雲仙岳は仁田峠から登るのが一般的だが、仁田循環道路は開門が午前8時からなので、早めに登るために、標高200m下の池ノ原園地に駐車して登ることにした。
なお、雲仙岳は単独の山を示すものではなく、島原半島にそびえている火山群の総称である。その中の、普賢岳・国見岳・妙見岳の三峰は、かつては一体であったが、雲仙火山の最後の大規模な火山活動によりできたものである。
池ノ原園地の野岳駐車場に停める。
6:10出発。仁田峠へ向かう。
雲仙温泉街を起点にしているので、すでに2合目、標高800m。
一つ上の妙見岳駐車場。ここでもよかった。
公園を抜ける。
仁田峠まで0.6㎞。
こんな道をずっと登る。
仁田峠駐車場に到着。循環道路開門前で、車はない。
ミヤマキリシマが咲いている。
ミヤマキリシマは下山後の楽しみとして、登山口に向かう。
いちばん高いのが平成新山。あの上の方まで登る。
普賢岳登山口。
緩やかな道。
6合目。標高1090m。下山してきたシニア女子2人組に出会う。御来光を見に登ったが、き今日は見えなかったとのこと。
下り。
ひと休みして出発。
緩やかな道が続く。
振り返ると、妙見岳。
登り。
分岐点の紅葉茶屋。
案内板をよく見ると、普賢岳を越えるルートは狭いので一方通行。ここから普賢岳に登り周回するつもりだったが、逆方向で周回することにする。参考にした活動日記は、すべて時計回りの周回だった理由を理解する。
すぐ先に別の分岐、鬼入谷口。普賢岳はここを右に。
普賢岳へ。
左手に、後で登る国見岳。急そう。
岩のゲート。
登り。狭いので一方通行の意味が分かる。
西の風穴。中は冬は0℃以下、夏でも4℃程度に保たれ、蚕の保存の他、氷室として氷づくりなどに利用された。
苔岩の道。
左へ。
張り付くような木の根。
登り。
北の風穴。
内部は柱状節理。
前に展望所。
昨日上陸した多比良港が見える。
鳩穴分れ。
普賢岳?
鳩穴分れで見渡す。
立岩の峰へ。
登り。
視界が開ける。
平成新山。
立岩の峰展望所へ。
展望所。
普賢岳?
展望所から見渡す。
展望所から下り、霧氷沢へ。
4つの溶岩ドームの説明。立岩の峰、平成新山、霧氷沢、普賢岳。先ほど展望所から見たのは、この4つだった。
写真に照らし合わせると、霧氷沢と普賢岳。
霧氷沢分れから寄り道。
霧氷沢。
ここから先は立入禁止。
霧氷沢から平成新山を見る。
反対側、普賢岳。
分岐に戻り、普賢岳へ。山頂まで250m。
普賢岳へ。
一歩一歩踏みしめて登る。
皇族の登頂記念碑。
普賢岳、左へ。
もうすぐ山頂。
到着!
普賢岳、標高1359m。登り始めた池ノ原園地からの標高差は560mくらい。
平成新山。標高は1483m。普賢岳より100m以上高い。ものすごい量の溶岩が盛り上がった。
山頂には噴煙が立ち上る。
平成新山⇒妙見岳。
妙見岳⇒国見岳。
国見岳、山肌をミヤマキリシマが覆う。今回は普賢岳登山が目的だったが、思わぬご褒美。昨年の九重連山に続き、今年もミヤマキリシマを見ることができる。
山頂でゆっくりし、下山。
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