2020年10月5日月曜日

古観音山・瀬戸島山 (2020.10. 5)

今年の5月、江田島の陀峯山から下りる途中に、音戸の山々が見えた。後で調べたら、古観音山と瀬戸島山。マイナーな山で登る人も少ないが、登山道はある。地図はこんな感じ。ネットに詳しい記録があったので、事前に予習していく。


 JR呉駅まで電車で行き、倉橋行のバスに乗り、音戸市民センター前で降りると、登山口に一番近い。ただ、呉駅に着いたのが7:30、次の便まで1時間待たねばならない。ちょうど、音戸渡船乗り場を通るバスが来たので乗る。音戸渡船で温度にわたり、登山口案内のある、榎酒造を目指す。榎酒造の横にある、古観音山登山口の案内。

 

一度、道を間違えたが引き返し、案内に従って進む。

 

墓場の下を行く。

 

2つの音戸大橋が見える。

 

梵潮寺に出る。

 

鐘楼。

 

山門の下に、登山口の案内がある。

 

山門から下りる。

 

下りたところの小さな池にも、案内があった。

 

ここが登山口?ここは、調べてこなければ分からない。


 はっきりした道が見えず不安になるが、ネットで調べたものと比較して、同じ橋だったので安心する。橋を渡る。

 ようやく道らしくなった。


石垣がある。昔は、人の手が入っていたのだろう。


赤テープを目印に進む。


竹林を登る。


竹林から出たところが林道。山頂方向。

 

反対側は土砂崩れ。投棄された冷蔵庫が目印になる。


林道を横切り、階段を登る。


ロープ伝いの急登。

 

ロープ2本。右に黒、左にトラ模様。

 

急登を登ると尾根筋に出るが、登山道の案内が倒れて、矢印は下山方向を指している。


ここは、明らかに矢印と反対方向へ。


道は緩やかになったが、藪がすごい。


大きい岩が並ぶ。


古観音跡?


少し先に展望岩があった。


展望岩から、蒲刈。


倉橋島。


後で登る瀬戸島山。古観音山より少し高い。


いつの間にか、古観音山の山頂に着いた。標高246m。


一休みして瀬戸島山へ。


東方向に情島。阿賀港から市営渡船が出ているが、人口は10人以下。遠からず無人島にあるのだろう。


西に江田島と呉市街。


真っ白な島は、三ツ子島。海外から輸入した岩塩を備蓄している。


瀬戸島山が見える。


少し下って、一度林道に出る。

 

林道を行くとすぐに瀬戸島山への登山口がある。

 

瀬戸島山へ。


最初にロープの急登。


道は緩やかになったが、藪が多い。加えて蜘蛛の巣。トレッキングポールは蜘蛛の巣払い棒になった。

 

肩まであるシダに覆われているが、下に道はある。足元が見えないので疲れる。


やっと藪が途切れた。


岩が増えてきたので、山頂が近い感じがする。


無地の石碑。


山頂に到着。


瀬戸島山、標高339.1m。


これも無地の石碑。

山頂を超えるとネット付きの階段がある。


すぐに林道に出る。


こちらも瀬戸島山登山口だが、山頂はすぐ上。


江田島方面は土砂崩れ。カーブミラーがあるから、車が通った時もあったのだろう。


最初は登った道を、眺望を探しながら下山するつもりだったが、藪が多いので、林道で下ることにした。


各所に土砂崩れ。2018年7月の豪雨災害の跡だろう。


先ほど登り始めた瀬戸島山登山口を通過。


林道の割れ目から草が生えて、車道は山道化している。


大規模な土砂崩れの跡。


意味は分からないが、石には赤い枠の印がある。


ゆがんだガードレール。

 

置き去りにされた靴の片方。苔が生えている。


目印の冷蔵庫まで戻った。


ここから竹林を下る。

登山口に戻る。


来た道を下り、酒造の裏側。


正午前、登山口案内のあった入り口に戻る。ここから歩き始めて、約3時間半だった。


音戸漁港添いの道路に出る。


近くのバス停に、便数の少ないバスがちょうどやって来た。歩けばかなりあるので、どうしようかと迷っていたが、音戸の瀬戸公園にある温泉に行くことにする。バス停の路線図では、音戸大橋を渡ったあたりにバス停があったが、実際には橋を下りた渡船乗り場に停まった。それでも、橋を歩いて渡るよりはいい。


遊歩道があるので登る。登山後で足が重い。


吉川英治の文学碑に出る。


文学碑の前から、音戸大橋の向こうに、今日登った山々。

山頂で食べようと思ったが、展望がないので食べずに持って下りた昼ご飯を、音戸第2大橋を眺めながら、公園で食べる。


以前にも来たことがある、瀬戸内オーシャンスパ 汐音で、風呂に入る。浴場からも山がよく見えた。

 

風呂から上がって休憩所から見えた瀬戸内海。情島の向こうに、かすんで、忽那諸島の野忽那島と中島が見える。

 

また歩いて渡船乗り場のバス停に戻る。1時間に1本のバスに、ここでもちょうど乗ることができた。今日は、便の少ないバス2便とも、1分も待たずに乗れた貴重な日だった。


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