腕の力でよじ登らなければならない。

 

この岩は、どん亀岩というらしい。2回挑戦して無理なので、下で休んでいると、若者が登ってきた。彼は岩に登った。その登り方を参考に、3度目の挑戦。上のフックには手は届くが、そこから腕の力で身を引き上げることができない。先に登った若者が引っ張ってくれたが、やはり無理。自分の腕力の無さを痛感し、若者にお礼を言ってあきらめた。普段使わない腕に相当負荷がかかったようで、1日たった今、これを書いているときも、右腕が重い。

 

烏帽子岩山に向かう。

 

途中の展望のいい場所から。画面中央に立っているのは、先ほど自分を手伝ってくれた若者。その先の尖った岩が烏帽子岩。

 

天狗城山から絵下山への縦走路。

 

江田島から似島を一望。


先ほどの岩登りで消耗している。休み休み山頂に向かう。

 

山頂間近。

 

山頂に到着。先ほど追い越していった若者がいる。住まいは安佐南区で、ときどき武田山から鈴が峰を1日で縦走するそうだ。彼は登ってきた方へ下って行った。天狗城山に行くと言って「いたが、後から思うと通行止めの個所があったのだが…

 

烏帽子岩、標高407m。

 

烏帽子岩山山頂から、江田島。

 

呉方面、灰が峰。

 

烏帽子岩から吉浦方面に下山する。

 

烏帽子岩の山頂は展望はないが、少し下ったところに、いいところがあった。呉市街と音頭が見渡せる。

 

呉から江田島、似島を一望。

 

緩やかな道を下る。

 

登りとは対照的に歩きやすい道。

 

茶臼山分岐。左は鉢巻山を経て呉に続くルート。

 

今日は直進、茶臼山まで600m。

 

カニ岩。言われれば…

 

茶臼山への登り。

 

山頂に到着。茶臼山という名の山は、日本各地に多く存在する。


茶臼山、標高285m。

  茶臼山は、形状が茶の湯のてん茶を抹茶に挽く茶臼に似ているとされる富士山のような末広がりの形の山のことである。茶磨山(ちゃすりやま)とも呼ばれる。山の名前としては、通称を含め全国に200以上あるという。かつて戦で縁起を担ぐ武将に好まれ陣が張られた場所が多い。(ウィキペディアより)

 

山頂から呉方面。

 

烏帽子岩山。

 

茶臼山から吉浦方面に下る。

 

山頂までの道と異なり、悪路。

 

急な下り。

 

テープを見失うと迷う。先日の岩船岳での迷走があるので、今日は慎重に下る。

 

ようやく人の手の入ったエリアに下りてきた。石垣は城跡の一部か。手前に錆びたバケツ。

 

明治時代の墓石。

 

ようやく道がはっきりする。

 

手すりのある階段を下りる。

 

広島呉道路の下に下りてくる。

 

表示はないが、ここが登山口。

 

吉浦方面に下る途中、茶臼山を見る。確かに、きれいな形の山。

 

立派な鳥居があった。足は重いが石段を登る。

 

吉浦八幡神社。無事登山できたことを感謝し、参拝。

 

石段を下る途中、茶臼山と烏帽子岩山。

 

駅は吉浦駅が近く、快速の停まり便数が多いのだが、景色のいいところで昼ご飯にしたいので、かるが浜まで歩く。

 

吉浦から、かるが浜に向かう途中のトンネル。

 

かるが浜に到着。日曜日なので人は多い。

 

江田島を見ながら昼ご飯。

 

松山行フェリーのシーパセオが通る。

 

一昨年の夏、この浜辺で泳いだ。

 

快速は停車しないので、この時間帯、1時間に1便。かるが浜駅から電車に乗る。


今日のコース。