坂出駅から予讃線で、高松方面へ1駅。八十場駅で降りる。9:30,八十場駅を出発。
坂出の城山に関するネット記事はさほど多くなく、YAMAPの地図もないので、あちこちの記事から情報を寄せ集めた。登山道は大きく分けて2通り。八十場駅に近い不動の滝登山口からと、隣の鴨川駅から舗装路を登るコース。今日は不動の滝登山口から登る。スマホはYAMAPの地図の代わりに、スーパー地形を使う。
川沿いに登る。
事前にマップにチェックした登山口。川と道路が交わるあたり。
道路の下を通る。
ネットで見た登山口の風景。高松カントリー倶楽部の看板が目印。
登山口の標識あり。
登山開始。
すぐに砂防堰堤がある。堰堤の脇を登る。
堰堤の上。
先に進む。
ベンチがある。巨石の転がる谷には水は流れていない。このところずっと雨が降っていない。不動の滝も無水だろう。
踏み石の階段を登る。
階段はかなり続く。
水場。
九十九折りの道。
木々の間に瀬戸大橋が見える。
石垣が見えてきた。
石垣の上に、不動明王。賽銭箱は紙の箱だった。
石垣の横を登る。
登ったところに石像が2体。
奥は弘法大師?どうも姿が違うようだが…
もう1体は?
向こうに見えるのが不動の滝。
橋の上から。
不動の滝。やはり水はちょろちょろ。
橋から下方。
橋を渡ったところに不動明王。
不動明王の前から滝を見上げる。水があればこんな景色が見られる。
そそり立つ岩壁。
不動滝を後にする。
登山道は左に。
登山再開。
やや急登。
すぐに緩やかになる。
左は滝の落ち口へ下る道。今日はまっすぐ行く。
頂上展望台へ65分。
頂上展望台へ。
左は、綾北展望台への道。よく調べて来なかったので、今日はまっすぐ行く。
視界が開ける。ベンチもある。
最初の渡渉。丁寧な標識がある。「頂上展望台→ 途中 市道 経由」
谷の左岸を行く。テープもあり。
2度目の渡渉。右岸に戻る。
3度目の渡渉。「川を渡って右に登る… 頂上展望台まで35分」の案内あり。
すすきの原に出た。
足元に卵かと思ったら、ゴルフボールだった。ゴルフ場の中を通っているのか?
標識があるので、道に間違いはない。
市道に出る。
どっちに進むのか迷っていたら、標識があった。「頂上展望台→ 途中から登山道へ」
登山道口を探しながら、市道を行く。
それらしき分岐はあったが、案内もなく、行き止まりだった。ゴルフ場入り口まで来る。今度は、違うタイプの黄色い案内がある。城山城跡右へ。これで分からなくなる。どこかで登山道口を見落としたのかと思い、来た道を戻り探すが、やはりなかった。市道に出るまでは丁寧すぎるほどの案内が、ここに来て見当たらなくなった。
何かの記事で、ゴルフ場を通り抜ける… と見た記憶があるので、ゴルフ場に入る。
かなりの急登を登る。途中、カートにも遭遇する。どうやら無断で入ってはいけないようだ。
うろうろして、高いところまで登った。スマホのマップで見ると、向こうの道が頂上へつながるようだが、金網ゲートがあって、ゴルフ場から出れない。
仕方なく、ゴルフ場を下る。
登山道はあきらめて、グーグルマップで車道で検索し、舗装路を登ろうとゴルフ場の峠を越えると、分岐があった。
一番左に登山道の登り口があった。「←頂上展望台 あと少し20分」の見慣れた標識が復活。
ゴルフ場付近で時間をロスしたが、気を取り直して登山再開。
左手にゴルフ場。
やや急登。
石垣が見える。
城山一帯には、古代山城の跡が残る。屋島城や鬼ノ城、大宰府の大野城同様、7世紀、白村江の戦いに敗れた大和朝廷が、外敵の脅威に備えて急造した防御用の城。それも、今回、城山に登ろうと思った興味の1つである。
舗装路を登る。
先ほどブロックされたゴルフ場のゲートの反対側。さっきは、この高さまで登っていた。
山頂まで400m。
山頂が見えてきた。
紆余曲折を経て、ようやく山頂に到着。展望台も見える。
城山、標高462m。
神籠石式山城跡。
神籠石(こうごいし)または神籠石式山城(こうごいししきやまじろ)は、九州地方から瀬戸内地方にある、石垣で区画した列石遺跡の総称。一般には『日本書紀』や『続日本紀』に記載がなく遺構でのみ存在が確認される山城を指す。(ウィキペディアより)
南側の展望所から。
東側、人造湖の府中湖。
西に、おなじみの飯野山。
展望台に上がる。
遠望台から、府中湖。
飯野山。
瀬戸大橋方向。
瀬戸大橋。
展望台の上から一望する。
山頂は風が強く寒いので、長居もできず下る。山頂下の分岐。先ほどは左側から登ってきた。下山は右の、鴨川方面へ。
山頂にあった案内図では、鴨川方面に下る途中に、山城の遺跡があるようだったので、探しながら下る。
ゴルフ場はやはりブロックされている。自分のように、迷い込む登山者のために、どこか抜け道があると助かるのだが…
さっそく、山城関連を発見。古代山城車道。下の方に幅2mくらいの道らしきものが見える。
石列から明神原。
舗装路を逸れて少し入ってみる。
頂上方面への案内もあるから、ここを通って古代人同様に頂上に行けるのかもしれないが、不案内で、ゴルフ場の道迷いで懲りたので舗装路に戻る。
ホロソ石への小さな案内板とテープがある。ここは入ってみる。
ホロソ石。城門の跡ではないかと推測されている。
巨石が並ぶ。
何カ所か、ホロソ石があった。
「明神原へ」に従い進む。
ほとんど調べて来なかったが、道が続いている。
舗装路に出た。
舗装路を少し進むと、明神原への矢印があった。
広い道なので行ってみる。
広場に到着。
雨乞いの石。
古代、祭祀が行われていた。山城ができてからは、その守護神にもなった。
防備曲輪石列。
古代山城車道。先ほど上から見た場所に続くのか。
舗装路に戻る途中、城山からはかなり離れている。城の範囲が広大だったのが分かる。
少し下ると展望台があった。
ここが綾北展望台。
アンテナ塔が立つ。
展望台から坂出方面。
府中湖と、むこうは高松市。
一望する。
後は下るだけだが、舗装路なので距離は長い。ひたすら歩く。寒くて、ゆっくり腰を下ろして昼ご飯をする場所もなかったので、歩きながらおにぎりをかじる。
不動の滝への道がある。
下山先は、JR鴨川駅。中央に見える。まだまだある。
ウォーキング中のご老人とあいさつを交わす。毎日、ホロソ石当たりまで歩いておられるそうだ。
竜王宮。明神原への登り口。コースはいろいろあるようだ。
ようやく城山温泉に到着。寒い中歩いてきたので、体が冷えて、入り口の検温で体温が表示されなかったが、何度か試して、36.1度。無事、風呂に入る。
帰りは鴨川駅から電車に乗る。坂出、岡山で乗り換えて帰る。
今回の旅程図。城山、思いの他、手ごわかった。
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