2020年12月18日金曜日

城山<坂出> (2020.12.18)

 角山<坂出> (2020.12.18)より⇒

 

 坂出駅から予讃線で、高松方面へ1駅。八十場駅で降りる。9:30,八十場駅を出発。


坂出の城山に関するネット記事はさほど多くなく、YAMAPの地図もないので、あちこちの記事から情報を寄せ集めた。登山道は大きく分けて2通り。八十場駅に近い不動の滝登山口からと、隣の鴨川駅から舗装路を登るコース。今日は不動の滝登山口から登る。スマホはYAMAPの地図の代わりに、スーパー地形を使う。


川沿いに登る。


事前にマップにチェックした登山口。川と道路が交わるあたり。


道路の下を通る。


ネットで見た登山口の風景。高松カントリー倶楽部の看板が目印。


登山口の標識あり。


登山開始。


すぐに砂防堰堤がある。堰堤の脇を登る。


堰堤の上。


先に進む。


ベンチがある。巨石の転がる谷には水は流れていない。このところずっと雨が降っていない。不動の滝も無水だろう。


踏み石の階段を登る。


階段はかなり続く。


水場。


九十九折りの道。


木々の間に瀬戸大橋が見える。


石垣が見えてきた。


石垣の上に、不動明王。賽銭箱は紙の箱だった。


石垣の横を登る。


登ったところに石像が2体。


奥は弘法大師?どうも姿が違うようだが…

もう1体は?


向こうに見えるのが不動の滝。


橋の上から。


不動の滝。やはり水はちょろちょろ。


橋から下方。


橋を渡ったところに不動明王。


不動明王の前から滝を見上げる。水があればこんな景色が見られる。


そそり立つ岩壁。


不動滝を後にする。


登山道は左に。


登山再開。


やや急登。


すぐに緩やかになる。


左は滝の落ち口へ下る道。今日はまっすぐ行く。


頂上展望台へ65分。


頂上展望台へ。


左は、綾北展望台への道。よく調べて来なかったので、今日はまっすぐ行く。


視界が開ける。ベンチもある。


最初の渡渉。丁寧な標識がある。「頂上展望台→ 途中 市道 経由」


谷の左岸を行く。テープもあり。


2度目の渡渉。右岸に戻る。


3度目の渡渉。「川を渡って右に登る… 頂上展望台まで35分」の案内あり。


すすきの原に出た。


足元に卵かと思ったら、ゴルフボールだった。ゴルフ場の中を通っているのか?


標識があるので、道に間違いはない。


市道に出る。


どっちに進むのか迷っていたら、標識があった。「頂上展望台→ 途中から登山道へ」


登山道口を探しながら、市道を行く。


それらしき分岐はあったが、案内もなく、行き止まりだった。ゴルフ場入り口まで来る。今度は、違うタイプの黄色い案内がある。城山城跡右へ。これで分からなくなる。どこかで登山道口を見落としたのかと思い、来た道を戻り探すが、やはりなかった。市道に出るまでは丁寧すぎるほどの案内が、ここに来て見当たらなくなった。


何かの記事で、ゴルフ場を通り抜ける… と見た記憶があるので、ゴルフ場に入る。


かなりの急登を登る。途中、カートにも遭遇する。どうやら無断で入ってはいけないようだ。


うろうろして、高いところまで登った。スマホのマップで見ると、向こうの道が頂上へつながるようだが、金網ゲートがあって、ゴルフ場から出れない。


仕方なく、ゴルフ場を下る。


登山道はあきらめて、グーグルマップで車道で検索し、舗装路を登ろうとゴルフ場の峠を越えると、分岐があった。


一番左に登山道の登り口があった。「←頂上展望台 あと少し20分」の見慣れた標識が復活。


ゴルフ場付近で時間をロスしたが、気を取り直して登山再開。


 

左手にゴルフ場。


やや急登。


石垣が見える。


城山一帯には、古代山城の跡が残る。屋島城鬼ノ城、大宰府の大野城同様、7世紀、白村江の戦いに敗れた大和朝廷が、外敵の脅威に備えて急造した防御用の城。それも、今回、城山に登ろうと思った興味の1つである。


舗装路を登る。


先ほどブロックされたゴルフ場のゲートの反対側。さっきは、この高さまで登っていた。


山頂まで400m。


山頂が見えてきた。


紆余曲折を経て、ようやく山頂に到着。展望台も見える。


城山、標高462m。


神籠石式山城跡。

神籠石(こうごいし)または神籠石式山城(こうごいししきやまじろ)は、九州地方から瀬戸内地方にある、石垣で区画した列石遺跡の総称。一般には『日本書紀』や『続日本紀』に記載がなく遺構でのみ存在が確認される山城を指す。(ウィキペディアより)


南側の展望所から。


東側、人造湖の府中湖。


西に、おなじみの飯野山。


展望台に上がる。


遠望台から、府中湖。


飯野山。


瀬戸大橋方向。


瀬戸大橋。


展望台の上から一望する。


山頂は風が強く寒いので、長居もできず下る。山頂下の分岐。先ほどは左側から登ってきた。下山は右の、鴨川方面へ。


山頂にあった案内図では、鴨川方面に下る途中に、山城の遺跡があるようだったので、探しながら下る。


ゴルフ場はやはりブロックされている。自分のように、迷い込む登山者のために、どこか抜け道があると助かるのだが…


さっそく、山城関連を発見。古代山城車道。下の方に幅2mくらいの道らしきものが見える。


石列から明神原。


舗装路を逸れて少し入ってみる。


頂上方面への案内もあるから、ここを通って古代人同様に頂上に行けるのかもしれないが、不案内で、ゴルフ場の道迷いで懲りたので舗装路に戻る。


ホロソ石への小さな案内板とテープがある。ここは入ってみる。


ホロソ石。城門の跡ではないかと推測されている。


巨石が並ぶ。


何カ所か、ホロソ石があった。


「明神原へ」に従い進む。

 

ほとんど調べて来なかったが、道が続いている。


舗装路に出た。


舗装路を少し進むと、明神原への矢印があった。


広い道なので行ってみる。


広場に到着。


雨乞いの石。


古代、祭祀が行われていた。山城ができてからは、その守護神にもなった。


防備曲輪石列。

 

古代山城車道。先ほど上から見た場所に続くのか。


舗装路に戻る途中、城山からはかなり離れている。城の範囲が広大だったのが分かる。


少し下ると展望台があった。


ここが綾北展望台。


アンテナ塔が立つ。


展望台から坂出方面。


府中湖と、むこうは高松市。


一望する。


後は下るだけだが、舗装路なので距離は長い。ひたすら歩く。寒くて、ゆっくり腰を下ろして昼ご飯をする場所もなかったので、歩きながらおにぎりをかじる。


不動の滝への道がある。


下山先は、JR鴨川駅。中央に見える。まだまだある。


ウォーキング中のご老人とあいさつを交わす。毎日、ホロソ石当たりまで歩いておられるそうだ。


竜王宮。明神原への登り口。コースはいろいろあるようだ。


ようやく城山温泉に到着。寒い中歩いてきたので、体が冷えて、入り口の検温で体温が表示されなかったが、何度か試して、36.1度。無事、風呂に入る。


帰りは鴨川駅から電車に乗る。坂出、岡山で乗り換えて帰る。


今回の旅程図。城山、思いの他、手ごわかった。



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