2020年5月12日火曜日

高見山・船倉山 (2020. 5.12)

高見山と船倉山は廿日市名山20の山で、連なっていることからセットで登ることが多い。近くの弥山経小屋山より、標高は少し低い。このマップを参考にした。

朝7時、JR前空駅北口に出る。

北方向に歩き、登山口に向かう。途中で見える山々。あれがこれから登る山だろうか。

 新幹線の高架下を通り…

高速道路の下を通り…

登山道入口に着く。

高見川ルート登山口の表示。

少し歩くと分岐があった。マップでは川を4回越えるようになっている。左の川の方へ進む。

川を渡る。

しかし、道の先がないようだ。しばらく、うろうろしたが諦めて引き返す。

分岐に戻り、林道を行く。いつも、マップを見て勝手に想像し早合点してしまう。

橋がかかっていて、川を右川左に横切る。なるほど、これがマップにある川越のことか。

選鉱所跡。それらしき遺跡は見当たらない。

ただ、低い石垣があるので、人がいた気配はある。

今度は、川を歩いて渡る。専門用語では、渡渉というらしい。

高見山・船倉山の道標があるので、道に間違いはない。

さっき脇道に逸れてさまよった?ので疲れた。大石があるので少し休む。

 道は川の左側で続いている。

 下に高見川が流れる。川をもう一度渡渉して、登山が始まる。

鉱山跡があって、そこから曲がるらしいが… ここが鉱山跡か。

川を渡る。

岩場を登る。登山開始…

と、思ったら道が平坦になった。

大野鉱山跡の標識がある。ここを渡って登山開始か。さっきの渡渉は何なんだろう。

鉱山跡。奥からひんやりした風が出ている。後で調べたら、日中戦争で特殊鋼の需要が増した昭和13年から19年まで採掘されたらしい。5~60人の人が働いていた。見たときは、規模からして、もっと古い江戸時代のものかと思い、よくここに鉱石を見つけられてものだと不思議に思ったが、納得した。詳しくはここ

もう一度川を渡る。

鉱山労働者の住居の跡か。石垣横の急な坂を登る。

上から見下ろしたところ。かなりの急登だ。

見上げると、三倉岳を思わせる峰が見える。あれが高見山か。

さらに急登が続く。

滑りやすい真砂土だが、靴を新調したので滑りにくい。

西に経小屋山が見える。

登りきると分岐にでた。左は登ってきた道。手前は鉄塔への道。登山道は前に続く。

とりあえず鉄塔まで行くが、引き返す。

緩やかになった登山道を行く。

次の鉄塔を通過。

鉄塔の下から、厳島。

雨水でえぐられて足元が悪い道。

また分岐がある。

道案内は倒れているので、どちらを示しているのかわからない。

左の登りへ曲がる。

しばらくして、高見山山頂に到着。標高559m。平地から歩き始めたので、実質の標高差。

高見山山頂から、船倉山?(後で気づいたが、高見山と船倉山の間にピークがある。手前はそのピーク。)

廿日市・五日市方面。

木々の間に弥山。

経小屋山。

高見山を下る。

下ってすぐ、展望のいい岩がある。

岩の上から、厳島がよく見える。

坂を下る。

ピークに向けて登り返す。

林の中を登る。

しばらく登ると分岐があり迷うが、ここは右の登りを選ぶ。ピークはまだ越えていない。

ピークの頂上あたり。

ピークを下る。

道が合流する。たぶん、登るときの分岐のもう一つの道は、ピークを避けて山を巻く道なのだろう。それとの合流地点と思う。

向こうに見えるのが船倉山。

沢を渡る。

また分岐がある。標識はないが調べていたので、ここは右へ。左は林道に続くらしい。

しばらく平坦な道を行く。

船倉山と白糸の滝の分岐に到着。いったん船倉山に登り、ここまで引き返してくることになる。

滑りやすい坂を登り、船倉山に向かう。

えぐられて溝と化した登山道。

急登が終わり、道が平坦になる。

分岐がある。右は下っているので、おそらく左だろう。

消えかけて手書き文字で、船倉山への矢印。

藪の中の細い道を進む。

船倉山山頂に到着。標高545.9m。高見山よりも若干低い。しかし、ピークへの登り返し、船倉山への登り返しを考えると、今日の累計標高差は700mくらいにはなるだろう。

山頂自体は展望はないが、少し離れたところに大岩がある。

岩の上から、廿日市市街と似島、江田島。

岩の上でしばらく横になり休んだあと、下山する。

分岐まで戻る。

白糸の滝に向かい下る。

先ほど登った高見山と、越えたピーク。

下りは急だ。

ひんぱんに人が歩いている道ではない。

実は、新しい靴と足の相性が悪く、登るときはさほど気にならなかったが、下るときは足先に力が加わるので、だんだん痛くなった。

王舎城が遠くに見える。あそこまで下りて、さらに宮島口まで歩く。まだ当分歩くことになる。

足の痛みに耐えて歩き続けて、遊歩道らしきところに出る。

ネットにもあった謎の小屋?

落ち葉の道を行く。水の流れる音はしたが、とうとう白糸の滝がなかった。どこかに分岐があったのかもしれないが、足の痛みばかり気になり、見落としたのかもしれない。

王舎城が見えてきた。

駐車場と美術館を繋ぐ橋。

いつも遠くから見ている王舎城。近くを通るのは始めて。この王舎城の海の見える杜美術館、宮島の大鳥居を神社側から写真に撮ると鳥居の真ん中に写る。ウィキペディアによると、そのことが外国の観光客の顰蹙を買うらしい。

王舎城から宮島口に歩く途中、登った山を振り返る。

帰りは広電。宮島口の駅に着いたのは、13:30。前空駅を出発して、6時間半の長旅になった。

今日の行程図。標識が少なく、事前に調べていないと歩けないコースだった。


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