鎌倉寺山は、コロナの自粛期間に、近隣で登れる山を調べているときに知った。岩の多い山らしい。今年の暑い時期だが、やはり岩の多い山口県の右田ヶ岳に登ったとき、相当きつかったので、涼しい時期とはいえ覚悟して出かけた。
このマップを参考にし、スマホのアプリ「スーパー地形」で現在地を確認しながら登ることにする。馬の背→南峰→十畳岩→槍ヶ峰→十文字峠分岐→鎌倉寺山山頂、下山は分岐から直登コースを下り駐車場まで戻る。
高速山陽道の志和ICで下り、グーグルマップの「牛岩滝」を目印に約20分走り、調べておいた駐車場に到着する。すでに2台停まっていた。他県ナンバーの岡山である。
駐車場から少し戻ると、牛岩の滝がある。
電柱に登山口の案内。
その前に登山口。8:20、登山開始。鎌倉寺山の標高は600m余り、現在の標高は200mくらいなので、約400mを登ることになる。
最初は普通の山道。
すぐに岩場になる。
登り始めなので、まだ足取りは軽い。
はっきりした道はなく、テープを頼りに登る。
今日もガスっている。岩肌の露出した絶壁が見える。
巨岩の側を通過。
こんなところを登る。
見晴らしのよさそうな突出。
そこから下を見る。走ってきた道路。
さらに登る。少し、きつくなってきた。
つかのまの山道。
視界が開け、巨岩が見えてきた。
これが馬の背だろう。先まで行きたいが、立ったまま通過するのは危険。まさに馬にまたがる形で、座ったまま少しずつずれていく。
下界はガスの中。
先端部にたどり着く。
下を覗く。
まだ先が下っているようだが、ここで引き返す。
なんとか無事戻る。
巨岩の下に下りて、登る途中に見た絶壁。広島のロッククライミング発祥の地だそうだ。
上で男性がロープを持ち、下から女性が登る訓練をしている。自分より先に停車していた車の人たちだろう。
上に戻り…
上から、登り始めようとする人たちを見る。
馬の背から出発。
絶壁の上から。
後ろに、馬の背が見える。
崖の上を歩く。
これから向かう峰はかすんで見える。
ロープ伝いに下りる。
松葉に結露。今日、水を買ってくるのを忘れた。暑くはないので大丈夫だろうが、まさかの時は水分になる。
登山口に、「縦走コース」とあったが、通常の縦走ではなく、岩場歩きのアップダウン。
南峰?
つかの間のシダの道。
下り始めたので、先ほどのピークが南峰だろう。
巨岩が立ちふさがる。
ここを登る。
とんがり岩。
上にピークがありそうだ。
歩いてきた縦走路。
長くて大きい岩に出会う。
岩の上の方から下を見る。
十畳岩? 案内がないので、釈然としないが、コース上の位置からすると、おそらくこのあたりが十畳岩。
十畳岩のてっぺん。
かすかに見えるのは、これから向かう槍ヶ峰か。
十畳岩から下る。
平坦な山道になり、足が少し休まる。
縦走路?で初めての広場。
また、巨岩が立ちふさがる。
ここを登るのか。
登れなかったので戻ると、迂回路があった。
巨岩の裏を登る。
槍のような岩が見えるが、槍ヶ峰?マップで見ると、まだ先のようだが…
岩壁の横を通過。
ここが槍ヶ峰。鎌倉寺山までのコースの、半分を過ぎたあたり。
ガスが晴れて、鎌倉寺山が見える。
槍ヶ峰を下る。
縦走路の8割がたは岩場だろうか。貴重な土の道。
崖の上を行く。
鎌倉寺山がきれいに見える。
大きな石の階段を下る。
岩の縦走路。
左に見えるのは、白木の街。
岩場を登る。
ピークを越えたから、ここが権兵衛山?
ようやく、十文字峠に到着。
下山はここを曲がる。
鎌倉寺山は直進。
今日、最後の岩場と思ったら…
また下った。
きれいな形の苔岩。
苔岩の間を行く。
山頂に到着。岩場が多かったので、足にかなりきている。ただ、暑さの具合もあるが、右田ヶ岳よりは、休む回数は少なかった。
鎌倉寺山、標高、613m。眺望はない。
山頂から先に道は続いてる。
山頂近くに、鎌倉寺跡があるらしいが、水分も気になり、よくわからないので、このまま下山する。
分岐まで戻る。
直登コースを下山する。
山の斜面を直登しているので、傾斜は大きい。急な坂をひたすら下る。
平坦な場所まで下りてきた。
川を渡る。
山からの水なので大丈夫だろうと思い、乾いたのどを潤す。
テープを頼りに登山口に向かう。
林道に出る。
鎌倉寺山登山口の標識があった。
林道を行く。
こんなところに、鯨のような大きい岩。
車の通行止め。こちら側から登る場合は、ここを跨いでいくことになる。
のどかな田園風景の中を、駐車場に戻る。
先ほど登った、槍ヶ峰と鎌倉寺山。
馬の背と南峰。
ズームイン。
今日縦走した峰々。
12時過ぎ、駐車場に戻る。出発して約3時間40分。車は来た時よりも増えていて、10台近く停まっていた。
家族連れが、これから登山。ご主人は10年前に来たことがあるが、今日、車が多いのに驚いておれた。志和ICから高速に入り、奥屋PA下りで、かき揚げうどんを食べて帰る。
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