2020年5月19日火曜日

窓ヶ山 (2020. 5.19)

窓ヶ山は佐伯区にある標高700弱の山。登山口は窓ヶ山憩いの森にあり、そこまでは車で行くことができるので、標高差は250mくらいになる。東峰と西峰があり、2つの峰の間にはキレット(岩場に挟まれた急峻な鞍部)と呼ばれるV字型に切れ込んだ谷がある。キレットの名前は外国語っぽいが、日本語の切戸から来ているそうだ。登山用語では、キレットを窓と呼ぶことから、窓ヶ山という名になったともいわれる。

天気予報では、早朝曇りの後は晴れ。いつものように、涼しいうちにと早めに出て、7時半頃に駐車場に着いたが、小雨が降っている。しばらく止むのを待ったが、ここは無理しないで、雨が上がってから登った方がいいと思い、いったん広域公園まで下り、時間をつぶす。雨が上がったので、9時に駐車場に戻る。駐車場は2つあり、ここは下の第2駐車場。上に第1駐車場がある。

駐車場の横の南登山道から登山開始。予定コースは、南登山道を登り東峰まで、東峰からキレットまで下り、西峰に登り返す。下山は、中央登山道で下りる。中央登山道の登山口は、第1駐車場にある。

最初は緩やかな坂。

谷を沢を右に見て登る。

最初の分岐を振り返る。左が登ってきた南登山道。右は、向山までの縦走路。窓ヶ山と向山を縦走する人も多い。

雨が上がったばかりで、靄でかすんだ道を行く。

曲折した、俗に言う七曲の坂。

ベンチ状の岩があるが、休憩には早いので通過。

次の分岐。左は、中央登山道。右が、登ってきた南登山道。ここで分岐合流する。

ここから登り坂になる。

横木の階段がずっと続く。

次の分岐合流。窓ヶ山頂上まで500m。頂上が東峰か西峰か分からないが、距離からすると西峰だろうか。画面の後ろ側に、もう一つ道がある。

五日市方面からのルート。魚切ダム近くから登る。

ようやく7合目。

頑丈な木橋がかかる。

すぐ先に展望岩。

展望岩の上から、五日市方面。

だいぶ岩が増えてきた。

岩の間を通る。

次の分岐合流。右が登ってきたルート。左は北登山道。

頂上展望地の案内。

頂上展望地と頂上は別にあるかと思ったが、ここが東峰の頂上。標高710.8m。途中、息を整えるための立ち休みは何度はしたが、今日は一気に登れた。

展望岩の上に進む。

これから登る西峰。

五日市市街と左に鈴ヶ峰。奥に、近郊の山登りではおなじみの景色。似島、江田島、厳島。

西峰に向かう。

急な坂を下りる。

梯子のかかる岩がある。

「登ってください」と言っている?

岩の上から、極楽寺山

西峰。

鎖があるが、使わなくても下ることができた。

何ヶ所か、鎖がある。

谷底のキレットに下りる。

確かにV字型。

キレットの東側。

キレットの西側。

西峰に向かう。

急登を登る。

遠藤小司の案内。終戦前の昭和19年、遠藤陸軍飛行曹長が操縦する零戦練習機が、ここに衝突した。その死をいたみ、後年、有志により小さな祠が設置された。(先日登った河平連山でも同じような衝突事故があった。)

 少し下ったところの岩の上に祠があった。

正面スペースが狭く、カメラに全体は収まらない。無理すると、自分が墜落してしまう。

 続いて、おんな岩。この丸っこい岩かと思ったが、矢印がある。

その先にあるのが、おんな岩か。

窓ヶ山まで50m。首なし地蔵の案内。

すぐ側にある、首なし地蔵。

山頂直下。

西峰に到着。標高711.4m。東峰より、ほんのわずか高い。

後ろの樹洞窟に登山記念のプレートが収まっていた。向山~窓ヶ山、美美さんと言う方が縦走されたようだ。日付はR2.5.17。なんと2日前のことだ。

西峰の展望岩は2つに割れている。

右の岩の上から、五日市方面。

先ほど登った東峰。

左の岩がちょうどいい傾斜なので、寝椅子代わりにして休む。

一時休んで、下山する。

憩いの森まで1.3km。

東峰に登り返す。

下るときは使わなかったが、登りはさすがに鎖のお世話になる。

東峰を通過。

北登山道との分岐を右へ。

南登山道との分岐を左へ。中央登山道に進む。

沢を右に見て下る。沢の反対側に、南登山道が通っている。

山頂から900mのところ。東屋があったので、一休み。

左にも沢があり、流れる水音が左右からステレオで聞こえる。右の沢の向こうが南登山道。左の沢の向こうが北登山道。3つの尾根筋にそれぞれ登山道が整備されていることになる。

水場があったので、顔を洗う。雨の後で蒸し暑い。

分岐を憩いの森駐車場へ。

林道に出る。

中央登山道の登山口。

大きな案内板がある。

第1駐車場。何台か停まっている。

駐車場の奥に階段があり、登山口がまだあるのかと思い登ってみたが、キャンプ場だった。

自分の車を置いている、第2駐車場に戻る。

来たときは自分の1台だけだったが、数台停まっている。下山途中に、4~5グループ(主にシニア)に出会ったが、車だと市内からのアクセスもよく、人気の山のようだ。

車で登るとき、東峰と西峰が並んでみえるポイントがあったので、探しながら下っていったが、わき見運転が危ないので断念した。帰路の途中にある梶毛ダムの広場で、コンビニで買ったおにぎりの昼ごはんを食べて帰る。

今日の行程図。

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