2020年10月20日火曜日

似島<下高山> (2020.10.20)

 ずっと山が続いたので、今日は島に行くことにした。広島港のすぐ前に浮かぶ似島。このブログを始めた頃、3年前に一度訪れている。その時は、安芸小富士に登ったが、今回は、それより少し低い、南側の下高山に登って、瀬戸内海を一望する。

宇品港に行くとき、いつもはJR広島駅で広電比治山線に乗り換えることが多いが、今日は、急ぐこともないので、時間はかかるが料金の安い広電だけで向かう。

 

宇品港から見る似島の安芸小富士。フェリーは1時間に1便くらい出ている。8:30の船に乗る。片道450円、乗船時に直接支払う。


約20分で似島港に到着。ちょうど3年ぶり。


似島のマップ

似島汽船HPより)


安芸小富士の時は左に行ったが、今日は右に行き似島中学校方面に曲がる。下高山登山口の案内もあった。


郵便局を通過。


各所に、似島中学校方面の案内がある。


マップで目印にした平田商店を通過。


民家が消え坂になる。


坂を登ったところに、下高山尾根コースの案内。


まっすぐ行っても、登山口があるようだが…


引き返し、尾根コースを行くことにする。

 

尾根コースに上がる。


振り返ると、安芸小富士と広島市。


少し行くと林に入る。


なだらかな道を行く。


少し上り坂。


また平坦になり、尾根筋を行く。


また上り坂。このパターンを繰り返す。


テープ代わり?の赤い手袋。


似島中学校からの登山道との分岐合流。さきほどの車道の先に、登山口があって、ここで合流するらしい。

 

山頂に向かう。

 

途中、シダの道。


座りやすい岩があるので一休み。


このコース初めての急登。


標高200mくらいの山なので、そろそろ山頂かと思ったら…


まだ先があった。向こうに見えるのが、下高山。


見晴らしのいい場所。崖に注意。


西に厳島。


東に、峠島と絵下山。


下高山への登り。


巨岩の横を過ぎる。

 

山頂に到着。


下高山、標高203m。港を出発して50分くらいで着いた。安芸小富士を地元では、高山と呼んでいて、それより低い山という意味で、下高山と呼ぶそうだ。


展望用のベンチがある。


周辺の島を表示したパネル。8割がたは訪れている。この3年で、よく歩いた。

 

山頂から、厳島。その向こうに見えるのは王舎城。

 

安芸小富士と向こうに黄金山。


絵下山。


江田島の、クマン岳と古高山。


岩の上に立って…


木々と屋根が入るが、安芸小富士から江田島周りで、周囲をぐるり。


似島の南に突き出た半島は、地獄鼻。


小さな島は、大カクマ島(大弁天島)と小カクマ島(小弁天島)。大カクマ島には、トンネルがあるらしい。


眺望を楽しんで下山する。


下山は似島中学校に下り、島の南をあるいて港に戻る。


さっき通った似島中学校からの登山道への分岐を右へ。


真砂土になって滑りやすいので、枯れ木をトレッキングポール代わりに。


登りの尾根コースもこのコースも、とてもよく整備されていて歩きやすい。感謝。


分岐に下りる。右は似島学園方向。ここは道なりに進む。


快適な尾根道を行く。


途中で見上げた下高山。岩が露出して、違った表情。


竹林を通過。


学校のグラウンドが見えてきた。


登山口に出る。


似島中学校。生徒数40人(2019年)


中学校の裏を通り、南への坂を下ると、海が見える。


目の前に下高山。


下高山の下、島の南岸を行く。


呉を出航した海上自衛隊の艦船が通る。


江田島クマン岳。


宇根山と奥に陀峯山。


呉の灰ヶ峰も見える。3年前も、ここを歩いたが、登った山、訪れた島が増えて、いろいろ思い出しながら歩くと、景色に厚みが出る。


厳島。いつもは、仏様の寝姿が見える方角から見ているが、今日は裏側から。すそ野が、あんなに緩やかだったのかと気づく。


先ほど、山頂から見た地獄鼻。時刻は11時前。次の船は11:30。急ぎ足で戻れば間に合いそうだが、遅れたら、次は13:30。1時間半も待つことになる。

 

急ぐ旅でもないので、船は13:30にして、地獄鼻周辺を探検してみることにした。登れるのだろうか。


高見亭の前を曲がる。


道が続いている。


途中、逸れる道があったので登ってみる。門が見える。


空き家かと思ったが、**農園とあり、どなたか作業をしておられるので引き返す。

 

海の方に下るとT字路になる。


左に曲がって進むと、また分岐があった。


左に進むと、道の雰囲気もあるが、ここで引き返す。


分岐を右に下りると、砂利の集積地のよう。


T字路に戻り、別の方向へ。こうなると好奇心が止まらない。


神社の門のような形の建物。奥に展望所みたいなものがある。


門をくぐり、休憩所らしきもの。


先端には、灯篭が立っていた。かつて、なにか施設があったのだろう。


地獄鼻と、先ほど別方向から下りた砂利の集積地が見える。

 

結局、地獄鼻には登れなかったが、好奇心を満たして、港に向かう。


島の各所に、セイダカアワダチソウが咲いている。線路脇や空き地、人里離れたところに咲く秋の花。好きな花の一つ。荒涼感を醸し出す。


港にゆっくり歩いて戻る。


大カクイ島と小カクイ島。遠くに、右から、極楽寺山、先日登った野貝原山、王舎城が目印の、船倉山と高見山。


港に戻る。ゆっくりしたつもりだったが、船の時間まで、まだ1時間ある。


以前来たときはなかったが、観光案内所。似島が日本発祥の地と言われる、バームクーヘンを売っていた。


満潮の波の音を聞きながら、昼ご飯を食べる。


13:30の船で帰る。この便は似島学園に寄港するので、通常の2倍の時間、40分かかった。


0 件のコメント:

コメントを投稿