ずっと山が続いたので、今日は島に行くことにした。広島港のすぐ前に浮かぶ似島。このブログを始めた頃、3年前に一度訪れている。その時は、安芸小富士に登ったが、今回は、それより少し低い、南側の下高山に登って、瀬戸内海を一望する。
宇品港に行くとき、いつもはJR広島駅で広電比治山線に乗り換えることが多いが、今日は、急ぐこともないので、時間はかかるが料金の安い広電だけで向かう。
宇品港から見る似島の安芸小富士。フェリーは1時間に1便くらい出ている。8:30の船に乗る。片道450円、乗船時に直接支払う。
約20分で似島港に到着。ちょうど3年ぶり。
似島のマップ
(似島汽船HPより) |
安芸小富士の時は左に行ったが、今日は右に行き似島中学校方面に曲がる。下高山登山口の案内もあった。
郵便局を通過。
各所に、似島中学校方面の案内がある。
マップで目印にした平田商店を通過。
民家が消え坂になる。
坂を登ったところに、下高山尾根コースの案内。
まっすぐ行っても、登山口があるようだが…
引き返し、尾根コースを行くことにする。
尾根コースに上がる。
振り返ると、安芸小富士と広島市。
少し行くと林に入る。
なだらかな道を行く。
少し上り坂。
また平坦になり、尾根筋を行く。
また上り坂。このパターンを繰り返す。
テープ代わり?の赤い手袋。
似島中学校からの登山道との分岐合流。さきほどの車道の先に、登山口があって、ここで合流するらしい。
山頂に向かう。
途中、シダの道。
座りやすい岩があるので一休み。
このコース初めての急登。
標高200mくらいの山なので、そろそろ山頂かと思ったら…
まだ先があった。向こうに見えるのが、下高山。
見晴らしのいい場所。崖に注意。
西に厳島。
東に、峠島と絵下山。
下高山への登り。
巨岩の横を過ぎる。
山頂に到着。
下高山、標高203m。港を出発して50分くらいで着いた。安芸小富士を地元では、高山と呼んでいて、それより低い山という意味で、下高山と呼ぶそうだ。
展望用のベンチがある。
周辺の島を表示したパネル。8割がたは訪れている。この3年で、よく歩いた。
山頂から、厳島。その向こうに見えるのは王舎城。
安芸小富士と向こうに黄金山。
絵下山。
江田島の、クマン岳と古高山。
岩の上に立って…
木々と屋根が入るが、安芸小富士から江田島周りで、周囲をぐるり。
似島の南に突き出た半島は、地獄鼻。
小さな島は、大カクマ島(大弁天島)と小カクマ島(小弁天島)。大カクマ島には、トンネルがあるらしい。
眺望を楽しんで下山する。
下山は似島中学校に下り、島の南をあるいて港に戻る。
さっき通った似島中学校からの登山道への分岐を右へ。
真砂土になって滑りやすいので、枯れ木をトレッキングポール代わりに。
登りの尾根コースもこのコースも、とてもよく整備されていて歩きやすい。感謝。
分岐に下りる。右は似島学園方向。ここは道なりに進む。
快適な尾根道を行く。
途中で見上げた下高山。岩が露出して、違った表情。
竹林を通過。
学校のグラウンドが見えてきた。
登山口に出る。
似島中学校。生徒数40人(2019年)
中学校の裏を通り、南への坂を下ると、海が見える。
目の前に下高山。
下高山の下、島の南岸を行く。
呉を出航した海上自衛隊の艦船が通る。
江田島クマン岳。
宇根山と奥に陀峯山。
呉の灰ヶ峰も見える。3年前も、ここを歩いたが、登った山、訪れた島が増えて、いろいろ思い出しながら歩くと、景色に厚みが出る。
厳島。いつもは、仏様の寝姿が見える方角から見ているが、今日は裏側から。すそ野が、あんなに緩やかだったのかと気づく。
先ほど、山頂から見た地獄鼻。時刻は11時前。次の船は11:30。急ぎ足で戻れば間に合いそうだが、遅れたら、次は13:30。1時間半も待つことになる。
急ぐ旅でもないので、船は13:30にして、地獄鼻周辺を探検してみることにした。登れるのだろうか。
高見亭の前を曲がる。
道が続いている。
途中、逸れる道があったので登ってみる。門が見える。
空き家かと思ったが、**農園とあり、どなたか作業をしておられるので引き返す。
海の方に下るとT字路になる。
左に曲がって進むと、また分岐があった。
左に進むと、道の雰囲気もあるが、ここで引き返す。
分岐を右に下りると、砂利の集積地のよう。
T字路に戻り、別の方向へ。こうなると好奇心が止まらない。
神社の門のような形の建物。奥に展望所みたいなものがある。
門をくぐり、休憩所らしきもの。
先端には、灯篭が立っていた。かつて、なにか施設があったのだろう。
地獄鼻と、先ほど別方向から下りた砂利の集積地が見える。
結局、地獄鼻には登れなかったが、好奇心を満たして、港に向かう。
島の各所に、セイダカアワダチソウが咲いている。線路脇や空き地、人里離れたところに咲く秋の花。好きな花の一つ。荒涼感を醸し出す。
港にゆっくり歩いて戻る。
大カクイ島と小カクイ島。遠くに、右から、極楽寺山、先日登った野貝原山、王舎城が目印の、船倉山と高見山。
港に戻る。ゆっくりしたつもりだったが、船の時間まで、まだ1時間ある。
以前来たときはなかったが、観光案内所。似島が日本発祥の地と言われる、バームクーヘンを売っていた。
満潮の波の音を聞きながら、昼ご飯を食べる。
13:30の船で帰る。この便は似島学園に寄港するので、通常の2倍の時間、40分かかった。
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