2020年10月24日土曜日

隠岐<隠岐の島> (2020.10.24)

 これまで多くの島を訪れたが、今回は最大の島めぐり、隠岐諸島を訪れる。隠岐諸島は、大小180ほどの島々からなり、その中でも一般に観光できるのは、隠岐の島、西之島、知夫里島、中之島の4島である。隠岐の島を島後(どうご)、後の3島を島前(どうぜん)と呼ぶ。


1日目 本土→隠岐の島。隠岐の島を観光。(隠岐の島に宿泊)

2日目 隠岐の島→西ノ島。西ノ島を観光。(西ノ島に宿泊)

3日目 西ノ島→知夫里島。知夫里島を観光後、西の島に戻る。(西ノ島に宿泊)

4日目 西ノ島→中之島。中之島を観光後、本土に戻る。

 島内の移動は、バスかタクシーでもできるが、今回は、できるだけ多くを回りたいので、マイカーを使用する。 

本土と隠岐、隠岐諸島間の移動は船しかない。便数が限られているので、綿密に調べ、予約可能なものは予約する。行き当たりばったりでは、今回ばかりは、なんとかならない。便を逃すと、移動できない。

本土と隠岐、島後と島前は隠岐汽船のフェリーを使用。時刻表はこちら

島前は隠岐観光のフェリーを使用。時刻表はこちら

観光地の情報、観光船の状況などは、隠岐観光協会サイト。

いつもは、食事なしでホテルを予約するが、今回はコンビニもなく、食事できる処も限られるので、朝夕食付で予約。昼ご飯は、コンビニ弁当が買えないので、各港の売店などで、パンを買うことにする。また、非常食として、クッキーやせんべいなどの菓子類をリュックに入れておく。

以上、綿密な計画と準備のもと、旅に出かける。

 
高速の松江道・山陰道が一部夜間通行止めになるので、念のため前日、米子に前泊し、七類港に到着。出航は9時だが、8時から積み込みを始めるので、それまでに受付をするようにと、フェリー予約時に指示があった。これが乗船するフェリー隠岐。


七類港ターミナルビル。


予約番号を告げ、乗船手続きをする。帰るまで乗船フリーの、フリーチケットを購入。36410円。片道だけでも、18000円以上かかるので、このほうがお得。島前間の移動も可能。


七類港を出港。左の建物は、隕石が展示してあるメテオプラザ。右は、もう1台のフェリー、国賀。フェリー隠岐は、午前中に西郷港へ直行し、午後、各島を回って帰ってくる。フェリー国賀はそれと逆、午前中に各島により、午後、西郷港から本土に直行する。


あの島と岬の間を通り、外海に出る。

 

七類港の先端にある九島を回り、外海へ。


外海に出る。


巨大なフェリーでも揺れて、ふらつくほど。今日は波が荒い。


隠岐の島が見えてきた。大きな島だ。


東に、島前が見える。

 

隠岐の島のマップ。


西郷港に到着し、島の東側を北上し、浄土ヶ浜に到着。

遊歩道から海岸に下りる。


遊歩道途中の展望台から。


遊歩道は通行止め。


ここで周囲をぐるり。


日本海の荒波。


浄土ヶ浜から少し離れた埼山岬展望台へ。


遊歩道を登る。


埼山岬展望台。


浄土ヶ浜方向。


車で走ってきた東海岸。


遊歩道の途中の展望台。

 

展望台から。何岩かよくわからない。


続いて、トカゲ岩展望台駐車場へ。


展望台へ向かう。


トカゲ岩展望地点は何カ所かあるが、とりあえず展望台へ。


トカゲ岩展望台。

 

各展望地点には、位置と方向が表記されている。


展望台からトカゲ岩。


ズームイン。


駐車場に戻ると、反対側にも遊歩道があった。


遊歩道は、トカゲ岩の下まで続いているが、途中の展望地点で見て引き返す。


続いて、島の北端、白島(しらしま)展望台へ。駐車場で、自分の車の広島ナンバーを見て、グループで旅行のシニア男性が声をかけてきた。偶然にも、同じ廿日市に住んでおられるとのこと。


展望台へ。


白島展望台。


白島海岸。


中央の島が白島。海岸を構成する岩石が白いことからその名前が付けられた。近くまで続く遊歩道が見える。


展望台から南側、島の東海岸。


波の白、海のブルーのコントラストが美しい。


駐車場方向に戻り、灯台に向かう。


灯台への道。


白島灯台。


灯台の前に鳥居。


鳥居越しに白島が見える。


灯台の前から、白島を見る。


次のスポット、壇鏡の滝に向かう途中にある、かぶら杉。


根本付近から6本の幹に分かれている杉の巨木。


樹齢約600年。八百杉、乳房杉と並ぶ、隠岐の島3大杉の一つ。


山中の林道を上り、壇鏡の滝に行こうとしたが、途中通行止め。島内は人里離れると、スマホが圏外になり、マップを頼れなくなる。海岸方向に下れば大丈夫だろうと考え走ると、亀の原池公園という所に出た。


予定外の場所だが、池の周囲に散策路もある。


野鳥観察小屋。


観察小屋から、池を見渡す。


亀の原池から下ると、壇鏡の滝への正式ルート入り口があった。ここにも通行止めの表示。女子旅2人組が、思案中だった。


続いて、那久岬。ここも通行止め。


那久岬に来たのは、島前を臨むためで、波止場の堤防からは見えそうなので、港に向かう。


海岸沿いに行く。


堤防の上から、島前の島々。


隠岐の島の西海岸。


登ろうとして登れなかった那久岬。


西郷港に着いたのが昼前で、半日で隠岐の島を回るので、駆け足で回ってきて、最後のスポット、ローソク島。隠岐の島では、一番人気のスポットである。近くまでは観光船でしか行けないが、展望台もあるので向かうが、ここも通行止め。連続で3カ所の通行止め、観光地は壊滅状態だ。自分は現地について知ったが、同じ人もいた。(隠岐観光協会のトップページには、下の方に通行止めののお知らせがあったが、観光スポットを直接検索した場合は、知ることができない。夜、ホテルで、状況を観光協会にメールしておいた。翌日の午前には、改善したとの返信があった。)


通行止めの個所に、ローソク島遊歩道の矢印があったので、適当に走ると港に着いた。橋を渡り岬方向に向かう。


遊歩道。


遠くではあるが、ローソク島が見える。


ズームイン。


展望台があるので登る。


さらに意味ありげなロープがあるが、ここまで。

 

荒波とローソク島。


この波では観光船も出ない。遊覧船は時間とスポットを決めて、岩の上に夕日がかかる光景を見ることができる。そのため、出航の可否、時間と場所は当日決定、予約しておいて当日連絡が来るシステムなので、今回の旅には組み込まなかった。

(雲の有無と波の高さの組み合わせによる。これがいつも見れるわけではない。)


自分と同じように、現地で通行止めを知り、こちらに回ってきた女子旅2人組が、SNS用の写真を撮って帰っていく。


自分は、もうしばらく見ていた。


思わぬ通行止めだったが、予定のコースを回り、隠岐プラザホテルに着く。夜、部屋の窓から、西郷港を写す。


⇒隠岐<西ノ島>① (2020.10.25)へ


0 件のコメント:

コメントを投稿