天気予報の雨マークが続きそうなので、雨の心配のない日に、こまめに出かける。今日は、周南市の熊毛にある烏帽子岳。「えぼしがだけ」と「ヶ」を入れて読むようだ。烏帽子岳という名前の山は日本各地にある。車だと、玖珂ICが近いが、今日は、このところ乗る機会の多いJR岩徳線を利用する。
8:20、JR岩徳線の高水駅を出発。
岩徳線を越えて北方向に。
高水小学校の前の橋に、ツルの装飾。八代はナベツルの渡来地として知られている。自分も幼いころ、見に来たような来ないような、あいまいな記憶がある。
新幹線高架をくぐる。
高架下に、大歳神社。今日は、ここで参拝する。
烏帽子岳登山口の案内。
登山口のある正蓮寺烏帽子公園に向かう。けっこうな登り坂。
高水駅から歩くこと約30分、公園に到着。標高はすでに200m近い。
数台停められる駐車場。車だと、ここまで来ることができる。
大将軍社の鳥居。烏帽子岳の前に大将軍山があり、そこに社がある。
山頂まで2400m。
立派な堰堤。展望台らしきものが突き出している。
T・O・I・L・E・T。これはトイレ。
休憩所。
さっき下から見た展望台。
展望台から見下ろす。
遊歩道も整備されている。
ようやく登山開始だが、「7月7日の豪雨災害により、通行できません。」。2018年の西日本豪雨のことだろうが、ネット記事を見ても、今は大丈夫。
左は、西尾根ルートへの分岐。下山コースは、まだ決めていないが、あるいは、ここに下りてくるかもしれない。
烏帽子岳登山口。新尾根コースを登る。
最初は沢に沿って。
矢印に従い、渡渉。
右は三段岩への道。直進、新尾根ルートへ。
山頂まで2000m。
石垣は城跡でなく、住居跡らしい。
分岐。詳しい、手書きの案内図がある。
コースを確認。
左は、崩壊谷。ネットで見ると登ることもできるようだが、ここは右の新尾根ルートへ。
ここから急登が続く。
木陰が幸いするが、それでも、直登なので堪える。
標高差150mくらいの急登が終わり、やっと緩やかになる。
544mピークを通過。
下り。
鞍部。左は西尾根ルートへの連結路。
登り返す。
左は、赤松ヶ平縦走路合流ルート。赤松ヶ平を経由しての下山もあるが、まだ決めかねている。
錆びているが、山頂まで750m。
沢に出る。炎天ではないが、湿度が高く、非常に蒸し暑い。ここで、顔を洗い汗を拭き、一休み。
沢沿いに進む。
山頂まで500m。
穏やかな風景と道になった。
山頂まで150m。
建物が見えてきた。
休憩所。大将軍山が近いので、ここは通過。
ここから道は緩やか。
ずっと木々に覆われたコースだったが、ここにきて、初めて視界が開ける。
大将軍山山頂に到着。
大将軍山、標高680m。
烏帽子岳大将軍の御社。
山頂からの展望。
大将軍山から烏帽子岳へ。
烏帽子岳。標高差はあまりないようだ。
少し下る。
分岐を右に。
山頂へ。
緩やかな道。
山頂に到着。
烏帽子岳、標高696.6m。高水駅からだと、標高差は600mを越えている。前半の直登急登の連続はきつかった。
烏帽子岳山頂からの展望はない。一休みして下山する。体力も回復したので、展望のいい赤松ヶ平経由で、下山することにする。
山頂下の分岐まで戻る。左は登ってきた尾根ルート。ここは直進。
八代口下山方向へ。
分岐。右が八代口下山方向。すぐ下に駐車場もあるようだ。直進する。
赤松ヶ平へ。
歩きやすい縦走路。
林道に出会う。キャンプ場がある。
林道を行く。赤松ヶ平まで500m。
途中にある、やすらぎ地蔵。
左、赤松ヶ平へ。
赤松ヶ平の展望広場に到着。
「ビュースポットやまぐち」の1つでもある。
標識のようなものは日時計か。
赤松ヶ平山頂、標高637m。
各方向に、景色の案内板が建っているが…
先日登った竜ヶ岳。雲に隠れて見えない。
笠戸島方向。見えない。
大平山、国東半島方面。見えない。
とりあえず、360度。
ここで昼ご飯。一休みする。
下山の高水駅方向。グランドは高水小学校か。
下山は、広場を横切る形で、来た方と反対側へ。
「下山 急登悪路有りますが面白いルートです 正蓮寺烏帽子公園に戻れます」。この情報は知っていた。最初、赤松ヶ平経由の下山を躊躇したのも、このためだった。でも、ここから尾根ルーまで戻るのを考えたら、こちらから下るほうがいい。
大岩。
苔むした巨石。
案内矢印とテープがを頼りに下る。
舳先岩。
たしかに急な下り。
ここは迷いやすいが、テープがある岩の横を通過。
急な下りが続く。
視界が開けたが、土砂崩れの跡。
植林帯を下る。
分岐に出る。急登だったが、悪路というほどではなかった。丁寧な矢印とテープで迷うことはなかった。
左方向。林道終点から沢を2つ渡るとのこと。
林道終点。
1つ目の沢を渡る。
2つ目の沢を渡る。
正蓮寺烏帽子公園へ。
西尾根ルートと合流。
左に登ると西尾根ルート。
直進し、369mピークの迂回路へ。
少し、道を見失ったが、矢印を発見。
迂回路を行く。
最後は急な下り。
朝、左手に見た西尾根ルートの入口に出る。
公園に下る。
途中の水場。冷たい水が気持ちいい。
休憩所に戻る。登山中、遭遇したのはウリ坊1匹。同行は、まとわりつく羽虫。
汗を拭いて一休み。
高水駅に向かう。
田植え後の稲の緑が鮮やかだ。
烏帽子岳を振り返る。
14:30、高水駅に戻るが、14時台の列車は出た後。次は16時台。岩徳線、朝夕は学生が多いが、昼間は利用者が少ないので、2時間に1便しかない。
2時間近く待つことになるので、さらに15分ほど歩いて、呼鶴温泉へ。3年前の2018年2月に一度来ている。
高水駅に戻り、16:16の列車で帰る。
今日のコース。
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